ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回も、桜花賞2023について考えてみたいと思います。
桜花賞2023の出馬表
26頭が登録した桜花賞2023でしたが、リバーラが回避、ダルエスサラーム、ミシシッピテソーロ、ミスヨコハマ、メイクアスナッチ、モリアーナ、ユリーシャ、 ルミノメテオールが除外され、18頭立てとなっています。
現在のところ、1人気はリバティアイランド、2人気はライトクオンタム、3人気はハーパーとなっています。
| 枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
| 1枠 | 1番 | ブトンドール | 牝3 | 55.0kg | 池添 謙一 | 池添 学 | (同)雅苑興業 |
| 1枠 | 2番 | ライトクオンタム | 牝3 | 55.0kg | 武 豊 | 武 幸四郎 | (有)社台レースホース |
| 2枠 | 3番 | リバティアイランド | 牝3 | 55.0kg | 川田 将雅 | 中内田 充正 | (有)サンデーレーシング |
| 2枠 | 4番 | ドゥアイズ | 牝3 | 55.0kg | 吉田 隼人 | 庄野 靖志 | (株)G1レーシング |
| 3枠 | 5番 | ハーパー | 牝3 | 55.0kg | C.ルメール | 友道 康夫 | エムズレーシング |
| 3枠 | 6番 | モズメイメイ | 牝3 | 55.0kg | 和田 竜二 | 音無 秀孝 | (株)キャピタル・システム |
| 4枠 | 7番 | コンクシェル | 牝3 | 55.0kg | 丸山 元気 | 清水 久詞 | 前田 晋二 |
| 4枠 | 8番 | キタウイング | 牝3 | 55.0kg | 杉原 誠人 | 小島 茂之 | (有)ミルファーム |
| 5枠 | 9番 | コナコースト | 牝3 | 55.0kg | 鮫島 克駿 | 清水 久詞 | (有)サンデーレーシング |
| 5枠 | 10番 | エミュー | 牝3 | 55.0kg | 松山 弘平 | 和田 正一郎 | 前田 幸治 |
| 6枠 | 11番 | シンリョクカ | 牝3 | 55.0kg | 吉田 豊 | 竹内 正洋 | 由井 健太郎 |
| 6枠 | 12番 | シングザットソング | 牝3 | 55.0kg | 岩田 望来 | 高野 友和 | (有)社台レースホース |
| 7枠 | 13番 | ドゥーラ | 牝3 | 55.0kg | 戸崎 圭太 | 高橋 康之 | サイプレスホールディングス(同) |
| 7枠 | 14番 | ペリファーニア | 牝3 | 55.0kg | 横山 武史 | 鹿戸 雄一 | (有)キャロットファーム |
| 7枠 | 15番 | ジューンオレンジ | 牝3 | 55.0kg | 富田 暁 | 長谷川 浩大 | 吉川 潤 |
| 8枠 | 16番 | ムーンプローブ | 牝3 | 55.0kg | 北村 友一 | 上村 洋行 | 吉田 晴哉 |
| 8枠 | 17番 | ラヴェル | 牝3 | 55.0kg | 坂井 瑠星 | 矢作 芳人 | (有)キャロットファーム |
| 8枠 | 18番 | トーセンローリエ | 牝3 | 55.0kg | 横山 和生 | 小笠 倫弘 | 島川 隆哉 |
1枠と2枠は、桜花賞の優先出走出走権を獲得した馬がいない枠ですね。
地方馬ルートの変化からのサイン
2022年、阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティステークス、ホープフルステークスの2歳G1レースに対し、中央競馬の2歳重賞で勝利した地方馬が優先的に出走できるように変更されました。
