アルゼンチン共和国杯2021などの回顧をやってみた!

ウマゾーです。

 

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

 

ブリーダーズカップフィリー&メアターフでラヴズオンリーユー、ブリーダーズカップディスタフでマルシュロレーヌが優勝したそうですね。

 

ラヴズオンリーユーもマルシュロレーヌもノーザンファーム生産の矢作芳人厩舎が管理している馬ということになりますね。

 

関係者の方、おめでとうございます。

 

さて、この土日は中央競馬で4レースの重賞が組まれていました。

 

特に土曜日に行われた2歳重賞のうち、京王杯2歳ステークスは、白旗をあげるしかありません。

 

でも、4レースの重賞の結果を振り返ると、よくできていると思います。

 

今回は、土日に行われた4重賞の回顧を行いたいと思います。

KBS京都賞ファンタジーステークス2021の回顧

KBS京都賞ファンタジーステークス2021は、2人気のウォーターナビレラが1着!

 

新馬戦や未勝利戦あるいは2歳重賞やオープンレースを前走で走っていた出走馬が多い中、ウォーターナビレラが前走で走っていたのは、牝馬限定の1勝クラスのサフラン賞。

 

サフラン賞は、中山1600mで行われる1勝クラスのレースで、ココを勝った馬は同じ1600mのアルテミスステークスや阪神ジュベナイルフィリーズに向かう馬が多いイメージがあります。

 

ただ、1600mのアルテミスステークスではなく、1400mのKBS京都賞ファンタジーステークスを選んだということを、もう少し考えるべきだったのでしょうね。

 

2着に入ったナムラクレアは、KBS京都賞ファンタジーステークス2021に出走している馬の中で、唯一、阪神1400mを走っていたママコチャの対角配置馬。

 

ママコチャは、デビュー戦の阪神1400mの新馬戦で2着対角、阪神1400mの未勝利戦で1着と阪神1400m開催のKBS京都賞ファンタジーステークスで型を持っている馬!

 

ママコチャが連対しなければ、筋が走るのは自然な流れでしょう。

 

まあ、ママコチャ自身も3着に入っているので、最低限のご褒美はもらえたと思います。

京王杯2歳ステークス2021の回顧

京王杯2歳ステークス2021は、8人気のキングエルメスが1着になっています。

 

これは、正直むずかしいです。

 

だって、クローバー賞の5着馬で、連対馬の筋にもなっていないんだから。

 

でも、キングエルメスの筋を追っていくと、平行配置のコラリンにぶつかります。

 

コラリンは、京王杯2歳ステークス2021で1人気に支持された馬ですが、1200mと1000mしか走っていない不足馬。

 

ただし、京王杯2歳ステークス2021を含め、オール1人気に支持されていた馬なので、型は持っていたということになります。

 

2着になったトウシンマカオは、母の父がスペシャルウィーク同士で組まれた枠の馬。

 

1着になったキングエルメスも、母の父がスペシャルウィークなんですよね。

 

3着になったラブリイユアアイズは、キングエルメスが5着に敗れたクローバー賞の1着馬。

 

キングエルメスはクローバー賞で1人気になっていたので、今回はクローバー賞1着馬ではなく、クローバー賞1人気馬を起用したということ!

アルゼンチン共和国杯2021の回顧

アルゼンチン共和国杯2021は、1人気のオーソリティが連覇を達成!

 

前日の京王杯2歳ステークス2021で、ルメール騎手騎乗で木村哲也調教師が管理する1人気のコラリンが4着に敗れているので、同じルメール騎手騎乗で木村哲也調教師が管理する1人気のオーソリティから入るのは厳しいですね。

 

ただし、主催者はうまいこと考えました。

 

前年にKBS京都賞ファンタジーステークスを勝っているメイケイエールの騎乗騎手である武豊騎手に、2年連続のKBS京都賞ファンタジーステークス勝利騎手の栄誉を与えることで、ルメール騎手が騎乗するアルゼンチン共和国杯2021のオーソリティの連覇を達成させました。

 

つまり、KBS京都賞ファンタジーステークス2021とアルゼンチン共和国杯2021をつなげたということ。

 

2着に入ったマイネルウィルトスは、新潟開催の福島民報杯の1着馬。

 

裏開催が2年連続の阪神開催というねじれを表現しています。

 

3着は、3勝クラスを勝ってきたフライライクバード。

 

スクリーンヒーロー産駒で2着馬と3着馬を揃えているのが、ちょっと腹立たしいですね。

みやこステークス2021の回顧

KBS京都賞ファンタジーステークス2021とアルゼンチン共和国杯2021をつなげてきたということは、京王杯2歳ステークス2021とみやこステークス2021をつなげてくるということ!

 

京王杯2歳ステークス2021では、1人気の平行配置馬であるキングエルメスを起用したので、みやこステークス2021では1人気であるクリンチャーの平行配置馬であるメイショウハリオが1着になります。

 

2着になったのは、同じ騙馬でもダンビュライトではなく、アナザートゥルースと同枠になった ロードブレス。

 

ロードブレスは、指定交流競走別定戦の東海テレビ杯東海ステークス2着馬のアナザートゥルースと同枠になったのがプラスだったということでしょうね。

 

3着馬は東海テレビ杯東海ステークス2着馬のアナザートゥルースですが、東海テレビ杯東海ステークス1着馬のオーヴェルニュを使わないのが、主催者のこだわりなんでしょうね。

最後に

次の日曜日には、エリザベス女王杯がありますね。

 

このレースは天皇賞(秋)と似ています。

 

ではまた。