函館記念2022のサインは巴賞？

ウマゾーです。

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

今回は、サマー2000シリーズ第2弾となる函館記念2022について考えてみたいと思います。

今年の函館記念は、初となる1回函館12日開催に加え、賞金増額戦となっています。

ここをどう考えるかというのが、予想するうえで、最大のポイントになってきそうですね。

函館記念2022の出走予定

函館記念2022の登録馬は18頭。

現在のところ、プレシャスブルーとモンブランテソーロが除外対象となっています。

参考　netkeiba

函館記念2022で、注目したいのが巴賞組です。

というのも、今年の巴賞は函館市市制施行100周年を記念して行われたから。

この巴賞なんですが、2012年にも函館市市制施行90周年の記念競走として行われていました。

では、巴賞が函館市市制施行90周年の記念競走として行われた2012年の函館記念の結果を見てみます。

2012年函館記念（16頭立て）

1着　トランスワープ　せん7　54㎏　2枠3番（逆14番）大野拓弥騎手　4人気

前走　福島テレビオープン（福島1800ｍ・指定・別定）1人気3着（ゾロ目決着）56㎏斤量

前々走　福島民報杯（福島2000ｍ・別定）1人気8着（2着対角）

1着同枠兼3着　ミッキーパンプキン　牡6　55㎏　池添謙一騎手　7人気

前走　巴賞（函館1800ｍ・指定・別定）3人気6着（2着対角）56㎏斤量

前々走　都大路ステークス（京都1800ｍ・カク指定・別定）3人気7着

2着　イケトップガン　牡8　52㎏　4枠8番（逆9番）丸田恭介騎手　8人気

前走　巴賞（函館1800ｍ・指定・別定）11人気5着　56㎏斤量

前々走　鳴尾記念（阪神2000ｍ・特指・別定）最下位人気7着（2着同枠）

2着同枠　トウカイパラダイス　牡5　56㎏　柴山雄一騎手　1人気

前走　巴賞（函館1800ｍ・指定・別定）2人気1着　57㎏斤量

前々走　目黒記念（東京2500ｍ・カク指定・ハンデ）7人気2着

2012年函館記念を勝ったのは、7歳騙馬の54㎏斤量のトランスワープ。

トランスワープは、2012年2月に行われた1600万下条件戦のアメジストステークス（東京2000ｍ）を勝った後、福島民報杯8着、福島テレビオープン3着の成績を残していた馬。

トランスワープの同枠馬で3着だったミッキーパンプキンは、巴賞で2着対角の6着になっていた6歳馬。

2着になったイケトップガンは、鳴尾記念で2着同枠の7着、巴賞で5着だった馬。

イケトップガンの同枠のトウカイパラダイスは、目黒記念2着馬で、巴賞も勝っていた1人気の馬。

2012年函館記念の結果を見ると、2着馬、1着同枠の3着馬、2着同枠馬が巴賞に出走していた馬となっています。

また、2着になったイケトップガンは、巴賞出走時の56㎏斤量から52㎏斤量と大幅に斤量が減っている馬でした。

2012年函館記念の結果から考えると、モンブランテソーロ、ランフォザローゼス、アイスバブルあたりは面白いかも知れません。

賞金増額戦となった2016年函館記念は、前年の函館記念で2人気に支持されたものの、8着に敗れていた6歳馬のマイネルミラノが勝っています。

マイネルミラノは、前走のエプソムカップでゾロ目決着の3着になっていた馬でした。

2016年函館記念で、2着に入ったケイティープライドは、56㎏斤量で巴賞に出走して6着に敗れていた馬でしたが、2016年函館記念では52㎏斤量と斤量の恩恵を受けていた馬でした。

そして、ケイティープライドと同じ枠に配置されていたのは、マイネルミラノと同じ馬主のマイネルフロストでした。

また、出馬表が出たら、再検討してみます。