KBS京都賞ファンタジーステークス2023の考察

KBS京都賞ファンタジーステークス2023の出馬表

KBS京都賞ファンタジーステークス2023の登録馬は19頭。

 

登録馬19頭のうち、テイエムチュラランが回避し、18頭立てのフルゲートとなっている。

 

回避したテイエムチュラランは、小倉1200mの新馬戦と小倉1200mのオープン別定戦のひまわり賞を連勝した後、小倉2歳ステークスに出走して最下位(1着対角)に敗れていた馬であった。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 ドナベティ 牝2 55.0kg 坂井 瑠星 矢作 芳人 小川 眞査雄
1枠 2番 ロータスワンド 牝2 55.0kg 藤岡 康太 中竹 和也 前田 晋二
2枠 3番 ピューロマジック 牝2 55.0kg 斎藤 新 安田 隆行 (株)スリーエイチレーシング
2枠 4番 ヒヒーン 牝2 55.0kg 吉田 隼人 須貝 尚介 大和屋 暁
3枠 5番 クイックバイオ 牝2 55.0kg 西村 淳也 須貝 尚介 バイオ(株)
3枠 6番 カルチャーデイ 牝2 55.0kg 酒井 学 四位 洋文 (株)MMSホールディングス
4枠 7番 セントメモリーズ 牝2 55.0kg 石川 裕紀人 斎藤 誠 (有)キャロットファーム
4枠 8番 テラメリタ 牝2 55.0kg 秋山 真一郎 須貝 尚介 (有)社台レースホース
5枠 9番 セイウンデセオ 牝2 55.0kg 今村 聖奈 吉村 圭司 西山 茂行
5枠 10番 イツモニコニコ 牝2 55.0kg M.デムーロ 浜田 多実雄 大田 恭充
6枠 11番 シカゴスティング 牝2 55.0kg 鮫島 克駿 庄野 靖志 辻川 弘
6枠 12番 レディーエンジェル 牝2 55.0kg 幸 英明 岡田 稲男 エースレーシング
7枠 13番 キャプテンネキ 牝2 55.0kg 松若 風馬 杉山 晴紀 程田 真司
7枠 14番 シュークリーム 牝2 55.0kg 団野 大成 西村 真幸 安原 浩司
7枠 15番 バロン 牝2 55.0kg 和田 竜二 手塚 貴久 藤田 晋
8枠 16番 ワイドラトゥール 牝2 55.0kg 北村 友一 藤原 英昭 幅田 昌伸
8枠 17番 キャンシーエンゼル 牝2 55.0kg 松山 弘平 鈴木 孝志 前田 幸治
8枠 18番 クリノハレルヤ 牝2 55.0kg 藤岡 佑介 武 英智 栗本 博晴

18頭立てのKBS京都賞ファンタジーステークスは2013年以来となる。

ききょうステークス1着馬出走からの考察

今年のKBS京都賞ファンタジーステークスには、阪神1400mのオープン別定戦のききょうステークス1着馬のクイックバイオが出走してきた。

 

今年のききょうステークスは6頭立てという少数頭で行われたので、微妙な感じが漂うが、ききょうステークス1着馬が出走してくることは珍しいので、考慮の価値がありそうだ。

 

1400mで行われたききょうステークス1着馬が、KBS京都賞ファンタジーステークスに出走してきたケースは、1998年のゴッドインチーフ、2005年のアルーリングボイス、2012年のプリンセスジャック、2022年のアロマデローサの4頭。

 

1998年のゴッドインチーフは、京都1400mの新馬戦と阪神1400mのオープン別定戦のききょうステークスを勝った後、 KBS京都賞ファンタジーステークスに2人気で出走し、2着になっている。(1400m戦連勝歴を持つ馬)

 

2005年のアルーリングボイスは、小倉1200mの未勝利戦と小倉2歳ステークス、ききょうステークス(56㎏斤量)を3連勝した後、KBS京都賞ファンタジーステークスに1人気で出走し、1着になっている。

 

