ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、エリザベス女王杯2021について考えてみたいと思います。
一昨年と昨年のエリザベス女王杯で、ラッキーライラックが連覇を達成しているということは、この2年間はセットだったということでしょう。
ラッキーライラックの連覇達成の翌年ということを考えれば、今年は新たな馬を誕生させる年ということになりますね。
3歳馬が2頭登録してきましたが、今年の覇者は、3歳馬なんでしょうかね。
エリザベス女王杯2021の出走予定
エリザベス女王杯2021の出走予定は18頭。
アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス1着馬のシャドウディーヴァは登録すらしていません。
というか、アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス組は、アカイイトとデゼルしか登録していません。
| 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
| 1 | アカイイト | 牝4 | 56.0kg | 幸 英明 | 中竹 和也 |
| 2 | アカイトリノムスメ | 牝3 | 54.0kg | 戸崎 圭太 | 国枝 栄 |
| 3 | イズジョーノキセキ | 牝4 | 56.0kg | 和田 竜二 | 石坂 公一 |
| 4 | ウインキートス | 牝4 | 56.0kg | 丹内 祐次 | 宗像 義忠 |
| 5 | ウインマリリン | 牝4 | 56.0kg | 横山 武史 | 手塚 貴久 |
| 6 | エアジーン | 牝5 | 56.0kg | 藤岡 佑介 | 堀 宣行 |
| 7 | クラヴェル | 牝4 | 56.0kg | 横山 典弘 | 安田 翔伍 |
| 8 | コトブキテティス | 牝4 | 56.0kg | 柴田 善臣 | 田島 俊明 |
| 9 | シャムロックヒル | 牝4 | 56.0kg | 団野 大成 | 佐々木 晶三 |
| 10 | ステラリア | 牝3 | 54.0kg | 松山 弘平 | 斉藤 崇史 |
| 11 | ソフトフルート | 牝4 | 56.0kg | 岩田 望来 | 斉藤 崇史 |
| 12 | デゼル | 牝4 | 56.0kg | 武 豊 | 友道 康夫 |
| 13 | テルツェット | 牝4 | 56.0kg | Ｍ．デムーロ | 和田 正一郎 |
| 14 | ムジカ | 牝4 | 56.0kg | 秋山 真一郎 | 鈴木 孝志 |
| 15 | ランブリングアレー | 牝5 | 56.0kg | 吉田 隼人 | 友道 康夫 |
| 16 | リュヌルージュ | 牝6 | 56.0kg | 富田 暁 | 四位 洋文 |
| 17 | レイパパレ | 牝4 | 56.0kg | Ｃ．ルメール | 高野 友和 |
| 18 | ロザムール | 牝5 | 56.0kg | 池添 謙一 | 上原 博之 |
参考 netkeiba
産経賞オールカマー1・2着馬出走からのサイン
エリザベス女王杯2021に出走予定のウインマリリンとウインキートスは、今年の産経賞オールカマーの1着馬と2着馬。
過去の産経賞オールカマーで牝馬が1着と2着を独占した年は、1995年、2015年、2020年の3回。
ただし、1995年は、産経賞オールカマー1着馬のヒシアマゾンも、2着馬のアイリッシュダンスも、その年のエリザベス女王杯に出走してきませんでした。
2015年の産経賞オールカマー1着馬のショウナンパンドラは、エリザベス女王杯ではなく天皇賞秋を選択し、2着馬のヌーヴォレコルトは当年のエリザベス女王杯に出走しています。
2020年の産経賞オールカマー1着馬のセンテリュオはエリザベス女王杯に出走し、2着馬のカレンブーケドールはジャパンカップを次走に選んでいます。
産経賞オールカマーで1着と2着になった馬が、次走でエリザベス女王杯に出走するのは初となりますが、今年の産経賞オールカマーはゾロ目決着という特殊決着です。
ということは、産経賞オールカマーの連対馬が出走した2015年と2020年を参考にしても良さそうです。
では、2015年と2020年のエリザベス女王杯の結果を見てみます。
2015年エリザベス女王杯（京都2200ｍ・18頭立て）
1着 マリアライト 牝4 56㎏ 6枠12番（逆7番）蛯名正義騎手 6人気
