安田記念2026(第76回)の考察

読売マイラーズカップ1着馬不在からの考察

読売マイラーズカップを勝ったアドマイヤズームは、安田記念に登録したものの、回避するらしい。

 

馬齢表記変更後の2001年以降で、読売マイラーズカップ1着馬が同年の安田記念に出走しなかったのは、2008年と2016年。

 

まずは、この2年から考えてみたい。

 

2008年安田記念(18頭立て)

1着 ウオッカ 牝4 56㎏ 3枠5番(逆14番)岩田康誠騎手 2人気

2着 アルマダ  外国馬 せん7 58㎏ 8枠16番(逆3番)ホワイト騎手 5人気

3着 エイシンドーバー マル外 牡6 58㎏ 2枠3番(逆16番)福永祐一騎手 9人気

 

2008年安田記念を制したのは、2人気の4歳牝馬のウオッカ。

 

ウオッカは、2006年阪神ジュベナイルフィリーズと2007年東京優駿を勝っているG1馬で、ドバイデューティーフリー4着、ヴィクトリアマイル2着からの安田記念制覇だった。

 

ウオッカの同枠馬のオーシャンエイプスは、前走で京都1800mのオープンレースのオーストラリアトロフィーを勝ってきた4歳馬。

 

2着になったアルマダは、2007年スチュワーズカップ(香港G1)を勝っている馬で、前走は、香港G1のチャンピオンズマイルで2着になっていた。

 

アルマダの同枠馬は、スズカフェニックスとドリームジャーニーの2頭。

 

スズカフェニックスは、2007年高松宮記念を勝っていたG1馬、ドリームジャーニーは2006年朝日杯フューチュリティステークスを勝利していたG1馬だった。

 

3着になったエイシンドーバーは、アルマダの対角配置馬で、前々走の中山記念で2着、前走の読売マイラーズカップで3着になっていた。

 

2016年安田記念(12頭立て)

1着 ロゴタイプ 牡6 58㎏ 5枠6番(逆7番)田辺裕信騎手 8人気

2着 モーリス 牡5 58㎏ 6枠8番(逆5番)ベリー騎手 1人気

3着 フィエロ 牡7 58㎏ 7枠10番(逆3番)内田博幸騎手 6人気

 

2016年安田記念の覇者となったのは、8人気の6歳馬ロゴタイプ。

 

ロゴタイプは、2012年朝日杯フューチュリティステークスと2013年皐月賞を勝っていたG1馬で、前走はダービー卿チャレンジトロフィー(58㎏斤量)で2着になっていた。

 

ロゴタイプの同枠のコンテントメントは、3走前にクイーンズシルバージュビリーカップ(香港G1)を勝っていたG1馬。

 

2着になったモーリスは、前年の安田記念、マイルチャンピオンシップ、香港マイル、同年のチャンピオンズマイルを勝っていたG1馬。

 

モーリスの同枠のサトノアラジンは、前走で京王杯スプリングカップ(56㎏斤量)を勝ってきた馬。

 

3着になったフィエロは、前年のマイルチャンピオンシップで2着になっていた馬。

 

2008年と2016年の安田記念の結果からは、G1馬、外国人騎手の騎乗馬が気になる。

安田記念2026の出馬表

今年の安田記念の登録馬は20頭。

 

