ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、サウジアラビアロイヤルカップ2022について考えてみたいと思います。
2015年に、前身の「いちょうステークス」からレース名が変わったサウジアラビアロイヤルカップは、今年、第8回を迎える歴史の浅いレースです。
ただし、歴史が浅い割には、グランアレグリア、サリオス、ステルヴィオといった後のG1馬を輩出しているので、出世レースといっても良いでしょう。
それは、おそらく東京1600ｍで行われるから…
サウジアラビアロイヤルカップ2022の出走予定
サウジアラビアロイヤルカップ2022の登録馬は10頭。
今年は牝馬の登録がありませんでした。
| 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
| 1 | グラニット | 牡2 | 55.0kg | 嶋田 純次 | 大和田 成 |
| 2 | シルヴァーデューク | 牡2 | 55.0kg | 戸崎 圭太 | 西村 真幸 |
| 3 | ドルチェモア | 牡2 | 55.0kg | 横山 和生 | 須貝 尚介 |
| 4 | ノッキングポイント | 牡2 | 55.0kg | Ｃ．ルメール | 木村 哲也 |
| 5 |  フロムダスク |
牡2 | 55.0kg | 森 秀行 | |
| 6 | フロムナウオン | 牡2 | 55.0kg | 津村 明秀 | 手塚 貴久 |
| 7 | ブーケファロス | 牡2 | 55.0kg | 菅原 明良 | 清水 英克 |
| 8 | マイネルケレリウス | 牡2 | 55.0kg | 石川 裕紀人 | 奥村 武 |
| 9 | ミシェラドラータ | 牡2 | 55.0kg | 大野 拓弥 | 清水 久詞 |
| 10 | レッドソリッド | 牡2 | 55.0kg | 三浦 皇成 | 音無 秀孝 |
参考 netkeiba
2場開催からのサイン
昨年のサウジアラビアロイヤルカップは、裏開催が阪神と新潟の3場開催で行われていました。
しかし、今年は裏開催が阪神だけの2場開催となっています。
前身の「いちょうステークス」からサウジアラビアロイヤルカップにレース名が変更された2015年以降で、2場開催で行われたのは、2015年～2018年の4年だけとなります。
ただし、2017年のサウジアラビアロイヤルカップは、2勝馬と地方馬がいる出走構成なので、今年とは異なります。
では、残った2015年、2016年、2018年のサウジアラビアロイヤルカップの結果を見てみます。
2015年サウジアラビアロイヤルカップ（12頭立て・牝馬出走アリ）
1着 ブレイブスマッシュ 牡2 55㎏ 5枠6番（逆7番）横山典弘騎手 4人気
トーセンファントム産駒 馬主 島川隆哉 小笠倫弘調教師（美浦）
エスティファーム生産
前走 未勝利戦（札幌1500ｍ）1人気1着
前々走 未勝利戦（新潟1600ｍ）
2着 イモータル 牡2 55㎏ 8枠12番（逆1番）戸崎圭太騎手 1人気
マンハッタンカフェ産駒 馬主 金子真人ホールディングス 須貝尚介調教師（栗東）
ノーザンファーム生産
前走 新馬戦（新潟1600ｍ）1人気1着
レース名が変更された初年度にあたる2015年サウジアラビアロイヤルカップは、4戦目の札幌1500ｍの未勝利戦で1人気1着だったブレイブスマッシュが1着。
ブレイブスマッシュは、左回りの東京1600ｍの新馬戦で2着、中京1600ｍの未勝利戦で2着、新潟1600ｍの未勝利戦で2着の成績を持っていた馬。（左回り1600ｍ連続連対歴を持つ馬）
2着になったイモータルは、新潟1600ｍの新馬戦を1人気で勝利していたノーザンファーム生産馬。
2016年サウジアラビアロイヤルカップ（9頭立て・牝馬出走アリ）
1着 ブレスジャーニー 牡2 55㎏ 6枠6番（逆4番）柴田善臣騎手 3人気
バトルプラン産駒 馬主 島川隆哉 本間忍調教師（美浦）
競優牧場生産
前走 未勝利戦（東京1600ｍ）2人気1着
前々走 新馬戦（東京1400ｍ）5人気3着
2着 ダンビュライト 牡2 55㎏ 7枠7番（逆3番）ルメール騎手 2人気
ルーラーシップ産駒 馬主 サンデーレーシング 音無秀孝調教師（栗東）
ノーザンファーム生産
前走 新馬戦（中京1600ｍ）3人気1着
2016年サウジアラビアロイヤルカップを勝ったブレスジャーニーは、東京1400ｍの新馬戦で3着に敗れた後、東京1600ｍの未勝利戦で勝ってきた馬。
2着に入ったダンビュライトは、中京1600ｍの新馬戦を勝っていたノーザンファーム生産馬。
2018年サウジアラビアロイヤルカップ（8頭立て・牝馬出走アリ）
1着 グランアレグリア 牝2 54㎏ 4枠4番（逆5番）ルメール騎手 1人気
ディープインパクト産駒 馬主 サンデーレーシング 藤沢和雄調教師（美浦）
ノーザンファーム生産
前走 新馬戦（東京1600ｍ）1人気1着
2着 ドゴール 牡2 55㎏ 5枠5番（逆4番）津村明秀騎手 7人気
サクラプレジデント産駒 馬主 カナヤマホールディングス 黒岩陽一調教師（美浦）
豊洋牧場生産
前走 新馬戦（新潟1400ｍ）4人気1着
8頭立てで行われた2018年サウジアラビアロイヤルカップを勝ったグランアレグリアは、東京1600ｍの新馬戦を勝ってきたノーザンファーム生産の牝馬。
2着になったドゴールは、新潟1400ｍの新馬戦を勝ってきた馬で、グランアレグリアの対角配置になっていました。
2場開催で行われた2015年、2016年、2018年のサウジアラビアロイヤルカップの結果から考えると、東京コースでデビューした馬で1着～3着になっている馬、ノーザンファーム生産馬が気になります。
サウジアラビアロイヤルカップの登録馬で、東京コースでデビューした馬で1着～3着になっている馬はグラニット、ノッキングポイント、マイネルケレリウスの3頭、ノーザンファーム生産馬はノッキングポイント、フロムナウオンの2頭となります。
最後に
現時点ではノッキングポイントの相手探しといった感じになります。
回避馬も出てくるでしょうから、出馬表が出たら再考してみたいと思います。
