ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、金鯱賞2023について考えてみたいと思います。
金鯱賞2023の出走予定
金鯱賞2023の登録馬は13頭。
前年の大阪杯1着馬のポタジェが登録してきましたね。
| 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
| 1 | アラタ | 牡6 | 57.0kg | 横山 典弘 | 和田 勇介 |
| 2 | ヴェローチェオロ | 牡5 | 57.0kg | 秋山 真一郎 | 須貝 尚介 |
| 3 | グランオフィシエ | 牡5 | 57.0kg | 坂井 瑠星 | 久保田 貴士 |
| 4 | ディープモンスター | 牡5 | 57.0kg | 団野 大成 | 池江 泰寿 |
| 5 | バイオスパーク | 牡8 | 57.0kg | 浜田 多実雄 | |
| 6 | ハヤヤッコ | 牡7 | 57.0kg | 幸 英明 | 国枝 栄 |
| 7 | フェーングロッテン | 牡4 | 57.0kg | 松若 風馬 | 宮本 博 |
| 8 | プログノーシス | 牡5 | 57.0kg | 川田 将雅 | 中内田 充正 |
| 9 | ポタジェ | 牡6 | 59.0kg | 岩田 望来 | 友道 康夫 |
| 10 | マリアエレーナ | 牝5 | 55.0kg | 松山 弘平 | 吉田 直弘 |
| 11 | ヤマニンサルバム | 牡4 | 57.0kg | 浜中 俊 | 中村 直也 |
| 12 | ルビーカサブランカ | 牝6 | 55.0kg | 西村 淳也 | 須貝 尚介 |
| 13 | ワンダフルタウン | 牡5 | 57.0kg | 和田 竜二 | 高橋 義忠 |
参考 netkeiba
増量馬出走からのサイン
金鯱賞は、2017年に大阪杯がG1に昇格したことにともない、大阪杯の指定レースになるため、12月から3月に日程移動させられたレースです。
そして、2017年以降、毎年のように増量馬が出走していますが、同じ増量馬でも、1㎏斤量増の馬もいれば、2㎏斤量増の馬もいます。
今年の金鯱賞は、登録段階ですが、2㎏斤量増のポタジェが出走予定になっていますので、出走構成としては、2020年と2022年が近いと思われます。
では、2020年と2022年の金鯱賞の結果を見てみます。
2020年金鯱賞（12頭立て）
1着 サートゥルナーリア 牡4 58㎏ 5枠6番（逆7番）ルメール騎手 1人気
前走 有馬記念（中山2500m）3人気2着
前々走 天皇賞(秋)（東京2000ｍ）2人気6着（2着同枠）
1着同枠 サトノガーネット 牝5 54㎏ 岩田望来騎手 5人気
前走 日経新春杯（京都2400ｍ・特指・ハンデ）7人気6着（2着対角）
前々走 中日新聞杯（中京2000ｍ・特指・ハンデ）8人気1着
2着 サトノソルタス 牡5 56㎏ 6枠8番（逆5番）藤岡康太騎手 8人気
前走 中日新聞杯（中京2000ｍ・特指・ハンデ）5人気5着（1着対角）
前々走 3勝クラス・ノベンバーステークス（東京2000ｍ）3人気1着
2着同枠 ギベオン 牡5 56㎏ 福永祐一騎手 7人気
前走 日刊スポーツ賞中山金杯（中山2000ｍ・特指・ハンデ）4人気10着
前々走 チャレンジカップ（阪神2000ｍ・特指・別定）1人気9着
3着 ダイワキャグニー 牡6 56㎏ 4枠4番（逆9番）内田博幸騎手 6人気
前走 白富士ステークス（リステッド・東京2000ｍ・特指・別定）1人気7着
前々走 ジャパンカップ（東京2400ｍ）14人気6着
2020年金鯱賞を制したサートゥルナーリアは、前年の皐月賞を勝っていた4歳の増量馬。（基本負担重量＋2kg負担増の馬）
サートゥルナーリアの同枠のサトノガーネットは、金鯱賞と同じ中京2000ｍに設計されているハンデ重賞の中日新聞杯で1着になっていた5歳牝馬。
2着になったサトノソルタスは、サトノガーネットと同じサトミホースカンパニーが馬主の馬で、東京2000ｍの3勝クラスを勝った後、中日新聞杯に出走し、1着になったサトノガーネットの対角配置になっていた馬。
サトノソルタスの同枠のギベオンは、2018年の中日新聞杯1着馬。
3着になったダイワキャグニーは、東京2000ｍのリステッド競走のオクトーバーステークスを勝っていた馬。
2022年金鯱賞（13頭立て）
1着 ジャックドール 牡4 56㎏ 3枠3番（逆11番）藤岡佑介騎手 1人気
前走 白富士ステークス（リステッド・東京2000ｍ・特指・別定）1人気1着（ゾロ目決着）
前々走 3勝クラス・ウェルカムステークス（東京2000ｍ）3人気1着（ゾロ目決着）
2着 レイパパレ 牝5 56㎏ 7枠10番（逆4番）川田将雅騎手 2人気
前走 香港カップ（香港2000ｍ）6着
前々走 エリザベス女王杯（阪神2200ｍ）1人気6着
2着同枠 ステラリア 牝4 54㎏ M.デムーロ騎手 6人気
前走 エリザベス女王杯（阪神2200ｍ）7人気2着
前々走 秋華賞（阪神2000ｍ）9人気6着
3着 アカイイト 牝5 55㎏ 5枠6番（逆8番）幸英明騎手 5人気
前走 有馬記念（中山2500m）6人気7着
前々走 エリザベス女王杯（阪神2200ｍ）10人気1着
2022年金鯱賞を勝利したジャックドールは、東京2000ｍの3勝クラスのウェルカムステークスをゾロ目で勝った後、東京2000ｍの別定戦の白富士ステークスもゾロ目で勝っていた4歳馬。（東京2000ｍ連続1着歴を持つ馬）
2着になったレイパパレは、前年の大阪杯1着馬で、前々走のエリザベス女王杯と前走の香港カップで同じ着順を刻んでいた5歳の増量馬。（基本負担重量＋2kg負担増の馬）
レイパパレの同枠のステラリアは、前年のエリザベス女王杯で2着になっている4歳牝馬。
3着になったアカイイトは、前年のエリザベス女王杯を勝っている5歳の増量馬。（基本負担重量＋1kg負担増の馬）
2㎏斤量増の増量馬が出走した2020年と2022年の金鯱賞の結果から考えると、前年の大阪杯1着馬のポタジェ、中京連続1着歴を持つヤマニンサルバムあたりは気になります。
最後に
大阪杯のステップレースになっているのは、金鯱賞と中山記念の2レース。
中山記念は、2021年の中山記念でも1着になっているヒシイグアスが勝っていますが、ヒシイグアスの同枠には、前年の秋華賞を勝利しているスタニングローズがいました。
スタニングローズの戦歴で光っていたのは、フラワーカップ1着歴だと思います。
ならば、金鯱賞でも同じことをやってくるかもしれません。
出馬表が出たら、再考してみたいと思います。
