読売マイラーズカップ1着馬不在からの考察
読売マイラーズカップを勝ったアドマイヤズームは、安田記念に登録したものの、回避するらしい。
馬齢表記変更後の2001年以降で、読売マイラーズカップ1着馬が同年の安田記念に出走しなかったのは、2008年と2016年。
まずは、この2年から考えてみたい。
2008年安田記念(18頭立て)
1着 ウオッカ 牝4 56㎏ 3枠5番(逆14番)岩田康誠騎手 2人気
2着 アルマダ 外国馬 せん7 58㎏ 8枠16番(逆3番)ホワイト騎手 5人気
3着 エイシンドーバー マル外 牡6 58㎏ 2枠3番(逆16番)福永祐一騎手 9人気
2008年安田記念を制したのは、2人気の4歳牝馬のウオッカ。
ウオッカは、2006年阪神ジュベナイルフィリーズと2007年東京優駿を勝っているG1馬で、ドバイデューティーフリー4着、ヴィクトリアマイル2着からの安田記念制覇だった。
ウオッカの同枠馬のオーシャンエイプスは、前走で京都1800mのオープンレースのオーストラリアトロフィーを勝ってきた4歳馬。
2着になったアルマダは、2007年スチュワーズカップ(香港G1)を勝っている馬で、前走は、香港G1のチャンピオンズマイルで2着になっていた。
アルマダの同枠馬は、スズカフェニックスとドリームジャーニーの2頭。
スズカフェニックスは、2007年高松宮記念を勝っていたG1馬、ドリームジャーニーは2006年朝日杯フューチュリティステークスを勝利していたG1馬だった。
3着になったエイシンドーバーは、アルマダの対角配置馬で、前々走の中山記念で2着、前走の読売マイラーズカップで3着になっていた。
2016年安田記念(12頭立て)
1着 ロゴタイプ 牡6 58㎏ 5枠6番(逆7番)田辺裕信騎手 8人気
2着 モーリス 牡5 58㎏ 6枠8番(逆5番)ベリー騎手 1人気
3着 フィエロ 牡7 58㎏ 7枠10番(逆3番)内田博幸騎手 6人気
2016年安田記念の覇者となったのは、8人気の6歳馬ロゴタイプ。
ロゴタイプは、2012年朝日杯フューチュリティステークスと2013年皐月賞を勝っていたG1馬で、前走はダービー卿チャレンジトロフィー(58㎏斤量)で2着になっていた。
ロゴタイプの同枠のコンテントメントは、3走前にクイーンズシルバージュビリーカップ(香港G1)を勝っていたG1馬。
2着になったモーリスは、前年の安田記念、マイルチャンピオンシップ、香港マイル、同年のチャンピオンズマイルを勝っていたG1馬。
モーリスの同枠のサトノアラジンは、前走で京王杯スプリングカップ(56㎏斤量)を勝ってきた馬。
3着になったフィエロは、前年のマイルチャンピオンシップで2着になっていた馬。
2008年と2016年の安田記念の結果からは、G1馬、外国人騎手の騎乗馬が気になる。
安田記念2026の出馬表
今年の安田記念の登録馬は20頭。
20頭の登録馬のうち、アスクイキゴミ、アドマイヤズーム、セフィロが回避し、17頭立てとなっている。
| 枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
| 1枠 | 1番 | レーベンスティール | 牡6 | 58.0kg | 戸崎 圭太 | 田中 博康 | (有)キャロットファーム |
| 1枠 | 2番 | ロングラン | せん8 | 58.0kg | F.ゴンサルベス | 和田 勇介 | 梅澤 明 |
| 2枠 | 3番 | 牡5 | 58.0kg | 菅原 明良 | 吉村 圭司 | ゴドルフィン | |
| 2枠 | 4番 | シックスペンス | 牡5 | 58.0kg | 武 豊 | 田中 博康 | (有)キャロットファーム |
| 3枠 | 5番 | サクラトゥジュール | せん9 | 58.0kg | 佐々木 大輔 | 堀 宣行 | (株)さくらコマース |
| 3枠 | 6番 | ステレンボッシュ | 牝5 | 56.0kg | D.レーン | 宮田 敬介 | 吉田 勝己 |
| 4枠 | 7番 | スズハローム | 牡6 | 58.0kg | 藤懸 貴志 | 牧田 和弥 | 森 達郎 |
