ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
2月6日の中京競馬は、降雪の影響で開催が危ぶまれていますよね。
まあ、開催してほしいんですが、こればかりは、お天気次第といったところでしょうか。
ただ、せっかく出馬表が出ているので、今回も、きさらぎ賞2022について考えてみたいと思います。
きさらぎ賞2022の出馬表
13頭の登録があったきさらぎ賞2022ですが、リューベックとレヴァンジルが回避し、11頭立てとなりました。
ダンテスヴューやマテンロウレオが人気を集めそうですね。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | エアアネモイ | 牡3 | 56.0kg | 福永 祐一 | 池添 学 | (株)ラッキーフィールド |
2枠 | 2番 | マテンロウレオ | 牝3 | 54.0kg | 横山 典弘 | 昆 貢 | 寺田 千代乃 |
3枠 | 3番 | ダンテスヴュー | 牡3 | 56.0kg | 川田 将雅 | 友道 康夫 | 金子真人ホールディングス(株) |
4枠 | 4番 | アスクワイルドモア | 牡3 | 56.0kg | 武 豊 | 藤原 英昭 | 廣崎利洋HD(株) |
5枠 | 5番 | ショウナンマグマ | 牡3 | 56.0kg | 吉田 豊 | 尾関 知人 | 国本 哲秀 |
6枠 | 6番 | ストロングウィル | 牡3 | 56.0kg | 松山 弘平 | 橋口 慎介 | 前田 晋二 |
6枠 | 7番 | フォースクエア | 牡3 | 56.0kg | 池添 謙一 | 池江 泰寿 | (有)キャロットファーム |
7枠 | 8番 | セルケト | 牝3 | 54.0kg | 岩田 望来 | 斉藤 崇史 | 吉田 勝己 |
7枠 | 9番 | トーセンヴァンノ | 牡3 | 56.0kg | 団野 大成 | 小桧山 悟 | 島川 隆哉 |
8枠 | 10番 | シェルビーズアイ | 牡3 | 56.0kg | 松田 大作 | 武 英智 | (有)桑田牧場 |
8枠 | 11番 | メイショウゲキリン | 牡3 | 56.0kg | 幸 英明 | 池添 兼雄 | 松本 好雄 |
きさらぎ賞2022に牝馬が出走してきましたが、牝馬が、きさらぎ賞に出走するのは2016年以来となりますね。
回避馬からのサイン
きさらぎ賞2022に登録しながら回避の道を選んだリューベックとレヴァンジル。
リューベックは、ハービンジャー産駒の2勝馬で、ダンテスヴューと同じ金子真人ホールディングスの馬です。
リューベックは、函館1800mの新馬戦を勝利した後、札幌2歳ステークスで6着に敗退、そして、年明けの中京2000mのリステッド競走である若駒ステークスで2勝目を挙げていたノーザンファーム生産馬。
一方、レヴァンジルはドゥラメンテ産駒の1勝馬で、サンデーレーシングの所有馬です。
レヴァンジルは、新潟1800mの新馬戦で3着に敗れた後、中山2000mの未勝利戦で初勝利を挙げ、中山2000mの3歳1勝クラスで2着に敗れていたノーザンファーム生産馬。
つまり、この2頭は、ノーザンファーム生産馬であり、年明けのレースに出走していた馬ということになります。
ということは、ノーザンファーム生産馬、あるいは年明けのレースに出走していた馬に注意が必要ということでしょう。
ノーザンファーム生産馬は、ダンテスヴュー、フォースクエア、セルケトの3頭。
年明けのレースに出走していた馬は、セルケト、トーセンヴァンノ、メイショウゲキリンの3頭。
日刊スポーツ賞シンザン記念と京成杯からのサイン
今年、賞金増額となったきさらぎ賞!