前走 産経賞オールカマー（中山2200ｍ・指定・別定）4人気5着
前々走 マーメイドステークス（阪神2000ｍ・特指・ハンデ）1人気2着
1着同枠 ウインリバティ 牝4 56㎏ 松山弘平騎手 13人気
前走 1600万下条件戦・ムーンライトハンデキャップ（阪神2000ｍ）6人気1着
前々走 1000万下条件戦・西海賞（小倉2000ｍ）3人気1着
2着 ヌーヴォレコルト 牝4 56㎏ 8枠18番（逆1番）岩田康誠騎手 1人気
前走 産経賞オールカマー（中山2200ｍ・指定・別定）1人気2着
前々走 宝塚記念（阪神2200ｍ）3人気5着（2着対角）
2014年エリザベス女王杯2着馬
2着同枠 スマートレイアー 牝5 56㎏ 浜中俊騎手 8人気
前走 府中牝馬ステークス（東京1800ｍ・指定・別定）1人気2着
前々走 米子ステークス（阪神1600ｍ・特指・別定）1人気1着
2着同枠 シュンドルボン 牝4 56㎏ アッゼニ騎手 11人気
前走 1600万下条件戦・甲斐路ステークス（東京1800ｍ）3人気1着
前々走 1000万下条件戦・弥彦特別（新潟1800ｍ）
2015年エリザベス女王杯を制したマリアライトは、3頭出しのキャロットファームの馬。
牝馬ハンデ重賞のマーメイドステークスで2着になっただけの馬でしたが、その後、宝塚記念も勝っているので非根幹距離に強い馬だったのでしょうね。
マリアライトの同枠のウインリバティは、500万下条件戦から1600万下条件戦まで3連勝していた上がり馬。
2着になったヌーヴォレコルトは、前年のエリザベス女王杯2着馬で、宝塚記念で2着対角、産経賞オールカマーで2着になっていたG1馬。
ヌーヴォレコルトの同枠のスマートレイアーは府中牝馬ステークスの2着馬で、シュンドルボンは500万下条件戦から1600万下条件戦まで3連勝していた馬でした。
2020年エリザベス女王杯（阪神2200ｍ・18頭立て）
1着 ラッキーライラック 牝5 56㎏ 8枠18番（逆1番）ルメール騎手 1人気
前走 札幌記念（札幌2000ｍ・特指・定量）1人気3着
前々走 宝塚記念（阪神2200ｍ）3人気6着（3着同枠）
3走前 大阪杯（阪神2000ｍ）2人気1着
2019年エリザベス女王杯1着馬
1着同枠 ミスニューヨーク 牝3 54㎏ 加藤祥太騎手 13人気
前走 秋華賞（京都2000ｍ）16人気5着（1着同枠）
前々走 紫苑ステークス（中山2000ｍ・指定・馬齢）8人気5着
1着同枠 エスポワール 牝4 56㎏ 武豊騎手 8人気
前走 新潟牝馬ステークス（新潟2200ｍ・特指・別定）1人気2着
前々走 福島牝馬ステークス（福島1800ｍ・指定・別定）1人気12着
2着 サラキア 牝5 56㎏ 7枠13番（逆6番）北村友一騎手 5人気
前走 アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス（東京1800ｍ・指定・別定）7人気1着
前々走 小倉日経オープン（小倉1800ｍ・指定・別定）3人気1着
2着同枠 サトノガーネット 牝5 56㎏ 坂井瑠星騎手 10人気
前走 新潟記念（新潟2000ｍ・特指・ハンデ）8人気4着
前々走 小倉記念（小倉2000ｍ・特指・ハンデ）6人気2着
2着同枠 ウラヌスチャーム 牝5 56㎏ 斎藤新騎手 11人気
前走 新潟牝馬ステークス（新潟2200ｍ・特指・別定）3人気1着
前々走 丹頂ステークス（札幌2600ｍ・特指・ハンデ）3人気5着
阪神に変更された2020年エリザベス女王杯は、ラッキーライラックが連覇を達成！
ラッキーライラックは、阪神2000ｍの大阪杯を勝った後、宝塚記念で3着同枠の6着、札幌記念で3着だった馬。
ラッキーライラックの同枠のミスニューヨークは、秋華賞で1着同枠だった馬。
また、ラッキーライラックの同枠だったエスポワールは、新設された新潟牝馬ステークスの2着馬でした。
2着になったサラキアは、アイルランドトロフィー府中牝馬ステークスの勝ち馬。
サラキアの同枠のウラヌスチャームは、新潟牝馬ステークスの1着馬でした。
2015年と2020年のエリザベス女王杯の結果から考えると、今年の宝塚記念出走馬、新潟牝馬ステークスの連対馬、前年の連対馬の筋配置にいた馬などが気になります。
最後に
今年のエリザベス女王杯は、昨年に引き続き阪神で開催されます。
おそらく、前年のエリザベス女王杯がヒントになるでしょう。
そして、例年にはいないタイプの馬を使ってくるのではないでしょうか！（直接あるいは同枠馬として）
