ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、愛知杯2023について考えてみたいと思います。
愛知杯2023の出馬表
愛知杯2023には16頭が登録。
その16頭のうち、タガノパッションが回避し、15頭立てとなっています。
トップハンデはマリアエレーナの56.5kg、最軽量ハンデはビジンの50.0kgとなっています。
現在のところ、1人気はルージュエヴァイユ、2人気はマリアエレーナ、3人気はアートハウスとなっています。
| 枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
| 1枠 | 1番 |  サトノセシル |
牝7 | 55.0kg | C.ルメール | 堀 宣行 | 里見 治 |
| 2枠 | 2番 | マリアエレーナ | 牝5 | 56.5kg | 松山 弘平 | 吉田 直弘 | 金子真人ホールディングス(株) |
| 2枠 | 3番 | アートハウス | 牝4 | 55.0kg | 川田 将雅 | 中内田 充正 | H.H.シェイク・ファハド |
| 3枠 | 4番 | ビジン | 牝4 | 50.0kg | 酒井 学 | 武 英智 | 菅藤 孝雄 |
| 3枠 | 5番 | エリカヴィータ | 牝4 | 54.0kg | 岩田 望来 | 国枝 栄 | 三木 正浩 |
| 4枠 | 6番 | ホウオウイクセル | 牝5 | 55.0kg | 丸田 恭介 | 高柳 瑞樹 | 小笹 芳央 |
| 4枠 | 7番 | ラヴユーライヴ | 牝6 | 53.0kg | 坂井 瑠星 | 矢作 芳人 | 吉田 勝己 |
| 5枠 | 8番 | アンドヴァラナウト | 牝5 | 56.0kg | D.イーガン | 池添 学 | (有)サンデーレーシング |
| 5枠 | 9番 | サンテローズ | 牝6 | 54.0kg | 福永 祐一 | 西村 真幸 | (有)シルクレーシング |
| 6枠 | 10番 | ルビーカサブランカ | 牝6 | 55.0kg | 武 豊 | 須貝 尚介 | 金子真人ホールディングス(株) |
| 6枠 | 11番 | ルージュエヴァイユ | 牝4 | 54.0kg | 戸崎 圭太 | 黒岩 陽一 | (株)東京ホースレーシング |
| 7枠 | 12番 | フィオリキアリ | 牝6 | 53.0kg | 鮫島 克駿 | 清水 久詞 | 槙 和美 |
| 7枠 | 13番 | アイコンテーラー | 牝5 | 53.0kg | 菱田 裕二 | 河内 洋 | 中西 浩一 |
| 8枠 | 14番 | リアアメリア | 牝6 | 55.0kg | 和田 竜二 | 中内田 充正 | (有)シルクレーシング |
| 8枠 | 15番 | アブレイズ | 牝6 | 56.0kg | 荻野 極 | 池江 泰寿 | 前田 幸貴 |
唯一回避したタガノパッションは、3勝クラスを勝てていない5歳牝馬ですね。
東西金杯からのサイン
今年行われた古馬ハンデ重賞は、日刊スポーツ賞中山金杯とスポーツニッポン賞京都金杯の2レース。
愛知杯は牝馬限定の古馬ハンデ重賞なので、日刊スポーツ賞中山金杯とスポーツニッポン賞京都金杯の結果は参考になるはず。
では、今年の日刊スポーツ賞中山金杯とスポーツニッポン賞京都金杯の結果を見てみます。
2023年日刊スポーツ賞中山金杯（中山2000ｍ・17頭立て）
1着 ラーグルフ 牡4 56㎏ 2枠3番（逆15番）戸崎圭太騎手 1人気
前走 3勝クラス・甲斐路ステークス（東京2000ｍ・ハンデ戦）1人気1着
前々走 朝日杯セントライト記念（中山2200ｍ・指定・馬齢）6人気5着
1着同枠 レインカルナティオ 牡6 55㎏ 石川裕紀人騎手 10人気
前走 アルゼンチン共和国杯（東京2500ｍ・特指・ハンデ）12人気11着
前々走 3勝クラス・ムーンライトハンデキャップ（中京2200ｍ・ハンデ戦）2人気1着
2着 クリノプレミアム 牝6 55㎏ 1枠2番（逆16番）M.デムーロ騎手 7人気
前走 エリザベス女王杯（阪神2200ｍ）17人気11着（1着対角）
前々走 アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス（東京1800ｍ・指定・別定）10人気8着
2着同枠 マテンロウレオ 牡4 57.5㎏ 横山和生騎手 3人気
前走 中日新聞杯（中京2000ｍ・特指・ハンデ）4人気2着
