新潟2歳ステークス2023の考察

新潟2歳ステークスの出馬表

新潟2歳ステークス2023の登録馬は14頭。

 

その登録馬14頭から、出走してきたのは12頭。

 

回避したゲンヨウサイとフルレゾンは未勝利馬。

 

というか、フルレゾンは未出走馬である。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 ホルトバージ 牡2 55.0kg 岩田 康誠 寺島 良 (株)YGGホースクラブ
2枠 2番 ヴァンヴィーヴ 牡2 55.0kg M.デムーロ 牧浦 充徳 エデンアソシエーション
3枠 3番 エンヤラヴフェイス 牡2 55.0kg 菱田 裕二 森田 直行 STレーシング
4枠 4番 ルージュスタニング 牝2 55.0kg 菅原 明良 友道 康夫 (株)東京ホースレーシング
5枠 5番 ルクスノア 牝2 55.0kg 永島 まなみ 平田 修 (株)ルクス
5枠 6番 ショウナンマヌエラ 牝2 55.0kg 石橋 脩 高野 友和 国本 哲秀
6枠 7番 ジューンテイク 牡2 55.0kg 富田 暁 武 英智 吉川 潤
6枠 8番 ニシノクラウン 牡2 55.0kg 石川 裕紀人 相沢 郁 西山 茂行
7枠 9番 シリウスコルト 牡2 55.0kg 三浦 皇成 宗像 義忠 飯田 正剛
7枠 10番 ヒヒーン 牝2 55.0kg 酒井 学 須貝 尚介 大和屋 暁
8枠 11番 クリーンエア 牡2 55.0kg 大野 拓弥 上原 博之 ゴドルフィン
8枠 12番 アスコリピチェーノ 牝2 55.0kg 北村 宏司 黒岩 陽一 (有)サンデーレーシング

 

5枠は牝馬同士の枠となっている。

負担重量からの考察

新潟2歳ステークスは、今年、負担重量が1㎏増の55㎏となった。

 

これは、2001年以来となる。

 

では、負担重量変更前年となる2000年新潟3歳ステークスと2001年新潟2歳ステークスの結果を見てみる。

 

2000年新潟3歳ステークス(中山1200m・7頭立て)

1着 ダイワルージュ 牝3 53㎏ 3枠3番(逆5番)北村宏司騎手 2人気

前走 新馬戦(福島1200m)1人気1着 52㎏

2着 リワードアンセル 牝3 53㎏ 1枠1番(逆7番)後藤浩輝騎手 1人気

前走 新馬戦(福島1200m)1人気1着 53㎏

 

2000年新潟3歳ステークスは、 新潟競馬場の改修工事により、中山1200mで7頭立てで行われた。

 

1着となったダイワルージュは、福島1200mの新馬戦を52㎏の負担重量で1人気で勝ってきた牝馬。

 

2着になったリワードアンセルは、福島1200mの新馬戦を53㎏の負担重量で1人気で勝ってきた牝馬。

 

2001年新潟2歳ステークス(新潟1400m・10頭立て)

1着 バランスオブゲーム 牡2 54㎏ 3枠3番(逆8番)木幡初広騎手 5人気

前走 新馬戦(新潟1000m)1人気1着 53㎏

2着 スターエルドラード マル外 牡2 54㎏ 4枠4番(逆7番)横山典弘騎手 1人気

前走 函館2歳ステークス(函館1200m・特指・定量)1人気2着 54㎏

前々走 新馬戦(函館1000m)1人気1着

 

新潟1400mで行われた2001年新潟2歳ステークスは、新潟1000mの新馬戦を53㎏の負担重量で1人気で勝ってきたバランスオブゲームが1着。

 

2着は、函館1000mの新馬戦を1人気で勝利し、函館2歳ステークスを54㎏の負担重量で1人気で2着になっていたスターエルドラードが入っている。

 

2000年新潟3歳ステークスと2001年新潟2歳ステークスは、共に3番の馬番に配置された馬が勝っている。

 

