ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、京都大賞典2020について考えてみたいと思います。
天皇賞秋のステップレースは、産経賞オールカマー、毎日王冠、そして、京都大賞典の3レース!
東京2000mの天皇賞秋に対し、中山2200mの産経賞オールカマー、東京1800mの毎日王冠、京都2400mの京都大賞典という異なった距離のステップレースが用意されています。
この3レースは、4歳以上の馬に関しては、斤量の違いはありませんが、3歳馬については、産経賞オールカマーと京都大賞典が53キロ、毎日王冠は54キロとなっています。
ここで、疑問に思うことは、3歳馬のサリオスとサトノインプレッサが斤量の軽い京都大賞典ではなく、斤量の重い毎日王冠に登録してきたことですね。
京都大賞典2020の出走予定
京都大賞典2020の出走予定は18頭。
キセキ、グローリーヴェイズ、キングオブコージあたりが人気を集めそうですね。
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | アイスバブル | 牡5 | 56.0kg | 幸 英明 | 池江 泰寿 |
2 | アルバート | 牡9 | 56.0kg | 岩田 康誠 | 橋口 慎介 |
3 | カセドラルベル | 牝4 | 54.0kg | 松山 弘平 | 西村 真幸 |
4 | キセキ | 牡6 | 57.0kg | 浜中 俊 | 角居 勝彦 |
5 | キングオブコージ | 牡4 | 57.0kg | 横山 典弘 | 安田 翔伍 |
6 | グローリーヴェイズ | 牡5 | 58.0kg | 川田 将雅 | 尾関 知人 |
7 | シルヴァンシャー | 牡5 | 56.0kg | 北村 友一 | 池江 泰寿 |
8 | ステイフーリッシュ | 牡5 | 56.0kg | 藤岡 佑介 | 矢作 芳人 |
9 | タイセイトレイル | 牡5 | 56.0kg | 川須 栄彦 | 矢作 芳人 |
10 | ダンビュライト | せん6 | 56.0kg | 松若 風馬 | 音無 秀孝 |
11 | ドゥオーモ | 牡7 | 56.0kg | 藤岡 康太 | 野中 賢二 |
12 | ノーブルマーズ | 牡7 | 56.0kg | 高倉 稜 | 宮本 博 |
13 | バイオスパーク | 牡5 | 56.0kg | 和田 竜二 | 浜田 多実雄 |
14 | パフォーマプロミス | 牡8 | 56.0kg | 福永 祐一 | 藤原 英昭 |
15 | バラックパリンカ | 牡4 | 56.0kg | 平田 修 | |
16 | ミスマンマミーア | 牡4 | 54.0kg | 池添 謙一 | 寺島 良 |
17 | モンドインテロ | 牡8 | 57.0kg | 嶋田 純次 | 手塚 貴久 |
18 | リッジマン | 牡7 | 56.0kg | 庄野 靖志 |
参考 netkeiba
産経賞オールカマー3着馬出走からのサイン
天皇賞秋のステップレースが、産経賞オールカマー、毎日王冠、京都大賞典の3レースあるわけですが、ステイフーリッシュが産経賞オールカマー3着を経て、京都大賞典2020に登録してきました。
ステイフーリッシュは3歳時に京都新聞杯を勝っている馬ですが、その京都新聞杯以来、勝ち星から遠ざかっている馬ですね。
もし、ステイフーリッシュが京都大賞典2020に出走するなら、産経賞オールカマー3着馬が次走で京都大賞典にする珍しいケースとなります。
産経賞オールカマー3着馬が次走で京都大賞典に出走したのは、1995年のカミノマジック、1997年のホウエイコスモス、2000年のスエヒロコマンダー、2002年のホットシークレットの4年。
では、1995年、1997年、2000年、2002年の京都大賞典の結果を見てみます。
1995年京都大賞典(13頭立て)
1着 ヒシアマゾン 牝5 57kg 6枠8番(逆6番)中舘英二騎手 1人気
前走 産経賞オールカマー(中山2200m・別定)1人気1着
