京成杯2024の出馬表
京成杯2024の登録馬は16頭。
登録馬16頭のうち、キャントウェイトが回避して15頭立てとなり、さらに、ロジルーラーが出走取消となっている。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | ニシノフィアンス | 牡3 | 57.0kg | 三浦 皇成 | 竹内 正洋 | 西山 茂行 |
2枠 | 2番 | バードウォッチャー | 牡3 | 57.0kg | C.ルメール | 国枝 栄 | 金子真人ホールディングス(株) |
2枠 | 3番 | レイデラルース | 牡3 | 57.0kg | 石橋 脩 | 手塚 貴久 | DMMドリームクラブ(株) |
3枠 | 4番 | エコロマーズ | 牡3 | 57.0kg | 内田 博幸 | 牧浦 充徳 | 原村 正紀 |
3枠 | 5番 | ||||||
4枠 | 6番 | アーバンシック | 牡3 | 57.0kg | 横山 武史 | 武井 亮 | (有)シルクレーシング |
4枠 | 7番 | ロードヴェスパー | 牡3 | 57.0kg | 横山 和生 | 和田 勇介 | (株)ロードホースクラブ |
5枠 | 8番 | ハヤテノフクノスケ | 牡3 | 57.0kg | 岩田 望来 | 中村 直也 | 佐藤 範夫 |
5枠 | 9番 | アスクナイスショー | 牡3 | 57.0kg | 大野 拓弥 | 中舘 英二 | 廣崎 利洋 |
6枠 | 10番 | コスモブッドレア | 牡3 | 57.0kg | 石川 裕紀人 | 小野 次郎 | (有)ビッグレッドファーム |
6枠 | 11番 | マイネルフランツ | 牡3 | 57.0kg | 津村 明秀 | 和田 正一郎 | (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン |
7枠 | 12番 | グローリーアテイン | 牡3 | 57.0kg | 戸崎 圭太 | 金成 貴史 | (有)社台レースホース |
7枠 | 13番 | ドゥレイクパセージ | 牡3 | 57.0kg | R.キング | 堀 宣行 | 吉田 勝己 |
8枠 | 14番 | ダノンデサイル | 牡3 | 57.0kg | 横山 典弘 | 安田 翔伍 | (株)ダノックス |
8枠 | 15番 | ジュンゴールド | 牡3 | 57.0kg | 坂井 瑠星 | 友道 康夫 | 河合 純二 |
8枠は、エピファネイア産駒同士の枠となっている。
フェアリーステークスと日刊スポーツ賞シンザン記念からの考察
今年から3歳G3の重賞は、別定戦から馬齢戦に変更となる。
既に終了した今年のフェアリーステークスと日刊スポーツ賞シンザン記念の結果から考えてみる。
今年のフェアリーステークスは、昨年のKBS京都賞ファンタジーステークスと同日に行われた京都1600mの未勝利戦を勝ってきたイフェイオンが勝っている。
イフェイオンの同枠に入ったニシノティアモは、昨年のKBS京都賞ファンタジーステークスの翌日に行われた東京1600mの未勝利戦を勝利していたので、イフェイオンが入った8枠は、地方馬が阪神ジュベナイルフィリーズに優先的に出走できるKBS京都賞ファンタジーステークスの開催日近くで初勝利を挙げたことになる。
今年のフェアリーステークスの2着馬のマスクオールウィンは、昨年の阪神ジュベナイルフィリーズの前日に行われた1勝クラスの黒松賞(中山1200m)を勝っていた。
マスクオールウィンの同枠のメイショウヨゾラは、昨年の阪神ジュベナイルフィリーズの後に初勝利を挙げているので、マスクオールウィンが入った3枠は、阪神ジュベナイルフィリーズの開催日近くで賞金を加算していることになる。
3着に入ったラヴスコールは、夏季開催の札幌1500mの新馬戦で初勝利を挙げた後、地方馬が阪神ジュベナイルフィリーズに優先的に出走できるアルテミスステークスで7着に敗れていた馬であり、ニシノティアモの対角配置の馬である。
一方、今年の日刊スポーツ賞シンザン記念は、昨年のデイリー杯2歳ステークスの翌日に行われた東京1600mの新馬戦で優勝していたマル外のノーブルロジャーが勝っていた。
ノーブルロジャーの同枠馬のラーンザロープスは、牝馬なので55㎏斤量で日刊スポーツ賞シンザン記念に出走でき、ラーンザロープスは55㎏斤量で未勝利戦を既に勝利していた。
2着に入ったエコロブルームは、昨年のデイリー杯2歳ステークスの同日に行われた東京1600mの未勝利戦を勝っていた馬。
3着に入ったウォーターリヒトは、昨年の朝日杯フューチュリティステークスの前日に行われた阪神2000mの未勝利戦を勝ってきた馬で、エコロブルームとウォーターリヒトは同枠配置だった。
今年のフェアリーステークスと日刊スポーツ賞シンザン記念の結果から、今年の京成杯を考えてみる。
フェアリーステークスは中山1600mを舞台とする3歳牝馬限定戦、日刊スポーツ賞シンザン記念は京都1600mを舞台とする3歳特指馬齢戦、京成杯は中山2000mを舞台とする3歳特指馬齢戦である。
2000mを舞台とする2歳G1はホープフルステークスで、ホープフルステークスに優先的に地方馬が出走できるレースとして、東京スポーツ杯2歳ステークスとラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスが用意されている。
昨年の東京スポーツ杯2歳ステークスは11月18日、ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスは11月25日に行われているので、今年のフェアリーステークスと日刊スポーツ賞シンザン記念の結果をもとに考えると、11月25日前後に賞金を加算している馬が連対することになるのだが…
京成杯2024の出走馬では、グローリーアテインが、昨年のラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスの開催翌日の11月26日に新馬戦で初勝利を挙げている。
一方、昨年のホープフルステークスは12月28日に行われており、昨年のホープフルステークスの開催日に最も近い日で賞金加算している馬は、ニシノフィアンスとなっている。
結論
馬番発表後に出走取消が発生したことで、微妙な流れになってきた。
京成杯と同じ中山2000mを舞台とする昨年のホープフルステークスも、馬番発表後に2頭の出走取消が発生していた。
昨年のホープフルステークスは、1人気の牝馬のレガレイラが1着、2人気のマル外のシンエンペラーが2着、3着にはシンエンペラーの同枠馬で、出走取消を行ったサンライズアースと同馬主のサンライズジパングが入っていた。(対角ゾロ目で決着)
まあ、昨年のホープフルステークスは出走取消が2頭も発生した壊れたレースなので、1人気と2人気の特殊決着は、想定される決着の1つであったのだが。
さて、昨年のホープフルステークスと同様に、出走取消が発生して壊れたレースになった今年の京成杯なので、1人気のジュンゴールドと2人気のアーバンシックの組み合わせは押さえたいと思う。
後は、ジュンゴールドから筋配置のダノンデサイル、ニシノフィアンス、ロードヴェスパー、11月26日に新馬戦で初勝利を挙げたグローリーアテインあたりに流してみる。