札幌記念2019のサインは特別出走奨励金交付基準?

ウマゾーです。

 

また、読んでいただいてありがとうございます。

 

今日は競馬そっちのけで、ずーっと甲子園で行われている高校野球を見ていました。

 

高校生だから、ミスも多いですが、ひたむきなプレーは見ていて感動しますね。

 

また、タイブレークにもつれ込んだ星稜高校と智辯和歌山高校の試合は面白かったですね。

 

今年のドラフト1位候補の奥川投手は、噂に違わぬ好投手でした。

 

さて、今回は出馬表が出たので、札幌記念2019について考えてみたいと思います。

札幌記念2019の出馬表

札幌記念2019は14頭立てとなりましたね。

 

唯一、出走を回避したのはサトノティターンという馬でした。

 

でも、サトノティターンってダート馬ですよね。

 

そんなダート馬が、なぜ札幌記念2019に登録したのでしょうね。

 

ちなみに、現在のところ、1人気は天皇賞(春)を勝ったフィエールマン、2人気はダービー馬のワグネリアン、3人気は有馬記念覇者のブラストワンピースとなっています。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 ブラストワンピース 牡4 57.0kg 川田 将雅 大竹 正博 (有)シルクレーシング
2枠 2番 クルーガー 牡7 57.0kg 丸山 元気 高野 友和 (有)キャロットファーム
3枠 3番 ステイフーリッシュ 牡4 57.0kg 中谷 雄太 矢作 芳人 (有)社台レースホース
3枠 4番 ナイトオブナイツ 牡6 57.0kg 池添 謙一 池添 兼雄 市川義美ホールディングス(株)
4枠 5番 ロードヴァンドール 牡6 57.0kg 横山 武史 昆 貢 (株)ロードホースクラブ
4枠 6番 ランフォザローゼス 牡3 54.0kg 藤岡 佑介 藤沢 和雄 窪田 芳郎
5枠 7番 エイシンティンクル 牝6 55.0kg 勝浦 正樹 上村 洋行 (株)栄進堂
5枠 8番 ゴーフォザサミット 牡4 57.0kg 石橋 脩 藤沢 和雄 山本 英俊
6枠 9番 フィエールマン 牡4 57.0kg C.ルメール 手塚 貴久 (有)サンデーレーシング
6枠 10番 サングレーザー 牡5 57.0kg 岩田 康誠 浅見 秀一 (株)G1レーシング
7枠 11番 ペルシアンナイト 牡5 57.0kg M.デムーロ 池江 泰寿 (株)G1レーシング
7枠 12番 ワグネリアン 牡4 57.0kg 福永 祐一 友道 康夫 金子真人ホールディングス(株)
8枠 13番 サクラアンプルール 牡8 57.0kg 横山 典弘 金成 貴史 (株)さくらコマース
8枠 14番 クロコスミア 牝6 55.0kg 戸崎 圭太 西浦 勝一 大塚 亮一

G2競走における特別出走奨励金交付基準からのサイン

競馬番組一覧およびルールを見ると、G2競走における特別出走奨励金交付基準が2019年6月1日に改正されています。

 

G2競走における特別出走奨励金交付基準の目的を見てみます。

本会が指定するG2競走における特別出走奨励金交付基準
(目的)
第1条 この基準は,3(4)歳以上のGⅡ競走(芝コースにおいて行う距離 1,800 メートル以上の競走に限る。)における,安定的な出走頭数の確保および競走内容の充実を図るため,同競走に出走した馬の馬主(共有馬にあっては共有代表馬主。以下同じ。)に対して,特別出走奨励金を交付することに関し,必要な事項を定めることを目的とする

出典 JRA

 

つまり、G2競走を行うためには、安定した出走頭数が必要であり、出走してくれる馬主には特別出走奨励金を出すってことです。

 

これって、G1の宝塚記念の時にも触れましたが、覚えていますか?

本会が指定するGⅠ競走における特別出走奨励金交付基準
(目的)
第1条 この基準は,本会が指定するGⅠ競走における,安定的な出走頭数の確保および競走内容の充実を図る
ため,同競走に出走した馬の馬主(共有馬にあっては共有代表馬主。以下同じ。)に対して,特別出走奨励金
を交付することに関し,必要な事項を定めることを目的とする。

出典 JRA

 

宝塚記念は、キャロットファームがレイデオロとリスグラシューの2頭出しでしたが、リスグラシューが1着になっています。

 

札幌記念2019で、2頭出しの馬主はG1レーシングのペルシアンナイトとサングレーザーしかいません。

日本ダービー馬出走からのサイン

札幌記念2019に、ダービー馬のワグネリアンが出走します。

 

札幌記念にダービー馬が出走したのは、2001年のジャングルポケット(3歳で出走で1人気3着)、2010年と2012年のロジユニヴァース(2010年は4歳で出走し5人気2着、2012年は6歳で出走し7人気最下位)、2018年のマカヒキ(5歳で出走し1人気2着)の3頭。

 

ワグネリアンは4歳で札幌記念に出走するので、2010年のロジユニヴァースと近いイメージでしょうか。

最後に

札幌記念の前年1着馬はサングレーザー、裏番組のテレビ西日本賞北九州記念の前年優勝馬はアレスバローズ、そして、こちらも裏番組のNST賞の前年覇者はサイタスリーレッドで、この3頭はすべて、今年も同じレースに出走します。

 

明らかに、これは意図があると考えるのが自然でしょう。

 

個人的には、サングレーザー(ペルシアンナイト)からゾロ目を中心に、唯一の3歳馬のランフォザローゼスあたりを考えています。