中山記念2022のサインはフラワーカップ1着馬?

ウマゾーです。

 

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

 

2月で引退する調教師が発表されていますよね。

 

今年は、藤沢和雄調教師を始めとする7人の調教師が2月いっぱいで引退します。

 

おそらく、引退する調教師のために、調教師の関係者は最善の努力をしたことでしょう。

 

今回は、2月末で引退する調教師が管理する馬が出走する中山記念2022について考えてみたいと思います。

中山記念2022の出馬表

17頭の登録があった中山記念2022ですが、エブリワンブラックが回避し、16頭立てのフルゲートとなっています。

 

現在のところ、1人気はダノンザキッド、2人気はアドマイヤハダル、3人気はパンサラッサとなっています。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 ソッサスブレイ せん8 56.0kg 柴田 大知 粕谷 昌央 手嶋 康雄
1枠 2番 トーラスジェミニ 牡6 56.0kg 西村 淳也 小桧山 悟 柴原 榮
2枠 3番 ガロアクリーク 牡5 56.0kg 田辺 裕信 上原 博之 水上 行雄
2枠 4番 ヒュミドール せん6 56.0kg M.デムーロ 小手川 準 (有)サンライズ
3枠 5番 パンサラッサ 牡5 56.0kg 吉田 豊 矢作 芳人 広尾レース(株)
3枠 6番 レッドサイオン せん6 56.0kg 木幡 育也 藤沢 和雄 (株)東京ホースレーシング
4枠 7番 ウインイクシード 牡8 56.0kg 松岡 正海 鈴木 伸尋 (株)ウイン
4枠 8番 マルターズディオサ 牝5 54.0kg 戸崎 圭太 手塚 貴久 藤田 在子
5枠 9番 ゴーフォザサミット せん7 56.0kg 北村 宏司 藤沢 和雄 山本 英俊
5枠 10番 ルフトシュトローム 牡5 56.0kg 石橋 脩 堀 宣行 (有)サンデーレーシング
6枠 11番 カラテ 牡6 56.0kg 菅原 明良 高橋 祥泰 小田切 光
6枠 12番 アドマイヤハダル 牡4 55.0kg 横山 武史 大久保 龍志 近藤 旬子
7枠 13番 ワールドリバイバル 牡4 55.0kg 津村 明秀 牧田 和弥 鈴木 昭和
7枠 14番 コントラチェック 牝6 54.0kg 丸山 元気 藤沢 和雄 (有)キャロットファーム
8枠 15番 ダノンザキッド 牡4 55.0kg 川田 将雅 安田 隆行 (株)ダノックス
8枠 16番 ワールドウインズ せん5 56.0kg 田中 勝春 武 幸四郎 川勝 裕之

2月いっぱいで引退となる藤沢和雄厩舎は3頭出し!

 

また、カラテの高橋祥泰調教師も2月末で引退しますね。

2014年中山記念からのサイン

中山記念2022に出走するダノンザキッドは、2歳G1のホープフルステークスの1着馬!

 

2歳G1のホープフルステークスの1着馬が、中山記念に出走してきたことはありません。

 

残念…

 

でも、2歳G1の1着馬が中山記念に出走してきたことならあるんですよね。

 

それは、2歳G1の朝日杯フューチュリティステークス優勝馬のロゴタイプなんですけどね。

 

ロゴタイプとダノンザキッドって、ちょっと似ているんですよね。

 

ロゴタイプは、朝日杯フューチュリティステークスを勝った後に皐月賞で1着になった馬。

 

ダノンザキッドは、ホープフルステークスを勝った後、皐月賞で1着同枠になった馬。

 

では、ロゴタイプが4歳になってから出走した2014年の中山記念の結果を見てみます。

 

2014年中山記念(15頭立て)

1着 ジャスタウェイ 牡5 58㎏ 3枠4番(逆12番)横山典弘騎手 2人気

前走 天皇賞(秋)(東京2000m)5人気1着

前々走 毎日王冠(東京1800m・指定・別定)6人気2着

1着同枠 ロゴタイプ  牡4 58㎏ C.デムーロ騎手 3人気

前走 札幌記念(札幌2000m・特指・定量)1人気5着

前々走 日本ダービー(東京2400m)2人気5着

3走前 皐月賞(中山2000m)1人気1着

5走前 朝日杯フューチュリティステークス(中山1600m)7人気1着

2着 アルキメデス 牡5 56㎏ 5枠9番(逆7番)岩田康誠騎手 4人気

前走 朝日チャレンジカップ(阪神1800m・特指・ハンデ)1人気1着

前々走 1600万下条件戦・八坂ステークス(京都1800m)1人気1着(ゾロ目)

2着同枠 ナカヤマナイト 牡6 57㎏ 柴田善臣騎手 6人気

前走 有馬記念(中山2500m)10人気13着

前々走 ジャパンカップ(東京2400m)10人気9着

3走前 産経賞オールカマー(中山2200m・指定・別定)2人気1着

 

2014年中山記念で優勝したジャスタウェイは、東京1800mの特別指定交流競走別定戦のエプソムカップで2着、新潟1600mの特別指定交流競走別定戦の関屋記念で2着、東京1800mの指定交流競走別定戦の毎日王冠で2着になった後、東京2000mのG1の天皇賞(秋)で1着になった馬。

 

ジャスタウェイの同枠のロゴタイプは、中山1600mの朝日杯フューチュリティステークス、中山1800mのフジテレビ賞スプリングステークス、中山2000mの皐月賞を勝っていた馬。

 

2着になったアルキメデスは、1600万下条件戦の八坂ステークスと朝日チャレンジカップで、連続1800m連勝歴を持つ馬。

 

アルキメデスの同枠のナカヤマナイトは、中山2200mの産経賞オールカマーを勝った後、G1で惨敗していた馬。

 

2014年中山記念の結果から考えると、ダノンザキッドはロゴタイプのように強い連対の型を持っているとは感じられません。

 

むしろ、2020年フジテレビ賞スプリングステークス1着馬のガロアクリークのほうが気になります。

フラワーカップ1着馬参戦からのサイン

2月いっぱいで引退となる藤沢和雄厩舎の3本の矢の1頭であるコントラチェックは、2019年のフラワーカップ1着馬。

 

中山記念と同じ中山1800mを舞台とするフラワーカップ1着馬が中山記念に出走してきたケースは1991年、1995年の2回のみ。

 

1990年フラワーカップ1着馬のユキノサンライズは、1991年の中山記念に出走し1着。

 

1993年フラワーカップ1着馬のホクトベガは、1995年の中山記念に出走し8着。(連対馬の筋配置になっていない)

 

この2頭の違いは、中山1800mでの戦歴の刻み方でしょう。

 

ユキノサンライズは中山記念の前に、中山1800mの牝馬ハンデ重賞であるローレル競馬場賞中山牝馬ステークスを勝利している馬で、中山1800mでは3戦3勝だった馬。

 

一方、ホクトベガは、中山1800mで4着以下に敗れていたケースも見られます(連対馬の筋にもなっていない)。

 

コントラチェックは、中山1800mのレースで2戦1勝の馬。

 

ただし、16着に惨敗した2020年ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスでは、1着平行に配置されていた馬なので、連対の型としてはアリかと思います。

最後に

指定交流競走別定戦の2021年夕刊フジ賞オーシャンステークスを勝っているコントラチェックと2020年フジテレビ賞スプリングステークス1着馬のガロアクリークが対角配置になっていることから、コントラチェックを軸にしてみます。

 

相手はパンサラッサ、ヒュミドール、カラテ、ダノンザキッドあたりに。