| 4枠 | 8番 | シャンパンカラー | 牡6 | 58.0kg | 岩田 康誠 | 田中 剛 | 青山 洋一 |
| 5枠 | 9番 | ウォーターリヒト | 牡5 | 58.0kg | 高杉 吏麒 | 石橋 守 | 山岡 正人 |
| 5枠 | 10番 | 牡4 | 58.0kg | 岩田 望来 | 堀 宣行 | 西川 光一 | |
| 6枠 | 11番 | ワールズエンド | 牡5 | 58.0kg | 津村 明秀 | 池添 学 | (有)キャロットファーム |
| 6枠 | 12番 | シリウスコルト | 牡5 | 58.0kg | 横山 和生 | 田中 勝春 | 飯田 正剛 |
| 7枠 | 13番 | セイウンハーデス | 牡7 | 58.0kg | 幸 英明 | 橋口 慎介 | 西山 茂行 |
| 7枠 | 14番 | ガイアフォース | 牡7 | 58.0kg | 横山 武史 | 杉山 晴紀 | KRジャパン |
| 8枠 | 15番 | ドラゴンブースト | 牡4 | 58.0kg | 丹内 祐次 | 藤野 健太 | 水谷 美穂 |
| 8枠 | 16番 | パンジャタワー | 牡4 | 58.0kg | 松山 弘平 | 橋口 慎介 | (株)Deep Creek |
| 8枠 | 17番 | トロヴァトーレ | 牡5 | 58.0kg | C.ルメール | 鹿戸 雄一 | (有)サンデーレーシング |
母の父がゼンノロブロイのワールズエンドとシリウスコルトが6枠に集められている。
農林水産省賞典からの考察
安田記念は、1着馬に農林水産大臣賞が贈られるレースである。
今年行われた農林水産省賞典のレースは、京都記念、愛知杯、中山グランドジャンプ、目黒記念。
2026年京都記念(12頭立て)
1着 ジューンテイク 牡5 57㎏ 8枠12番(逆1番)藤岡佑介騎手 6人気 武英智厩舎 キズナ産駒
1着同枠 マイネルクリソーラ 牡7 57㎏ 幸英明騎手 10人気
2着 エリキング 牡4 57㎏ 5枠6番(逆7番)川田将雅騎手 1人気 キズナ産駒
2026愛知杯(18頭立て)
1着 アイサンサン 牝4 55㎏ 8枠18番(逆1番)幸英明騎手 12人気 キズナ産駒
2着 ソルトクィーン 牝5 55㎏ 4枠8番(逆11番)富田暁騎手 5人気 武英智厩舎
2026年中山グランドジャンプ(10頭立て)
1着 エコロデュエル 牡7 63㎏ 6枠6番(逆5番)草野太郎騎手 1人気
2着 ディナースタ 牡7 63㎏ 8枠10番(逆1番)高田潤騎手 3人気 ドゥラメンテ産駒
2026年目黒記念(14頭立て)
1着 ファイアンクランツ 牡4 56㎏ 3枠4番(逆11番)レーン騎手 3人気 ドゥラメンテ産駒 サンデーレーシングが馬主
1着同枠 ボーンディスウェイ 牡7 57㎏ 松山弘平騎手 13人気 ハーツクライ産駒
2着 ウィクトルウェルス 牡4 57㎏ 4枠6番(逆9番)ルメール騎手 1人気 リアルスティール産駒
2着同枠 ギャンブルルーム 牡5 55㎏ 幸英明騎手 8人気 キズナ産駒 サンデーレーシングが馬主
中山グランドジャンプ以外は、幸英明騎手のいる枠の馬が連対している。
また、中山グランドジャンプ以外は、キズナ産駒の馬がいる枠が連対している。
結論
土曜日の東京メインの麦秋ステークスは、ディー騎手が騎乗した2人気のメリディアンスターが1着だった。
メリディアンスターの前走は、東京ダート1400mの立川特別で、このレースは今年、WIN5の土曜日通年化にともない、WIN5の対象レースになったレースである。
メリディアンスターは、今年の立川特別を勝っていた馬で、WIN5の対象レースになった麦秋ステークスの1着馬にふさわしかったのだろう。
さて、今年の安田記念出走馬で、今年、WIN5の土曜日通年化にともない、WIN5の対象レースになったレースを勝った馬が2頭いる。
エプソムカップを勝ってきたトロヴァトーレと京王杯スプリングカップを勝ってきたワールズエンドである。
そこで、トロヴァトーレ(ワールズエンド)を軸にしてみる。
相手は、ガイアフォース、セイウンハーデス、パンジャタワー、シャンパンカラー、ルクソールカフェあたり。