また、2000年新潟3歳ステークスと2001年新潟2歳ステークスで連対した4頭は、前走まで1人気だった馬となっている。

 

では、次に、負担重量変更前年となる2022年新潟2歳ステークスの結果を見てみる。

 

2022年新潟2歳ステークス(新潟1600m・11頭立て)

1着 キタウイング 牝2 54㎏ 6枠7番(逆5番)戸崎圭太騎手 4人気

前走 未勝利戦(新潟1600m)3人気1着 54㎏

前々走 新馬戦(福島1200m)8人気4着

1着同枠 タマモブラックタイ 牡2 54㎏ 角田大河騎手 7人気

前走 新馬戦(小倉1200m)6人気1着 51㎏

2着  ウインオーディン 牡2 54㎏ 7枠9番(逆3番)三浦皇成騎手 3人気

前走 未勝利戦(新潟1800m)2人気1着 54㎏

前々走 新馬戦(新潟1800m)6人気5着(1着対角)

2着同枠兼3着 シーウィザード 牡2 54㎏ 浜中俊騎手 2人気

前走 新馬戦(函館1800m)5人気1着 54㎏

 

2022年新潟2歳ステークスを制したキタウイングは、福島1200mの新馬戦を4着に敗れた後、新潟1600mの未勝利戦を勝ってきた牝馬。

 

キタウイングの同枠のタマモブラックタイは、 小倉1200mの新馬戦を51㎏斤量で勝ってきた馬。

 

2着のウインオーディンは、新潟1800mの未勝利戦を勝ってきた馬。

 

ウインオーディンの同枠のシーウィザードは、函館1800mの新馬戦を勝ってきた馬。

函館2歳ステークスからの考察

負担重量が変更された2歳重賞で、既に終了しているのは、函館2歳ステークスである。

 

函館2歳ステークスは、函館ダート1000mの新馬戦を1人気で勝ってきたゼルトザームが1着。

 

2着は、函館1200mの未勝利戦を1:11.1 のタイムで勝ってきたナナオ。

 

前年の函館2歳ステークス1着馬のブトンドールは、函館1200mの新馬戦を1:11.1 のタイムで勝ってきた馬なので、ナナオとブトンドールは、初勝利タイムが同じという共通点がみられる。

 

また、前年の函館2歳ステークスの1着馬のブトンドールと今年の函館2歳ステークスの1着馬のゼルトザームは共に8枠に配置されていた馬であった。

結論

今年の新潟2歳ステークスは、3回新潟6日に行われる。

 

過去、新潟2歳ステークスが3回新潟6日に行われたのは、2012年、2020年、2022年の3回(2021年は4回新潟6日)。

 

2012年の新潟2歳ステークスは、新潟1600mの未勝利戦を1人気で勝ったザラストロ(当日3人気)が1着、2着は新潟ダート1200mの新馬戦を1人気で勝ってきた10人気のノウレッジ。

 

2020年新潟2歳ステークスは、新潟1600mの未勝利戦を3人気で勝ったショックアクション(当日2人気)が1着、2着は東京1600mの新馬戦を4人気で勝ってきたブルーシンフォニーで、ショックアクションとブルーシンフォニーは共にゴドルフィンが馬主の馬。

 

2022年新潟2歳ステークスは、新潟1600mの未勝利戦を3人気で勝ったキタウイング(当日4人気)が1着、2着は新潟1800mの未勝利戦を2人気で勝ってきたウインオーディン。

 

この3レースから導きだされるのは、新潟1600mの未勝利戦を勝ってきた馬だが、新潟2歳ステークス2023の出走馬に、このタイプはいない。

 

新潟1600mあるいは新潟1800mで勝利しているのは、ホルトバージとクリーンエアの2頭。

 

今回は、クリーンエアを軸に指名したい。

 

相手は、ニシノクラウン、ルクスノア、アスコリピチェーノ、ルージュスタニング、ジューンテイクあたり。

 

もちろん、あなたはあなた自身で、競馬を楽しめれば良いと思う。