NHKマイルカップ2026(第31回)の考察

2021年NHKマイルカップからの考察

今年の桜花賞は、阪神ジュベナイルフィリーズ1着馬のスターアニスが優勝した。

 

そして、今年の皐月賞は、ホープフルステークスを制したロブチェンがレコードで勝利している。

 

ホープフルステークスがG1に昇格された2017年以降で、ホープフルステークス覇者が翌年の皐月賞で勝利を掴んでいたのは、2019年のサートゥルナーリア、2020年のコントレイル、そして、今年のロブチェンの3頭。

 

一方、ホープフルステークスがG1に昇格された2017年以降で、阪神ジュベナイルフィリーズ1着馬が翌年の桜花賞を勝っていたケースは、2021年のソダシ、2023年のリバティアイランドといったところ。

 

ただし、2020年のホープフルステークス優勝馬のダノンザキッドは、翌年の皐月賞で1着になった エフフォーリアの同枠に配置されていた。

 

そこで、2021年のNHKマイルカップの結果から考えてみたい。

 

2021年NHKマイルカップ(18頭立て)

1着 シュネルマイスター 牡3 57㎏ 7枠15番(逆4番)ルメール騎手 2人気

2着 ソングライン 牝3 55㎏ 5枠10番(逆9番)池添謙一騎手 7人気

3着 グレナディアガーズ 牡3 57㎏ 4枠8番(逆11番)川田将雅騎手 1人気

 

2021年NHKマイルカップを勝利したのは、2人気のシュネルマイスター。

 

シュネルマイスターは、札幌1500mの2歳新馬戦、中山1600mの2歳1勝クラスのひいらぎ賞を連勝し、報知杯弥生賞ディープインパクト記念で2着になっていた馬。(皐月賞の優先出走権を獲得しながら、皐月賞に出走せず、NHKマイルカップに出走してきたサンデーレーシングが馬主の2勝馬。

 

2着になったソングラインは、東京1400mの2歳新馬戦で2着になった後、東京1600mの2歳未勝利戦で初勝利を飾り、リステッド競走の紅梅ステークス(中京1400m)で1着、桜花賞で15着(2着同枠)だったノーザンファーム生産、サンデーレーシングが馬主の2勝馬。(同枠のゴールドチャリスは最下位人気の牝馬)

 

3着になったグレナディアガーズは、3戦目の阪神1400mの2歳未勝利戦を勝った後、朝日杯フューチュリティステークスの出走して1着、中京1400mの中日スポーツ賞ファルコンステークスで2着になっていたノーザンファーム生産、サンデーレーシングが馬主の馬。

 

なお、2021年NHKマイルカップには、NHKマイルカップの優先出走権を獲得していたニュージーランドトロフィーとアーリントンカップの1~3着馬が出走していたが、3着までの馬券内には入ることができなかった。

 

2021年NHKマイルカップの結果から考えると、桜花賞の優先出走権を獲得しながら、桜花賞に出走しなかったギリーズボールは気になる。

NHKマイルカップ2026の出馬表

今年のNHKマイルカップの登録馬は25頭。

 

25頭の登録馬のうち、ストームサンダーが回避、アルデトップガン、クールデイトナ、スペルーチェ、タガノアラリア、ディールメーカー、トラスコンガーデンが除外され、18頭立てとなっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 リゾートアイランド 牡3 57.0kg 佐々木 大輔 上原 佑紀 栁田 将司
1枠 2番 ユウファラオ 牡3 57.0kg 松若 風馬 森 秀行 (株)アイテツ
2枠 3番 オルネーロ 牡3 57.0kg 津村 明秀 宮田 敬介 (有)キャロットファーム
2枠 4番 カヴァレリッツォ 牡3 57.0kg 西村 淳也 吉岡 辰弥 (有)シルクレーシング
3枠 5番 ギリーズボール 牝3 55.0kg 西塚 洸二 手塚 貴久 (有)キャロットファーム
3枠 6番 ジーネキング 牡3 57.0kg 斎藤 新 斎藤 誠 山口 雄司
4枠 7番 ダイヤモンドノット 牡3 57.0kg 川田 将雅 福永 祐一 金子真人ホールディングス(株)
4枠 8番 ローベルクランツ 牡3 57.0kg 松山 弘平 小林 真也 (有)キャロットファーム
5枠 9番 サンダーストラック 牡3 57.0kg C.ルメール 木村 哲也 (有)キャロットファーム
5枠 10番 エコロアルバ 牡3 57.0kg 横山 和生 田村 康仁 原村 正紀
6枠 11番 アドマイヤクワッズ 牡3 57.0kg 坂井 瑠星 友道 康夫 近藤 旬子
6枠 12番 アンドゥーリル 牡3 57.0kg 岩田 望来 中内田 充正 (株)社台レースホース
7枠 13番 ハッピーエンジェル 牝3 55.0kg 三浦 皇成 武市 康男 矢野 まり子
7枠 14番 バルセシート 牡3 57.0kg 北村 友一 松下 武士 (有)キャロットファーム
7枠 15番 レザベーション 牡3 57.0kg 原 優介 松下 武士 中村 伊三美
8枠 16番 アスクイキゴミ 牡3 57.0kg 戸崎 圭太 藤原 英昭 廣崎利洋HD(株)
8枠 17番 ロデオドライブ 牡3 57.0kg D.レーン 辻 哲英 吉田 勝己
8枠 18番 フクチャンショウ 牡3 57.0kg 横山 武史 加藤 征弘 福田 義明

