大阪杯2021とダービー卿チャレンジトロフィー2021の回顧

ウマゾーです。

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

 

大阪杯は、レイパパレが6連勝で覇者になりましたね。

 

2着も、6人気のモズベッロが入り、ウマゾーの見解は大外れでした!

 

まあ、準備不足もいいところでしたので、仕方ないかな。

 

今回は、大阪杯2021とダービー卿チャレンジトロフィー2021の回顧を行いたいと思います。

ダービー卿チャレンジトロフィー2021の回顧

まずは、土曜日に行われたダービー卿チャレンジトロフィー2021から。

 

ダービー卿チャレンジトロフィー2021は、ウインカーネリアンが出走取消を行ったため、出走取消戦となっていました。

 

出走取消戦は不足馬が勝つといわれていますが、まさにそのとおりの結果となっちゃいましたね。

 

ダービー卿チャレンジトロフィー2021で勝ったテルツェットは、重賞に1度も出走した経験のない馬。

 

明らかな不足馬でした。

 

このあたりが、ダービー卿チャレンジトロフィーと同じハンデ重賞の連対馬でも、日刊スポーツ賞中山金杯を勝ったヒシイグアスやローレル競馬場賞中山牝馬ステークスで2着となったロザムールと違います。

 

おそらく、出走取消前の想定では、ウインカーネリアンが1着だったのではないでしょうか。

 

ところが、そのウインカーネリアンが出走取消を行ったことで、主催者の想定が崩れ、テルツェットに変更されたということなんじゃないかな。

 

2着には、東京新聞杯2着馬のカテドラルが入りましたね。

 

ダービー卿チャレンジトロフィー2021には、登録時点では東京新聞杯1着馬のカラテがいましたが、回避した時点で、カテドラルは怪しい馬と思っていました。

 

それが、確信に変わったのが、ダービー卿チャレンジトロフィーが出走取消戦になったこと!

 

2009年にダービー卿チャレンジトロフィーは出走取消戦となっていますが、2着同枠のキャプテンベガも前々走で東京新聞杯2着となっていた馬でした。

 

3着となったボンセルヴィーソは、前年のダービー卿チャレンジトロフィー2着馬でしたが、前年のダービー卿チャレンジトロフィーは、2着と3着が同枠というゾロ目ワイド決着でした。

 

つまり、ボンセルヴィーソは、前年のダービー卿チャレンジトロフィーで3着同枠馬でもあったということ。

大阪杯2021の回顧

3強対決とマスコミが煽った大阪杯2021は、4人気のレイパパレが優勝!

 

レイパパレは、デビューしてから、すべて1人気の馬なので、何らかのサインを発している馬と思いましたが、レイパパレ自身が1着というのは、ちょっと想定外でした。

 

まあ、結果が出てから、調べてみて分かったことが、チャレンジカップ1着馬の大阪杯での実績ですね。

 

チャレンジカップは、2017年に阪神1800mの特別指定交流競走ハンデ戦から阪神2000mの特別指定交流競走別定戦に変更されています。

 

つまり、この時点で、大阪杯とチャレンジカップは同じ競馬場で、同じ距離のレースに変更されたわけです。

 

2017年以降に、チャレンジカップ1着馬が大阪杯に登場したのは、2019年のエアウィンザー、2020年のロードマイウェイ 、そして、2021年のレイパパレの3頭。

 

エアウィンザーは2019年の大阪杯で2着対角、ロードマイウェイは2020年の大阪杯で2着対角となっていることからも、明らかに、大阪杯とチャレンジカップはつながっていることになります。

 

おそらく、主催者は、2017年にチャレンジカップの設計を変更した時点で、チャレンジカップ優勝馬の大阪杯制覇を想定していたのでしょうね。

 

JRAおそるべしですね。

 

2着に入ったモズベッロは、前走までオール1人気だったアドマイヤビルゴの対角馬。

 

この結果を作りたいがために、主催者は、前走までオール1人気だったレイパパレとアドマイヤビルゴを用意したのでしょう。

 

3着に入ったコントレイルは、前哨戦の金鯱賞や中山記念に出走していなかったことが、連対できなかった理由なのでは。

 

G1馬には、縛りがあるので。

 

半面、G1馬ではないレイパパレやモズベッロには、縛りはありません。

最後に

次の日曜日には、桜花賞が行われます。

 

阪神ジュベナイルフィリーズ優勝のソダシ、阪神ジュベナイルフィリーズ2着のサトノレイナスは直行で桜花賞に出走するようですね。

 

阪神ジュベナイルフィリーズ1着馬が、ステップレースやクイーンカップを経ずに桜花賞に出走してきたケースは、2014年しかありません。

 

おそらく、2014年桜花賞が参考になるのでは。