ユニコーンステークス2024（第29回）の考察

ユニコーンステークス2024の出馬表

ユニコーンステークス2024の登録馬は19頭。

登録馬19頭のうち、アリエスキング、オウケンシルヴァー、コトホドサヨウニが回避し、16頭立てとなっている。

長谷川祐司氏が馬主のクロドラバールとムルソーが同枠配置になったことで、ユニコーンステークス2024は染め分け帽戦となった。

ユニコーンステークスは、今年から東京ダービーの前哨戦に位置付けられたことで、開催時期が繰り上げられ、距離も1600ｍから1900ｍに変更されている。

しかも、染め分け帽戦という特殊な設定になっている。

はっきり言って、勝負すべきレースではないと思う。

とはいっても、このような難解なレースほどチャレンジしたくなるのが、競馬好きの性である。

さて、何から手を付けていこうかと考えたとき、真っ先に浮かんだのが、3歳馬のG3競走の別定重量から馬齢重量への変更である。

今年、3歳馬のG3競走は別定重量から馬齢重量への変更が行われたが、指定戦と考えると、アーリントンカップが浮かぶ。

まずは、今年のアーリントンカップの結果を見てみる。

2024年アーリントンカップ（16頭立て）

1着　ディスペランツァ　牡3　57㎏　2枠3番（逆14番）モレイラ騎手　1人気

前走　3歳1勝クラス・平場（阪神芝1600ｍ）3人気1着

前々走　ホープフルステークス（中山芝2000ｍ）10人気9着

1着同枠　シンドリームシン　牡3　57㎏　浜中俊騎手　14人気

前走　ジュニアカップ（リステッド・中山芝1600ｍ・特指・別定）6人気7着

前々走　2歳未勝利戦（阪神芝1600ｍ）2人気1着

2着　アレンジャー　牡3　57㎏　1枠2番（逆15番）横山典弘騎手　15人気

前走　3歳1勝クラス・平場（中山芝1200ｍ）3人気2着

前々走　3歳1勝クラス・白梅賞（京都芝1600ｍ）2人気4着

2着同枠　ポッドテオ　牡3　57㎏　北村宏司騎手　7人気

前走　3歳1勝クラス・平場（東京芝1600ｍ）3人気1着

前々走　3歳1勝クラス・セントポーリア賞（東京芝1800ｍ）2人気2着

3着　チャンネルトンネル　牡3　57㎏　4枠7番（逆10番）坂井瑠星騎手　4人気

前走　フジテレビ賞スプリングステークス（中山芝1800ｍ・指定・馬齢）6人気4着同着

前々走　3歳1勝クラス・平場（東京芝1600ｍ）1人気4着

2024年アーリントンカップを制したのは、アーリントンカップと同じ阪神1600ｍの3歳1勝クラスを勝ってきた1人気のディスペランツァ。

ディスペランツァは、阪神コースで2戦2勝だった馬。

ディスペランツァの同枠のシンドリームシンは、最終賞金加算が阪神1600ｍの2歳未勝利戦だった14人気の馬。

2着になったアレンジャーは、1月6日開催のジュニアカップで4着になっていた馬。

アレンジャーの同枠のポッドテオは、ジュニアカップで3着に敗れた後、東京芝1600ｍの3歳1勝クラスを勝ってきた馬。

3着になったチャンネルトンネルは、フジテレビ賞スプリングステークスで4着になっていた馬。

2024年アーリントンカップの結果から考えると、京都ダート1900ｍで勝っている馬、1人気の馬あたりが気になる。

京都ダート1900ｍのレースを勝っている馬は、ムルソーとハーバーライトの2頭。

ハーバーライトは、京都ダート1900ｍを連勝している馬なので、自身が連対しなければ、筋の馬が連対するのではないだろうか。

ただし、軸にはミッキーファイトを選びたいと思う。

相手は、ムルソー、ハーバーライト、スナークラファエロ、ノットイナフ、アラレタバシルあたり。