天皇賞春2026(第173回)の考察

2017年天皇賞春からの考察

今年の天皇賞春には、今年の大阪杯優勝馬のクロワデュノールが登録している。

 

回避の可能性もあるが、大阪杯1着馬が同年の天皇賞春に出走してくれば、2017年以来となる。

 

というか、大阪杯自体がG1化されたのが、2017年であるのだから、大阪杯1着馬が同年の天皇賞春に出走したのは、2017年しかないのである。

 

まずは、ココから考えてみる。

 

2017年天皇賞春(3回京都4日・4月30日開催・17頭立て)

1着 キタサンブラック 牡5 58㎏ 2枠3番(逆15番)武豊騎手 1人気

2着 シュヴァルグラン 牡5 58㎏ 3枠6番(逆12番)福永祐一騎手 4人気

3着 サトノダイヤモンド 牡4 58㎏ 8枠15番(逆3番)ルメール騎手 2人気

 

2017年天皇賞春を勝利したのは、同年の大阪杯1着馬の1人気キタサンブラック。

 

キタサンブラックは、前年の天皇賞春1着になった後、宝塚記念3着、京都大賞典1着、ジャパンカップ1着、有馬記念2着、大阪杯1着の成績を残していた5歳馬。

 

キタサンブラックの同枠のスピリッツミノルは、前年11月の1600万下条件戦の比叡ステークス(京都2200m)で勝利した後、ディセンバーステークス8着、万葉ステークス3着(1着対角)、小倉大賞典8着(2着同枠)、阪神大賞典5着だったブービー人気の5歳馬。(最終賞金加算が条件戦)

 

2着になったシュヴァルグランは、前年のアルゼンチン共和国杯(58㎏斤量)を勝った後、ジャパンカップ3着、有馬記念6着、阪神大賞典2着になっていた5歳馬。(前年の天皇賞春3着馬)

 

シュヴァルグランの同枠のファタモルガーナは、前年の天皇賞春で3着同枠の7着になった後、 京都大賞典9着、ステイヤーズステークス2着、ダイヤモンドステークス7着の戦歴を刻んでいた15人気の9歳騙馬。

 

3着になったサトノダイヤモンドは、菊花賞、有馬記念、阪神大賞典を3連勝していた4歳馬。

 

2017年天皇賞春の結果から考えると、1人気の馬、大阪杯1着馬(クロワデュノール)、アルゼンチン共和国杯1着馬(ミステリーウェイ)あたりは気になる。

天皇賞春2026の出馬表

今年の天皇賞春の登録馬は16頭。

 

16頭の登録馬のうち、スティンガーグラスが回避し、15頭立てとなっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 ヴェルミセル 牝6 56.0kg 鮫島 克駿 吉村 圭司 (株)ノルマンディーサラブレッドレーシング
2枠 2番 サンライズソレイユ 牡5 58.0kg 池添 謙一 矢作 芳人 (株)ライフハウス
2枠 3番 アドマイヤテラ 牡5 58.0kg 武 豊 友道 康夫 近藤 旬子
3枠 4番 アクアヴァーナル 牝5 56.0kg 松山 弘平 四位 洋文 吉田 勝己
3枠 5番 ケイアイサンデラ せん6 58.0kg 藤懸 貴志 小林 真也 (株)ケイアイスタリオン
4枠 6番 エヒト 牡9 58.0kg 川田 将雅 森 秀行 平井 裕
4枠 7番 クロワデュノール 牡4 58.0kg 北村 友一 斉藤 崇史 (有)サンデーレーシング
5枠 8番 シンエンペラー 牡5 58.0kg 岩田 望来 矢作 芳人 藤田 晋
5枠 9番 プレシャスデイ 牡4 58.0kg 吉村 誠之助 伊坂 重信 保坂 和孝
6枠 10番 マイネルカンパーナ 牡6 58.0kg 津村 明秀 青木 孝文 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
6枠 11番 タガノデュード 牡5 58.0kg D.レーン 宮 徹 八木 良司
7枠 12番 ヘデントール 牡5 58.0kg C.ルメール 木村 哲也 (有)キャロットファーム
7枠 13番 ミステリーウェイ せん8 58.0kg 松本 大輝 小林 真也 (株)社台レースホース
8枠 14番 ホーエリート 牝5 56.0kg 戸崎 圭太 田島 俊明 吉田 晴哉
8枠 15番 ヴェルテンベルク 牡6 58.0kg 松若 風馬 宮本 博 吉田 照哉