20頭の登録馬のうち、アスクイキゴミ、アドマイヤズーム、セフィロが回避し、17頭立てとなっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 レーベンスティール 牡6 58.0kg 戸崎 圭太 田中 博康 (有)キャロットファーム
1枠 2番 ロングラン せん8 58.0kg F.ゴンサルベス 和田 勇介 梅澤 明
2枠 3番 オフトレイル 牡5 58.0kg 菅原 明良 吉村 圭司 ゴドルフィン
2枠 4番 シックスペンス 牡5 58.0kg 武 豊 田中 博康 (有)キャロットファーム
3枠 5番 サクラトゥジュール せん9 58.0kg 佐々木 大輔 堀 宣行 (株)さくらコマース
3枠 6番 ステレンボッシュ 牝5 56.0kg D.レーン 宮田 敬介 吉田 勝己
4枠 7番 スズハローム 牡6 58.0kg 藤懸 貴志 牧田 和弥 森 達郎
4枠 8番 シャンパンカラー 牡6 58.0kg 岩田 康誠 田中 剛 青山 洋一
5枠 9番 ウォーターリヒト 牡5 58.0kg 高杉 吏麒 石橋 守 山岡 正人
5枠 10番 ルクソールカフェ 牡4 58.0kg 岩田 望来 堀 宣行 西川 光一
6枠 11番 ワールズエンド 牡5 58.0kg 津村 明秀 池添 学 (有)キャロットファーム
6枠 12番 シリウスコルト 牡5 58.0kg 横山 和生 田中 勝春 飯田 正剛
7枠 13番 セイウンハーデス 牡7 58.0kg 幸 英明 橋口 慎介 西山 茂行
7枠 14番 ガイアフォース 牡7 58.0kg 横山 武史 杉山 晴紀 KRジャパン
8枠 15番 ドラゴンブースト 牡4 58.0kg 丹内 祐次 藤野 健太 水谷 美穂
8枠 16番 パンジャタワー 牡4 58.0kg 松山 弘平 橋口 慎介 (株)Deep Creek
8枠 17番 トロヴァトーレ 牡5 58.0kg C.ルメール 鹿戸 雄一 (有)サンデーレーシング

母の父がゼンノロブロイのワールズエンドとシリウスコルトが6枠に集められている。

農林水産省賞典からの考察

安田記念は、1着馬に農林水産大臣賞が贈られるレースである。

 

今年行われた農林水産省賞典のレースは、京都記念、愛知杯、中山グランドジャンプ、目黒記念。

 

2026年京都記念(12頭立て)

1着 ジューンテイク 牡5 57㎏ 8枠12番(逆1番)藤岡佑介騎手 6人気 武英智厩舎 キズナ産駒

1着同枠 マイネルクリソーラ 牡7 57㎏ 幸英明騎手 10人気

2着 エリキング 牡4 57㎏ 5枠6番(逆7番)川田将雅騎手 1人気 キズナ産駒

 

2026愛知杯(18頭立て)

1着 アイサンサン 牝4 55㎏ 8枠18番(逆1番)幸英明騎手 12人気 キズナ産駒

2着 ソルトクィーン 牝5 55㎏ 4枠8番(逆11番)富田暁騎手 5人気 武英智厩舎

 

2026年中山グランドジャンプ(10頭立て)

1着 エコロデュエル 牡7 63㎏ 6枠6番(逆5番)草野太郎騎手 1人気

2着 ディナースタ 牡7 63㎏ 8枠10番(逆1番)高田潤騎手 3人気 ドゥラメンテ産駒

 

2026年目黒記念(14頭立て)

1着 ファイアンクランツ 牡4 56㎏ 3枠4番(逆11番)レーン騎手 3人気 ドゥラメンテ産駒 サンデーレーシングが馬主

1着同枠 ボーンディスウェイ 牡7 57㎏ 松山弘平騎手 13人気 ハーツクライ産駒

2着 ウィクトルウェルス 牡4 57㎏ 4枠6番(逆9番)ルメール騎手 1人気 リアルスティール産駒

2着同枠 ギャンブルルーム 牡5 55㎏ 幸英明騎手 8人気 キズナ産駒 サンデーレーシングが馬主

 

中山グランドジャンプ以外は、幸英明騎手のいる枠の馬が連対している。

 

また、中山グランドジャンプ以外は、キズナ産駒の馬がいる枠が連対している。

結論

土曜日の東京メインの麦秋ステークスは、ディー騎手が騎乗した2人気のメリディアンスターが1着だった。

 

メリディアンスターの前走は、東京ダート1400mの立川特別で、このレースは今年、WIN5の土曜日通年化にともない、WIN5の対象レースになったレースである。

 

メリディアンスターは、今年の立川特別を勝っていた馬で、WIN5の対象レースになった麦秋ステークスの1着馬にふさわしかったのだろう。

 

さて、今年の安田記念出走馬で、今年、WIN5の土曜日通年化にともない、WIN5の対象レースになったレースを勝った馬が2頭いる。

 

エプソムカップを勝ってきたトロヴァトーレと京王杯スプリングカップを勝ってきたワールズエンドである。

 

そこで、トロヴァトーレ(ワールズエンド)を軸にしてみる。

 

相手は、ガイアフォース、セイウンハーデス、パンジャタワー、シャンパンカラー、ルクソールカフェあたり。