フラワーカップ2024の出馬表
13頭が登録したフラワーカップ2024だったが、レリッシュが回避し、12頭立てとなっている。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | ヒラボクミニー | 牝3 | 55.0kg | 田辺 裕信 | 村田 一誠 | (株)平田牧場 |
2枠 | 2番 | カンティアーモ | 牝3 | 55.0kg | C.ルメール | 木村 哲也 | (有)シルクレーシング |
3枠 | 3番 | スティックバイミー | 牝3 | 55.0kg | 菅原 明良 | 伊藤 大士 | (株)ニッシンホールディングス |
4枠 | 4番 | テリオスサラ | 牝3 | 55.0kg | 石橋 脩 | 高柳 瑞樹 | 鈴木 美江子 |
5枠 | 5番 | ミアネーロ | 牝3 | 55.0kg | 津村 明秀 | 林 徹 | (有)シルクレーシング |
5枠 | 6番 | カニキュル | 牝3 | 55.0kg | 戸崎 圭太 | 菊沢 隆徳 | (有)キャロットファーム |
6枠 | 7番 | マルコタージュ | 牝3 | 55.0kg | 杉原 誠人 | 小島 茂之 | (有)社台レースホース |
6枠 | 8番 | エルフストラック | 牝3 | 55.0kg | 石川 裕紀人 | 中村 直也 | (有)サンデーレーシング |
7枠 | 9番 | ホーエリート | 牝3 | 55.0kg | 原 優介 | 田島 俊明 | 吉田 晴哉 |
7枠 | 10番 | ラビットアイ | 牝3 | 55.0kg | 横山 典弘 | 鈴木 孝志 | ライオンレースホース(株) |
8枠 | 11番 | テリオスルル | 牝3 | 55.0kg | 松岡 正海 | 田島 俊明 | 鈴木 美江子 |
8枠 | 12番 | フォーザボーイズ | 牝3 | 55.0kg | 横山 和生 | 加藤 征弘 | 平田 修 |
昨年のフラワーカップにはいなかった年明けデビュー馬が、今年は2頭いる。
2013年フラワーカップからの考察
今年のフラワーカップの出走馬は1勝馬しかいない。
1勝馬の出走しかなかったフラワーカップなんて、調べても見つけられなかった。
ただし、上位3人気以内の馬が1勝馬だった年は見つけることができた。
では、上位3人気以内の馬が1勝馬だらけだった2013年のフラワーカップの結果を見てみる。
2013年フラワーカップ(2回中山7日・14頭立て)
1着 サクラプレジール 牝3 54㎏ 3枠4番(逆11番)横山典弘騎手 2人気
前走 3歳新馬戦(東京1600m)2人気1着 三浦皇成騎手
1着同枠 レッドマニッシュ 牝3 54㎏ 内田博幸騎手 4人気
前走 3歳500万下条件戦・平場(中山1800m)5人気5着
前々走 阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神1600m)11人気14着
2着 エバーブロッサム 牝3 54㎏ 7枠11番(逆4番)戸崎圭太騎手 3人気
前走 3歳未勝利戦(中山2000m)12人気1着
前々走 2歳新馬戦(東京1600m)1人気6着
2着同枠 カラフルブラッサム 牝3 54㎏ 和田竜二騎手 1人気
前走 3歳500万下条件戦・ビオラ賞(中京2000m)1人気2着
前々走 阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神1600m)7人気5着
3着 リラコサージュ 牝3 54㎏ 4枠6番(逆9番)柴田善臣騎手 6人気
前走 3歳未勝利戦(京都ダート1400m)1人気1着(ゾロ目)
前々走 3歳未勝利戦(中京ダート1800m)2人気2着(ゾロ目)
上位3人気以内の馬が1勝馬だらけだった2013年のフラワーカップを制したのは、2月10日に行われた東京1600mの3歳新馬戦を2人気で勝ってきた非社台系のサクラプレジール。
サクラプレジールは、三浦皇成騎手から横山典弘騎手に乗り替わりの馬だった。
サクラプレジールの同枠のレッドマニッシュは、3戦目の新潟1600mの2歳未勝利戦で初勝利を挙げた後、阪神ジュベナイルフィリーズにチャレンジしたものの14着に惨敗し、中山1800mの3歳500万下条件戦でも5着に敗れていた馬。
2着になったエバーブロッサムは、東京1600mの2歳新馬戦を1人気で6着に敗れ、続く、中山2000mの3歳未勝利戦を12人気で勝ってきた社台ファーム生産馬。
エバーブロッサムの同枠のカラフルブラッサムは、小倉1800mの2歳新馬戦で初勝利を挙げた後、500万下条件を勝てずに、阪神ジュベナイルフィリーズに出走して5着、続く中京2000mの3歳500万下条件戦に出走して2着だったノーザンファーム生産の1人気の馬。
3着になったリラコサージュは、京都ダート1400mの3歳未勝利戦で初勝利を挙げた非社台系の馬。
上位3人気以内の馬が1勝馬だらけだった2013年のフラワーカップの結果から考えると、年明けに初勝利を挙げている馬、阪神ジュベナイルフィリーズに出走していた馬あたりが気になる。
結論
フラワーカップと同じ中山1800mで行われる1勝クラスのデイジー賞は、牝馬限定のレースである。
デイジー賞は、2019年までは4月に行われていたが、2020年から2月に行われるようになっている。
今年のフラワーカップには、デイジー賞2着馬のエルフストラックが出走するが、2020年以降にデイジー賞2着馬がフラワーカップに出走したのは、2020年と2023年の2回ある。
ただし、2023年のフラワーカップは、デイジー賞2着馬のゴールデンハインドだけでなく、デイジー賞1着馬のエミューが出走し、デイジー賞1着馬のエミューがフラワーカップを制している。
2020年のフラワーカップは、デイジー賞1着馬のウインマイティーは出走していないので、2020年フラワーカップは参考レースとして活用できると思う。
2020年フラワーカップは、12人気のアブレイズが1着、2着はアブレイズの同枠のレッドルレーヴ、3着は1人気の シーズンズギフトが入っている。
アブレイズは、同年の2月に行われた京都2000mの3歳新馬戦でデビューし、勝利を掴んだ非社台系の馬。
2着になったレッドルレーヴは、東京2000mの2歳新馬戦で2着、翌年の3歳未勝利戦(中山2000m)で初勝利を挙げたノーザンファーム生産馬で、ルメール騎手からヒューイットソンに乗り替わりの馬だった。
3着になったシーズンズギフトは、福島2000mの新馬戦と中山1800mの1勝クラスを連勝していたノーザンファーム生産馬で、ルメール騎手から横山典弘に乗り替わりの馬だった。
デイジー賞2着馬のナリノクリスティーは7人気10着に敗れ、連対馬の筋にもなっていないので、デイジー賞2着馬には、連対の型がないということが判る。
2020年フラワーカップから考えると、前走でルメール騎手が騎乗していた馬、年明けデビュー馬、3歳戦で初勝利を挙げた馬あたりが気になる。
さて、フラワーカップ2024の軸だが、年明けデビュー馬2頭の1頭であるヒラボクミニーを指名したい。
相手は、ミアネーロ、カニキュル、マルコタージュ、ラビットアイあたりで軽く。