現在のところ、1人気はクロワデュノール、2人気はアドマイヤテラ、3人気はヘデントールとなっているが、この3頭以外はオッズが2桁の馬ばかりである。

古馬G1からの考察

今年行われた古馬G1(障害を除く)は、フェブラリーステークス、高松宮記念、大阪杯の3レース。

 

根岸ステークスとプロキオンステークスの1着馬には、フェブラリーステークスの優先出走権が与えられるが、今年のフェブラリーステークスには、根岸ステークス1着馬のロードフォンスが出走していなかった。

 

今年のフェブラリーステークスを制したのは、前年のフェブラリーステークスを勝っていた
2人気のコスタノヴァ。

 

コスタノヴァは、前年のフェブラリーステークスを勝った後、地方のかしわ記念で3着、さきたま杯で11着、東京ダート1600mの武蔵野ステークスで2着(59㎏斤量)だった馬。(フェブラリーステークスの指定レースに出走せず、59㎏斤量で賞金加算していたG1馬)

 

今年のフェブラリーステークスの2着馬のウィルソンテソーロは、前年のチャンピオンズカップで2着になっていた馬。(フェブラリーステークスの指定レースに出走せず、G1のチャンピオンズカップで58㎏斤量馬として賞金加算していた馬)

 

阪急杯とオーシャンステークスの1着馬には、高松宮記念の優先出走権が与えられるが、今年の高松宮記念には、阪急杯1着馬のソンシが出走していなかった。

 

今年の高松宮記念を勝利したのは、前年の高松宮記念を勝っていた1人気のサトノレーヴ。

 

サトノレーヴは、前年の高松宮記念を勝った後、海外のチェアマンズスプリントプライズで2着、クイーンエリザベス2世ジュビリーステークスで2着(59.5㎏斤量)、スプリンターズステークスで4着、香港スプリントで9着だった馬。(高松宮記念の指定レースに出走せず、59.5㎏斤量で海外G1で2着になっていた馬)

 

今年の高松宮記念の2着馬のレッドモンレーヴは、前年11月のリステッド競走のオーロカップで2着(58.5㎏斤量)になっていた馬。(高松宮記念の指定レースに出走せず、58.5㎏斤量でオープンレースで2着になっている馬)

 

中山記念と東海テレビ杯金鯱賞の1着馬には、大阪杯の優先出走権が与えられるが、今年の大阪杯には、東海テレビ杯金鯱賞1着馬のシェイクユアハートが出走していなかった。

 

今年の大阪杯の覇者となったのは、前年の東京優駿を勝っていた1人気のクロワデュノール。

 

クロワデュノールは、東京優駿を勝った後、海外のプランスドランジュ賞で1着、凱旋門賞で14着、ジャパンカップで4着だった馬。(大阪杯の指定レースに出走せず、58㎏斤量で海外G3で1着になっていた馬)

 

今年の大阪杯2着馬のメイショウタバルは、前年の宝塚記念を勝った後、天皇賞秋6着、有馬記念13着の成績を残していた馬。((大阪杯の指定レースに出走せず、58㎏斤量で宝塚記念を勝っていた馬)

 

今年のフェブラリーステークス、高松宮記念、大阪杯の3レースは、指定レースのうち、1レースの勝ち馬が不在のレースであり、1着馬にはG1馬が座り、2着馬には非G1馬が選ばれている。

 

そして、今年の天皇賞春も、指定レースの日経賞勝ち馬のマイユニバースが不在となっている。

結論

今年の天皇賞春の出走馬で、G1馬はクロワデュノールとヘデントールの2頭。

 

この2頭が揃って、連対を外れることはないと思う。

 

そこで、クロワデュノールを軸とする。

 

相手は、ヘデントール、アクアヴァーナル、ホーエリート、ヴェルミセル、マイネルカンパーナあたり。