きさらぎ賞と1着賞金同額の日刊スポーツ賞シンザン記念と京成杯も、きさらぎ賞と同様に賞金増額となっています。
では、賞金増額となった日刊スポーツ賞シンザン記念と京成杯の結果を見てみます。
2022年日刊スポーツ賞シンザン記念(中京1600m・15頭立て)
1着 マテンロウオリオン 牡3 56㎏ 6枠10番(逆6番)横山典弘騎手 4人気
ダイワメジャー産駒 馬主 寺田千代乃 昆貢厩舎
前走 1勝クラス・万両賞(阪神1400m)6人気1着
前々走 新馬戦(阪神1600m)2人気2着
1着同枠 デルマグレムリン 牡3 56㎏ 武豊騎手 9人気
ディーマジェスティ産駒 馬主 浅沼廣幸 五十嵐忠男厩舎
前走 未勝利戦(阪神1600m)13人気1着
前々走 新馬戦(阪神1600m)9人気6着(1着対角)
2着 ソリタリオ 牡3 56㎏ 2枠3番(逆13番)C.デムーロ騎手 2人気
モーリス産駒 馬主 サンデーレーシング 西村真幸厩舎
前走 1勝クラス・こうやまき賞(中京1600m)1人気1着
前々走 未勝利戦(新潟1600m)1人気1着
2着同枠 ラスール 牝3 54㎏ ルメール騎手 1人気
キタサンブラック産駒 馬主 シルクレーシング 藤沢和雄厩舎
前走 新馬戦(東京1600m)1人気1着
3着 レッドベルアーム 牡3 56㎏ 5枠9番(逆7番)3人気3着
ハーツクライ産駒 馬主 東京ホースレーシング 藤原英昭厩舎
前走 東京スポーツ杯2歳ステークス(東京1800m・指定・馬齢)2人気5着
前々走 新馬戦(阪神1800m)1人気1着
2022年日刊スポーツ賞シンザン記念で1着となったのは、新馬戦で2着に敗れた後、上級戦である1勝クラスの万両賞を勝っていたマテンロウオリオン。
マテンロウオリオンの同枠のデルマグレムリンは、阪神1600mの新馬戦で1着対角、阪神1600mの未勝利戦で1着だった馬。
2着になったソリタリオは、新潟1600mの未勝利戦1着、1勝クラスのこうやまき賞で1着と左回り連勝歴のある馬。
ソリタリオの同枠のラスールは、東京1600mの新馬戦を勝っていた1人気の牝馬。
3着になったレッドベルアームは、G2に昇格した東京スポーツ杯2歳ステークスで5着歴のある馬。
2022年京成杯(中山2000m・16頭立て)
1着 オニャンコポン 牡3 56㎏ 5枠10番(逆7番)菅原明良騎手 6人気
エイシンフラッシュ産駒 馬主 田原邦男 小島茂之厩舎
前走 ホープフルステークス(中山2000m)6人気11着
前々走 1勝クラス・百日草特別(東京2000m)4人気1着
1着同枠 オディロン 牡3 56㎏ 大野拓弥騎手 15人気
キタサンブラック産駒 馬主 橋元勇氣 浜田多実雄厩舎
前走 JBC2歳優駿(門別ダート1800m)6人気4着
前々走 未勝利戦(中京ダート1800m)5人気1着
2022年京成杯で優勝したのは、中山2000mの新馬戦と東京2000mの1勝クラスの百日草特別を連勝し、2歳G1のホープフルステークスで11着に惨敗していたオニャンコポン。
オニャンコポンの同枠のオディロンは、中京ダート1800mの未勝利戦で初勝利を挙げた後、地方競馬のJBC2歳優駿に出走していた馬。
賞金増額となった日刊スポーツ賞シンザン記念と京成杯の結果から考えると、マテンロウオリオンに近いトーセンヴァンノは気になります。
最後に
増額戦という観点で考えれば、トーセンヴァンノが入った7枠が気になるところ。
そこで、セルケト(トーセンヴァンノ)を軸にしてみます。
相手は、ストロングウィル、マテンロウレオ、ダンテスヴュー、ショウナンマグマあたりに軽く流してみます。