キャロットファームは5頭出しである。

朝日杯フューチュリティステークス1着馬出走からの考察

昨年の朝日杯フューチュリティステークス1着馬のカヴァレリッツォが、NHKマイルカップに出走してきた。

 

カヴァレリッツォは、朝日杯フューチュリティステークスを勝った後、皐月賞で13着に惨敗した後、NHKマイルカップに出走してきた馬である。

 

朝日杯フューチュリティステークスで勝利した馬が、翌年の皐月賞に出走してから、NHKマイルカップに出走してきたケースは、2004年のコスモサンビーム、2006年のフサイチリシャール、2019年のアドマイヤマーズ、2024年のジャンタルマンタルといったところ。

 

ただし、フサイチリシャールが出走した2006年NHKマイルカップとジャンタルマンタルが出走した2024年NHKマイルカップには、朝日杯フューチュリティステークスの2着馬と3着馬は出走していない。

 

残ったのは、コスモサンビームが出走した2004年NHKマイルカップとアドマイヤマーズが出走した2019年NHKマイルカップ。

 

朝日杯フューチュリティステークスを勝ったコスモサンビームが出走した2004年NHKマイルカップは、1人気のキングカメハメハが1着、4人気のコスモサンビームが2着。

 

18頭立ての7枠13番に配置されたキングカメハメハは、京都1800mの新馬戦で1着、阪神2000mの2歳500万下条件戦のエリカ賞で1着、中山2000mの京成杯で3着、阪神2200mのすみれステークスで1着、阪神2000mの毎日杯で1着だったノーザンファーム生産馬。(マイルの出走がなかった4勝馬)

 

2着になったコスモサンビーム(1枠1番配置)は、3戦目の小倉1200mの2歳未勝利戦で初勝利を飾った後、小倉1200mの小倉2歳ステークスで2着、 阪神1400mのききょうステークスで1着、東京1400mの京王杯2歳ステークスで1着、中山1600mの朝日杯フューチュリティステークスで1着、中山1800mのフジテレビ賞スプリングステークスで5着、中山2000mの皐月賞で4着だった馬。(3歳の時に賞金加算がなかった朝日杯フューチュリティステークスを勝っていた4勝馬)

 

朝日杯フューチュリティステークスを勝ったアドマイヤマーズが出走した2019年NHKマイルカップは、2人気のアドマイヤマーズが1着、14人気のケイデンスコールが2着。

 

18頭立ての8枠17番に配置されたアドマイヤマーズは、中京1600mの2歳新馬戦と中京2歳ステークス、京都1600mのデイリー杯2歳ステークス、阪神1600mの朝日杯フューチュリティステークスを4連勝した後、東京1800mの共同通信杯に出走して2着、中山2000mの皐月賞に出走して4着だったノーザンファーム生産馬。

 

2着になったケイデンスコールは、アドマイヤマーズの同枠馬で、中京1600mの2歳新馬戦で2着、新潟1600mの2歳未勝利戦で1着、新潟1600mの新潟2歳ステークスで1着、阪神1600mの朝日杯フューチュリティステークスで13着、阪神1800mの毎日杯で4着だったノーザンファーム生産、サンデーレーシングが馬主の馬。

 

2004年NHKマイルカップと2019年NHKマイルカップの結果から考えると、朝日杯フューチュリティステークス1着馬、距離短縮馬、ノーザンファーム生産馬は気になる。

結論

カヴァレリッツォを軸にしてみる。

 

相手は、アンドゥーリル、アスクイキゴミ、アドマイヤクワッズ、バルセシート、ローベルクランツあたり。