京都大賞典2021にダービー馬が出走!それってサイン?

ウマゾーです。

 

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

 

今回は、京都大賞典2021について考えてみたいと思います。

 

京都大賞典は、1着馬に対し、産経賞オールカマー、毎日王冠とともに天皇賞(秋)への優先出走権を与えるレースなんですが、この優先出走権が使われたのは2015年と2019年のみ。

 

京都大賞典を勝った馬は、ジャパンカップや有馬記念に向かう馬が多いイメージがあります。

 

さて、今年の京都大賞典は、どんな結果になるんでしょうね。

京都大賞典2021の出走予定

京都大賞典2021の登録馬は14頭。

 

昨年の京都大賞典2着馬のキセキが出走を予定していますね。

 馬 名 性齢 斤量 想定騎手 調教師
1 アイアンバローズ 牡4 56.0kg 岩田 望来 上村 洋行
2 アリストテレス 牡4 57.0kg M.デムーロ 音無 秀孝
3 オセアグレイト 牡5 57.0kg 野中 悠太郎 菊川 正達
4 キセキ 牡7 57.0kg 和田 竜二 辻野 泰之
5 ステイフーリッシュ 牡6 56.0kg 矢作 芳人
6 ダンビュライト せん7 56.0kg 松若 風馬 音無 秀孝
7 ディアマンミノル 牡4 56.0kg 荻野 極 本田 優
8 ヒュミドール せん5 56.0kg 幸 英明 小手川 準
9 ヒートオンビート 牡4 56.0kg 戸崎 圭太 友道 康夫
10 ベレヌス 牡4 56.0kg 斎藤 新 杉山 晴紀
11 マカヒキ 牡8 57.0kg 藤岡 康太 友道 康夫
12 ムイトオブリガード 牡7 56.0kg 藤岡 佑介 角田 晃一
13 モズベッロ 牡5 56.0kg 池添 謙一 森田 直行
14 ロードマイウェイ 牡5 56.0kg 松山 弘平 杉山 晴紀

参考 netkeiba

ダービー馬出走からのサイン

2016年の日本ダービーを制したマカヒキが、京都大賞典2021に登録しています。

 

ダービー馬が京都大賞典に出走したケースは少なく、調べたところ、1999年のスペシャルウィーク、2015年のワンアンドオンリーしかありません。

 

では、スペシャルウィークが出走した1999年京都大賞典、ワンアンドオンリーが出走した2015年の京都大賞典の結果を見てみます。

 

1999年京都大賞典(10頭立て)

1着 ツルマルツヨシ 牡5 57㎏ 4枠4番(逆7番) 藤田伸二騎手 4人気

前走 朝日チャレンジカップ(阪神2000m・特指・別定)5人気1着

前々走 テレビ西日本賞北九州記念(小倉1800m・特指・ハンデ)3人気3着

2着 メジロブライト 牡6 59㎏ 6枠6番(逆5番)河内洋騎手 2人気

前走 天皇賞(春)(京都3200m)3人気2着

前々走 阪神大賞典(阪神3000m・指定・別定)1人気2着

3着 テイエムオペラオー 牡4 57㎏ 8枠10番(逆1番)和田竜二騎手 3人気

前走 日本ダービー(東京2400m)3人気3着

前々走 皐月賞(中山2000m)5人気1着

7着  スペシャルウィーク 牡5 59㎏ 7枠7番(逆4番)武豊騎手 1人気

前走 宝塚記念(阪神2200m)1人気2着

前々走 天皇賞(春)(京都3200m)1人気1着

3走前 阪神大賞典(阪神3000m・指定・別定)2人気1着

 

1999年京都大賞典を制したツルマルツヨシは、阪神2000mの特別指定交流競走別定戦の朝日チャレンジカップで重賞初勝利を飾っていた上がり馬。

 

2着になったメジロブライトは、指定交流競走別定戦の阪神大賞典で連対し、次戦の天皇賞(春)で2着になっているG1馬。

 

3着になったテイエムオペラオーは、特別指定交流競走別定戦の毎日杯を勝ち、次戦の皐月賞で優勝しているG1馬。

 

ダービー馬のスペシャルウィークは、指定交流競走別定戦の阪神大賞典で1着、天皇賞(春)で1着、宝塚記念2着という戦歴を刻みましたが、1着対角の7着に終わっています。

 

2015年京都大賞典(10頭立て)

1着 ラブリーデイ 牡5 58㎏ 1枠1番(逆10番)川田将雅騎手 1人気

前走 宝塚記念(阪神2200m)6人気1着

前々走 鳴尾記念(阪神2000m・特指・別定)2人気1着

2着 サウンズオブアース 牡4 56㎏ 8枠10番(逆1番)浜中俊騎手 2人気

前走 天皇賞(春)(京都3200m)4人気9着

前々走 日経賞(中山2500m・指定・別定)1人気4着(2着対角)

3走前 菊花賞(京都3000m)4人気2着

3着  カレンミロティック せん7 56㎏ 7枠7番(逆4番)蛯名正義騎手 5人気

前走 宝塚記念(阪神2200m)5人気13着

前々走 天皇賞(春)(京都3200m)10人気3着(1着同枠)

 

2015年京都大賞典で1着になったのは、阪神2000mの特別指定交流競走別定戦の鳴尾記念を勝利し、宝塚記念も勝っていたラブリーデイ。

 

2着になったのは、2014年菊花賞2着馬で、指定交流競走別定戦の日経賞で2着対角の4着だったサウンズオブアース。

 

3着になったカレンミロティックは、2014年宝塚記念2着馬で、2015年も天皇賞(春)で3着に入っていた長距離適性のある馬。

 

ダービー馬のワンアンドオンリーは6着に敗退し、連対馬の筋にもなっていません。

 

ワンアンドオンリーは、2014年の日本ダービーと神戸新聞杯を連勝した後、G1だけを走っていた馬ですが、神戸新聞杯以降は連対もなかったので、この馬は連対の型を持っていなかったといえます。

 

スペシャルウィークが出走した1999年京都大賞典、ワンアンドオンリーが出走した2015年の京都大賞典の結果から考えると、G1馬、指定交流競走別定戦の連対馬、特別指定交流競走別定戦の連対馬あたりが気になります。

 

京都大賞典2021の登録馬でいうと、キセキ、ステイフーリッシュあたりでしょうか。

最後に

今年の京都大賞典は、阪神で開催されます。

 

京都大賞典2021に登録しているヒートオンビートは、阪神競馬場で7戦1勝、2着5回の阪神巧者。

 

唯一連対を外れた西宮ステークスも、2着同枠の4着になっています。

 

この馬が出走してきたら、狙いたい馬ですね。