前々走 アンドロメダステークス（リステッド・阪神2000ｍ・特指・ハンデ）5人気1着
3着 フェーングロッテン 牡4 56㎏ 3枠5番（逆13番）松若風馬騎手 2人気
前走 菊花賞（阪神3000ｍ）11人気15着（3着同枠）
前々走 新潟記念（新潟2000ｍ・特指・ハンデ）3人気3着（2着同枠）
2023年日刊スポーツ賞中山金杯で優勝したラーグルフは、中山2000ｍの皐月賞で1着になった ジオグリフの同枠馬で、前走で3勝クラスの甲斐路ステークス（東京2000ｍ）を1人気で勝ってきた56㎏斤量の4歳馬。
ラーグルフの同枠のレインカルナティオは、中京2200ｍの3勝クラスのムーンライトハンデキャップを勝った後、ハンデ重賞のアルゼンチン共和国杯に出走し、11着に惨敗していた馬。
2着になったクリノプレミアムは、前年のエリザベス女王杯で1着になったジェラルディーナの対角配置にいた55㎏斤量の6歳牝馬。
クリノプレミアムの同枠のマテンロウレオは、中山2000ｍの皐月賞で2着になったイクイノックスの同枠に配置されていた馬。
3着になったフェーングロッテンは、菊花賞で3着になったジャスティンパレスの同枠に配置されていたラジオNIKKEI賞1着歴を持つ56㎏斤量の4歳馬。
2023年スポーツニッポン賞京都金杯（中京1600ｍ・16頭立て）
1着 イルーシヴパンサー 牡5 58㎏ 4枠7番（逆10番）岩田望来騎手 5人気
前走 関屋記念（新潟1600ｍ・特指・別定）3人気11着
前々走 安田記念（東京1600ｍ）1人気8着
1着同枠 ヴィクティファルス 牡5 57㎏ 団野大成騎手 11人気
前走 ディセンバーステークス（リステッド・中山1800ｍ・特指・別定）3人気7着
前々走 カシオペアステークス（リステッド・阪神1800ｍ・特指・別定）6人気5着
2着 エアロロノア 牡6 58㎏ 3枠5番（逆12番）福永祐一騎手 4人気
前走 マイルチャンピオンシップ（阪神1600ｍ）11人気7着
前々走 富士ステークス（東京1600ｍ・指定・別定）6人気5着
2着同枠 タイムトゥヘヴン 牡5 58㎏ 北村友一騎手 9人気
前走 キャピタルステークス（リステッド・東京1600ｍ・特指・別定）4人気8着（1着同枠）
前々走 富士ステークス（東京1600ｍ・指定・別定）5人気7着（1着平行）
3着 プレサージュリフト 牝4 54㎏ 1枠2番（逆15番）イーガン騎手 2人気
前走 秋華賞（阪神2000ｍ）5人気9着（2着平行）
前々走 オークス（東京2400ｍ）8人気5着（1着同枠）
2023年スポーツニッポン賞京都金杯を勝ったイルーシヴパンサーは、前年の東京新聞杯を勝った後、安田記念で1人気に支持されていた58㎏斤量の5歳馬。
イルーシヴパンサーの対角には、前年のNHKマイルカップで2着、マイルチャンピオンシップで1着馬の平行配置にいたマテンロウオリオンがいました。
イルーシヴパンサーの同枠のヴィクティファルスは、2021年のフジテレビ賞スプリングステークスで勝ってから、連対すらなかった馬。
2着になったエアロロノアは、前年のスポーツニッポン賞京都金杯で1人気に支持されていた馬で、前年の安田記念で2着になったシュネルマイスターの同枠に配置されていた58㎏斤量の6歳馬。
エアロロノアの同枠のタイムトゥヘヴンは、前年のハンデ重賞のダービー卿チャレンジトロフィーの1着馬。
3着に入ったプレサージュリフトは、前年のオークスで1着馬の同枠になり、秋華賞で2着馬の平行配置にいた54㎏斤量の4歳馬。
今年の日刊スポーツ賞中山金杯とスポーツニッポン賞京都金杯の結果から愛知杯2023を考えると、天皇賞(秋)で2着馬と対角配置になっていたアブレイズ、秋華賞でゾロ目決着の3着馬と同枠になっていたアートハウス、前年の愛知杯で1人気だった アンドヴァラナウトあたりは気になります。
最後に
2022年関西テレビ放送賞ローズステークス1着馬のアートハウス、2021年関西テレビ放送賞ローズステークス1着馬のアンドヴァラナウト、2020年関西テレビ放送賞ローズステークス1着馬のリアアメリアが揃って出走する愛知杯2023。
関西テレビ放送賞ローズステークスは、京都競馬場改修工事の影響で、2020年～2022年の3年間、中京2000mで行われてきました。
中京2000mという距離は、愛知杯と同じ距離となりますね。
そこで、アートハウス（マリアエレーナ）を軸に！
相手は、アンドヴァラナウト、サンテローズ、アブレイズ、リアアメリアに軽く流してみます。