2012年のプリンセスジャックは、札幌1500mの新馬戦とききょうステークスを連勝した後、KBS京都賞ファンタジーステークスに出走して、1人気4着(1着同枠)。

 

2022年のアロマデローサは、小倉1200mの新馬戦と中京1400mのききょうステークスを連勝した後、1人気10着(2着平行)。

 

4頭の結果から考えると、ききょうステークス1着馬には、自身が連対あるいはその馬の筋の馬を連対させる可能性が高いと思われる。

 

今年のききょうステークス1着馬のクイックバイオは3枠5番に配置されたので、クイックバイオが連対の型を持っているならば、クイックバイオ自身、同枠のカルチャーデイ、対角のシュークリームが連対候補となりそうだ。

アルテミスステークスからの考察

KBS京都賞ファンタジーステークスは、アルテミスステークスとともに、阪神ジュベナイルフィリーズのステップレース(地方馬優先出走ルート)に位置付けられている。

 

既に終了したアルテミスステークスは、10頭立てで行われ、東京1600mの新馬戦を1人気2着に敗れた後、新潟1800mの未勝利戦(10頭立て)を1人気で勝ってきたノーザンファーム生産、サンデーレーシングが馬主のチェルヴィニア(1人気)が1着、2着は新潟1600mの新馬戦を1人気3着、阪神1800mの未勝利戦(6頭立て)を1人気1着の成績を残していたノーザンファーム生産、シルクレーシングが馬主のサフィラ(2人気)が入っている。

 

1人気と2人気がアルテミスステークスで連対していたのは、2016年、2019年、2020年。

 

ただし、2020年アルテミスステークスの1着馬のソダシは札幌2歳ステークス勝ちの2勝馬であるので、ちょっと違う感じがするし、2019年アルテミスステークスの連対馬は新馬勝ちの馬同士の決着だった。

 

残った2016年アルテミクスステークスは、阪神1800mの未勝利戦を勝っていたリスグラシューが1着、2着は東京1600mの未勝利戦を勝っていたフローレスマジックなので、2016年が一番今年に近い感じがする。

 

では、2016年KBS京都賞ファンタジーステークスの結果を見てみる。

 

2016年KBS京都賞ファンタジーステークス(12頭立て)

1着 ミスエルテ 牝2 54㎏ 1枠1番(逆12番)川田将雅騎手 1人気

前走 新馬戦(阪神1600m)1人気1着

2着 ショーウェイ 牝2 54㎏ 6枠7番(逆6番)松若風馬騎手 12人気

前走 ききょうステークス(阪神1400m・特指・別定)6人気8着(1着対角)

 

2016年KBS京都賞ファンタジーステークスを制したミスエルテは、秋季に行われた阪神1600mの新馬戦を1人気で勝ってきたノーザンファーム生産、サンデーレーシングが馬主の馬。

 

2着に入ったショーウェイは、小倉1200mの未勝利戦を勝った後、阪神1600mのききょうステークスで8着に終わっていた12人気の馬。

 

ちなみに、ショーウェイの同枠のブラックオニキスは、札幌1500mの未勝利戦を勝った後、札幌1500mのオープン別定戦のクローバー賞を勝っていた馬だった。

結論

18頭立てで行われた2013年KBS京都賞ファンタジーステークスは、17頭立ての小倉1200mの新馬戦と15頭立ての小倉2歳ステークスを1人気で勝っていたベルカントが1着、12頭立てのデイリー杯2歳ステークスで6着(1着同枠)になっていたモズハツコイが2着になっていた。

 

ベルカントは逃げ馬だったが、多頭数のレースで結果を出していた馬であるので、多頭数のレースで実績を残していた馬は注意が必要であろう。

 

さて、KBS京都賞ファンタジーステークス2023の軸には、18頭立ての新潟1600mの新馬戦を勝ってきたワイドラトゥールを指名したい。

 

相手はクイックバイオ、カルチャーデイ、キャプテンネキ、バロン、シュークリーム、イツモニコニコあたりで軽く。