前々走 高松宮杯(中京2000m・別定)1人気5着
3走前 有馬記念(中山2500m)6人気2着
4走前 エリザベス女王杯(京都2200m)1人気1着
2着 タマモハイウェイ 牡6 57kg 8枠13番(逆1番)四位洋文騎手 10人気
前走 朝日チャレンジカップ(京都2000m・別定)1人気4着
前々走 小倉記念(小倉2000m・別定)8人気11着
同枠 マーベラスクラウン せん6 59kg 南井克巳騎手 3人気
前走 ジャパンカップ(東京2400m)6人気1着
1994年京都大賞典(阪神2500m)1着馬
3着 カミノマジック 牡5 57kg 4枠4番(逆10番)菊沢隆仁騎手 7人気
前走 産経賞オールカマー(中山2200m・別定)7人気3着
前々走 1500万下条件戦・博多ステークス(小倉2000m)2人気1着
1995年京都大賞典は、阪神3歳牝馬ステークスとエリザベス女王杯を勝ち、有馬記念2着歴のあるヒシアマゾンが1着。
2着は、前年の京都大賞典を勝ち、ジャパンカップを勝っているマーベラスクラウンと同枠となったタマモハイウェイが入っています。
1997年京都大賞典(10頭立て)
1着 シルクジャスティス 牡4 55kg 7枠8番(逆3番)藤田伸二騎手 2人気
前走 神戸新聞杯(阪神2000m・定量)3人気8着
前々走 日本ダービー(東京2400m)3人気2着
2着 ダンスパートナー 牝6 57kg 3枠3番(逆8番)河内洋騎手 1人気
前走 宝塚記念(阪神2200m)4人気3着
前々走 鳴尾記念(阪神2000m・カク指定・別定)4人気3着
1996年エリザベス女王杯1着馬
4着 ホウエイコスモス 牡7 57kg 2枠2番(逆9番)熊沢重文騎手 8人気
前走 産経賞オールカマー(中山2200m・指定・別定)7人気3着
1997年京都大賞典は、日本ダービー2着馬のシルクジャスティスが1着。
2着は、1995年オークスと1996年エリザベス女王杯を制しているダンスパートナー。
2000年京都大賞典(12頭立て)
1着 テイエムオペラオー 牡5 59㎏ 1枠1番(逆12番) 和田竜二騎手 1人気
前走 宝塚記念(阪神2200m)1人気1着
前々走 天皇賞春(京都3200m)1人気1着
2着 ナリタトップロード 牡5 59㎏ 7枠10番(逆3番)渡辺薫彦騎手 2人気
前走 天皇賞春(京都3200m)2人気3着
前々走 阪神大賞典(阪神3000m・指定・別定)3人気3着
1999年菊花賞馬
4着 スエヒロコマンダー 牡6 58㎏ 4枠7番(逆6番)福永祐一騎手 9人気
前走 産経賞オールカマー(中山2200m・指定・別定)5人気3着
2000年京都大賞典は、1999年皐月賞、2000年天皇賞春、2000年宝塚記念を勝利していたテイエムオペラオーが1着。
2着は、1999年菊花賞馬のナリタトップロード。
2002年京都大賞典(8頭立て)
1着 ナリタトップロード 牡6 59㎏ 1枠1番(逆8番)四位洋文騎手 1人気
前走 天皇賞春(京都3200m)1人気3着
前々走 阪神大賞典(阪神3000m・指定・別定)1人気1着
2着 ツルマルボーイ 牡4 58㎏ 4枠4番(逆5番)河内洋騎手 2人気
前走 宝塚記念(阪神2200m)4人気2着
前々走 金鯱賞(中京2000m・カク指定・別定)2人気1着
6着 ホットシークレット せん6 58㎏ 7枠7番(逆2番)小牧太騎手 4人気
前走 産経賞オールカマー(新潟2200m・指定・別定)9人気3着
2002年京都大賞典は、1999年菊花賞馬のナリタトップロードが1着。
2着は、宝塚記念2着馬のツルマルボーイ。
この4年の結果を見ると、G1馬あるいはG1馬の同枠馬、G1連対馬しか連対していません。
2017年菊花賞馬のキセキ、2019年香港ヴァーズ優勝のグローリーヴェイズは注意が必要でしょう。
最後に
京都競馬場は整備工事のため、2020年11月から2023年3月まで行われません。
おそらく、新しいことはやってこないのではないでしょうか。
また、出馬表が出たら、再考したいと思います。