そして、2023年、桜花賞と皐月賞の3歳G1レースに対し、中央競馬の3歳重賞で勝利した地方馬が優先的に出走できるように変更されています。
つまり、主催者は、まず、2歳G1の地方馬優先ルートに変更を加えた後、3歳G1の地方馬優先ルートを変えてきたということ！
ということは、2022年阪神ジュベナイルフィリーズに桜花賞のヒントがあると思います。
では、2022年阪神ジュベナイルフィリーズの結果を見てみます。
2022年阪神ジュベナイルフィリーズ（18頭立て）
1着 リバティアイランド 牝2 54kg 5枠9番（逆10番） 川田将雅騎手 1人気
前走 アルテミスステークス（東京1600ｍ・指定・馬齢）1人気2着
前々走 新馬戦（新潟1600ｍ）1人気1着
1着同枠 ミシシッピテソーロ 牝2 54kg 原優介騎手 16人気
前走 アルテミスステークス（東京1600ｍ・指定・馬齢）5人気9着
前々走 ダリア賞（新潟1400ｍ・特指・別定）4人気1着
2着 シンリョクカ 牝2 54kg 2枠3番（逆16番）木幡初也騎手 12人気
前走 新馬戦（東京1600ｍ）4人気1着
2着同枠 アロマデローサ 牝2 54kg イーガン騎手 13人気
前走 KBS京都賞ファンタジーステークス（阪神1400ｍ・指定・馬齢）1人気10着（2着平行）
前々走 ききょうステークス（中京1400ｍ・特指・別定）2人気1着
3着 ドゥアイズ 牝2 54kg 7枠13番（逆6番）吉田隼人騎手 10人気
前走 札幌2歳ステークス（札幌1800ｍ・特指・馬齢）6人気2着
前々走 コスモス賞（札幌1800ｍ・特指・別定）3人気2着
2022年阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったリバティアイランドは、新潟1600ｍの新馬戦を勝った後、指定レースのアルテミスステークスに出走して1人気2着だった馬。
リバティアイランドの同枠のミシシッピテソーロは、東京1600ｍの新馬戦と新潟1400ｍの別定戦であるダリア賞を連勝し、アルテミスステークスで9着に敗れていた馬。
2着になったシンリョクカは、東京1600ｍの新馬戦を4人気で勝ってきた1戦1勝馬。
シンリョクカの同枠のアロマデローサは、指定レースのKBS京都賞ファンタジーステークスで1人気になっていた馬。
3着になったドゥアイズは、コスモス賞と札幌2歳ステークスで連続2着になっていた馬。
2022年阪神ジュベナイルフィリーズには、函館2歳ステークス1着馬のブトンドール、新潟2歳ステークス1着馬のキタウイング、札幌2歳ステークス1着馬のドゥーラが出走していましたが、いずれも馬券圏内に入ることはできませんでした。
中央競馬の2歳重賞で勝利した地方馬が優先的に出走できるようになった初年度の2022年阪神ジュベナイルフィリーズの結果から考えると、中央競馬の3歳重賞で勝利しているライトクオンタム、ハーパー、モズメイメイ、キタウイング、エミュー、シングザットソングは厳しいかもしれません。
最後に
7頭立ての日刊スポーツ賞シンザン記念を勝ったライトクオンタムが出走してきました。
7頭立ての重賞は珍しく、3歳戦の重賞に限れば、2019年の共同通信杯ぐらいになります。
2019年共同通信杯を勝ったダノンキングリーは、次戦に皐月賞を選択し、3着になっていますが、2019年皐月賞を勝ったサートゥルナーリアは、中山2000ｍのＧ1であるホープフルステークスを勝って、皐月賞に出走しています。
そして、2着に入ったのは、皐月賞の指定レースである若葉ステークスを勝ったヴェロックスでした。
その2019年皐月賞から考えると、阪神ジュベナイルフィリーズから直行のリバティアイランドあるいはシンリョクカが浮上します。
そこで、リバティアイランドを軸にしてみます。
相手は、ペリファーニア、トーセンローリエ、ドゥーラ、シンリョクカ、ライトクオンタムあたり。
