北海道新聞杯クイーンステークス2021のサインは函館開催？

ウマゾーです。

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

今回は、北海道新聞杯クイーンステークス2021について考えてみたいと思います。

エリザベス女王杯や秋華賞のステップレースだったクイーンステークスが、牝馬競走体系の整備で、3歳以上の特別指定交流競走別定戦に変更されたのが2000年。

この2000年を境に、クイーンステークスは8月中旬に行われるようになっています。

ただし、距離に関しては、1996年から1800ｍという非根幹距離で変わっていないんですよね。

2021年も、札幌から函館に競馬場が変わっていますが、1800ｍという距離の変更は見られません。

何でしょうね。

北海道新聞杯クイーンステークス2021の出走予定

北海道新聞杯クイーンステークス2021の出走予定は15頭。

北海道新聞杯クイーンステークスは、3歳馬が斤量面で優遇されるレースなので、圧倒的に有利なんですが、北海道新聞杯クイーンステークス2021には3歳馬の登録がありません。

参考　netkeiba

北海道新聞杯クイーンステークスが、函館で行なわれたのは2013年のみ。

では、2013年の北海道新聞杯クイーンステークスの結果を見てみます。

2013年北海道新聞杯クイーンステークス（8頭立て）

1着　アイムユアーズ　牝4　55㎏　5枠5番（逆4番）戸崎圭太騎手　1人気

前走　ヴィクトリアマイル（東京1600ｍ）11人気8着

前々走　サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス（阪神1400ｍ・指定・別定）3人気10着（1着対角）

2012年北海道新聞杯クイーンステークス1着

2着　スピードリッパー　牝5　55㎏　6枠6番（逆3番）三浦皇成騎手　最下位人気

前走　1600万下条件戦・夏至ステークス（東京ダート1600ｍ）9人気13着

前々走　1600万下条件戦・フリーウェイステークス（東京1400ｍ）12人気8着

3着　オールザットジャズ　牝5　55㎏　1枠1番（逆8番）内田博幸騎手　3人気

前走　ヴィクトリアマイル（東京1600ｍ）8人気13着

前々走　福島牝馬ステークス（福島1800ｍ・指定・別定）1人気1着

函館で行われた2013年北海道新聞杯クイーンステークスは、前年の北海道新聞杯クイーンステークスを勝っていたアイムユアーズが連覇を達成しています。

アイムユアーズは、前年の北海道新聞杯クイーンステークスを勝った後、指定交流競走別定戦のサンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス以外は、G1ばかりに出走していた馬。

ただし、アイムユアーズはサンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスでは1着対角に配置された馬で、函館コース（1200ｍのみ出走）に関しては、3戦1勝、2着1回の実績を持っており、3着に敗れた新馬戦もゾロ目の3着になっていました。

2着に入ったのは、最下位人気で、アイムユアーズと同じファルブラヴ産駒のスピードリッパー。

スピードリッパーは、2歳の時に函館1800ｍの新馬戦と未勝利戦で連続2着になっていた馬。

2歳以来の函館競馬参戦が功を奏したといったところでしょう。

3着に入ったのは、福島牝馬ステークス1着馬のオールザットジャズ。

函館で行われた2013年北海道新聞杯クイーンステークスの結果から考えると、函館巧者の馬、別定戦で直接連対あるいは連対馬の筋配置にいた馬には気を付けたほうが良いでしょうね。

例えば、指定交流競走別定戦のサンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスで2着に入っているマジックキャッスルや福島牝馬ステークス2着のドナアトラエンテ、洞爺湖特別1着のサトノセシルあたりでしょうか。

3歳馬不在の北海道新聞杯クイーンステークスは、2009年と2020年だけ。

2009年の北海道新聞杯クイーンステークスは、前年の北海道新聞杯クイーンステークス優勝馬のヤマニンメルベイユと同枠になったピエナビーナスが1着、前年の北海道新聞杯クイーンステークスで出走取消、指定交流競走別定戦のサンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスで2着だったザレマが2着になっています。

2020年の北海道新聞杯クイーンステークスは、特別指定交流競走別定戦の白百合ステークスを勝っていた4歳のレッドアネモスが1着、2着には阪神1800ｍの指定交流競走馬齢戦の関西テレビ放送賞ローズステークスで2着だった4歳のビーチサンバが入っています。

2009年と2020年の北海道新聞杯クイーンステークスの共通点は11人気が勝っていることと正逆9番が連対していること。

では、また。