チューリップ賞2023のサインは阪神JF1着馬不在？

ウマゾーです。

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

今回は、チューリップ賞2023について考えてみたいと思います。

昨年のチューリップ賞との違い

1．阪神ジュベナイルフィリーズ1着馬不在

2．フェアリーステークス1着馬が登録

チューリップ賞2023の登録馬は17頭。

札幌2歳ステークス1着馬のドゥーラ、フェアリーステークス1着馬のキタウイングあたりが人気を集めそうですね。

参考　netkeiba

チューリップ賞は、阪神ジュベナイルフィリーズ、そして、桜花賞と同じ阪神1600ｍで行われるレース。

通常、阪神ジュベナイルフィリーズを勝った馬は、チューリップ賞あるいはデイリー杯クイーンカップを叩いて、桜花賞に出走してきます。

ただし、昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ優勝馬のリバティアイランドは、桜花賞に直接向かうようです。

過去の阪神ジュベナイルフィリーズ1着馬で、チューリップ賞あるいはデイリー杯クイーンカップに出走しないで、桜花賞に直接出走してきた馬は、2013年阪神ジュベナイルフィリーズ1着馬のレッドリヴェールと2020年阪神ジュベナイルフィリーズ1着馬のソダシの2頭。

でも、阪神ジュベナイルフィリーズ1着馬のレッドリヴェールが出走しなかった2014年チューリップ賞は、阪神ジュベナイルフィリーズ2着馬のハープスターが勝っているんですよね。

今年のチューリップ賞には、前年の阪神ジュベナイルフィリーズ2着馬のシンリョクカも登録していないので、2014年チューリップ賞は参考にならないかもしれません。

ということは、残った2021年チューリップ賞が、今年のチューリップ賞と似ていることになりますね。

では、2021年チューリップ賞の結果を見てみます。

2021年チューリップ賞（12頭立て）

1着同着　メイケイエール　牝3　54㎏　1枠1番（逆12番）武豊騎手　1人気

前走　阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神1600ｍ）3人気4着

前々走　KBS京都賞ファンタジーステークス（阪神1400ｍ・指定・馬齢）1人気1着

1着同着　エリザベスタワー　マル外　牝3　54㎏　5枠5番（逆8番）川田将雅騎手　3人気

前走　エルフィンステークス（リステッド・中京1600ｍ・特指・別定）1人気9着（1着平行）

前々走　新馬戦（阪神1600ｍ）2人気1着

3着　ストゥーティ　牝3　54㎏　2枠2番（逆11番）松山弘平騎手　4人気

前走　3歳1勝クラス・菜の花賞（中山1600ｍ）2人気3着（1着同枠）

前々走　2歳1勝クラス・こうやまき賞（中京1600ｍ）1人気3着

2021年チューリップ賞の1着馬は2頭。

そのうちの1頭は、小倉1200ｍの新馬戦と小倉2歳ステークス、阪神1400ｍのKBS京都賞ファンタジーステークスを3連勝した後、阪神ジュベナイルフィリーズで4着に敗れていたメイケイエール。

もう1頭の1着馬は、阪神1600ｍの新馬戦を2人気で勝った後、1人気でエルフィンステークスに出走し、9着に敗れていたマル外のエリザベスタワー。

3着になったストゥーティは、前走と前々走の1勝クラスで同じ着順（3着）を刻んでいた1勝馬。

2021年チューリップ賞の結果から考えると、3勝馬（キタウイング）、阪神1600ｍの勝利歴を持つ馬、前走と前々走の1勝クラスで同じ着順のアリスヴェリテあたりが気になります。

2018年にチューリップ賞は、G3からG2に昇格しましたが、G2化された2018年以降、エリザベスタワー以外の1着馬は、前走が阪神ジュベナイルフィリーズ出走の馬ばかり。

阪神ジュベナイルフィリーズ出走馬はキタウイングとドゥーラの2頭。

前走が、阪神ジュベナイルフィリーズに限定するとドゥーラしか残りません。

また、出馬表が出たら、再検討してみます。