シリウスステークス2023の出馬表
シリウスステークス2023には15頭が登録。
15頭の登録馬のうち、今年のフェブラリーステークスを制していたレモンポップが回避し、14頭立てとなった。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | キリンジ | 牡3 | 54.0kg | 藤岡 佑介 | 佐々木 晶三 | 岡 浩二 |
2枠 | 2番 | ロードブレス | 牡7 | 58.0kg | 川須 栄彦 | 奥村 豊 | (株)ロードホースクラブ |
3枠 | 3番 | ヴァンヤール | 牡5 | 57.0kg | 荻野 極 | 庄野 靖志 | (株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン |
3枠 | 4番 | ヘラルドバローズ | 牡4 | 56.0kg | 松山 弘平 | 寺島 良 | 猪熊 広次 |
4枠 | 5番 | フルヴォート | 牡5 | 55.0kg | 幸 英明 | 西村 真幸 | (有)キャロットファーム |
4枠 | 6番 | ニューモニュメント | 牡7 | 58.0kg | 川田 将雅 | 小崎 憲 | 前田 葉子 |
5枠 | 7番 | アイコンテーラー | 牝5 | 55.5kg | 菱田 裕二 | 河内 洋 | 中西 浩一 |
5枠 | 8番 | サンマルレジェンド | 牡5 | 55.0kg | 酒井 学 | 大橋 勇樹 | 相馬 勇 |
6枠 | 9番 | カフジオクタゴン | 牡4 | 57.0kg | 坂井 瑠星 | 矢作 芳人 | 加藤 守 |
6枠 | 10番 | トウセツ | 牡4 | 55.0kg | M.デムーロ | 杉山 佳明 | 中辻 明 |
7枠 | 11番 | サンライズホープ | 牡6 | 58.5kg | 和田 竜二 | 羽月 友彦 | 松岡 隆雄 |
7枠 | 12番 | クリノドラゴン | 牡5 | 58.0kg | 武 豊 | 大橋 勇樹 | 栗本 博晴 |
8枠 | 13番 | ゲンパチルシファー | 牡7 | 58.0kg | 鮫島 克駿 | 佐々木 晶三 | 平野 武志 |
8枠 | 14番 | ハギノアレグリアス | 牡6 | 58.5kg | 岩田 望来 | 四位 洋文 | 日隈 良江 |
今年のシリウスステークスは、2019年以来の阪神ダート2000mという舞台になっている。
ジャパンダートダービー2着馬出走からの考察
シリウスステークス2023出走馬唯一の3歳馬であるキリンジは、大井のジャパンダートダービー2着からの参戦となる。
過去のシリウスステークスに出走した3歳馬で、前走でジャパンダートダービー2着になっていたのは、2018年のオメガパフューム、2020年のダイメイコリーダ、2021年のゴッドセレクションの3頭。
ただし、オメガパフュームとダイメイコリーダは前々走で、条件戦に出走していた馬だった。
残ったゴッドセレクションは、前々走がキリンジと同じ兵庫チャンピオンシップで、しかも着順が2着と非常に似通っている。
では、ゴッドセレクションが出走した2021年シリウスステークスの結果を見てみる。
2021年シリウスステークス(中京1900m・16頭立て)
1着 サンライズホープ 牡4 56㎏ 4枠8番(逆9番)幸英明騎手 4人気
前走 プロキオンステークス(小倉1700m・指定・別定)1人気6着
前々走 三宮ステークス(中京1800m・特指・ハンデ)2人気1着
2着 ウェスタールンド せん9 58㎏ 6枠11番(逆6番)藤岡佑介騎手 5人気
前走 エルムステークス(函館1700m・指定・別定)3人気4着
前々走 プロキオンステークス(小倉1700m・指定・別定)2人気7着
3着 ブルベアイリーデ 牡5 57㎏ 1枠2番(逆15番)福永祐一騎手 2人気
前走 BSN賞(リステッド・新潟1800m・特指・ハンデ)3人気1着
前々走 欅ステークス(東京1400m・特指・別定)4人気3着
最下位 ゴッドセレクション 牡3 54㎏ 3枠6番(逆11番)中井裕二騎手 1人気
前走 ジャパンダートダービー(大井2000m)2着
前々走 兵庫チャンピオンシップ(園田1870m)2着
中京ダート1900mで行われた2021年シリウスステークスは、中京ダート1900mの3勝クラスの鈴鹿ステークスで2着になった後、阪神ダート2000mの3勝クラスの灘ステークスで1着、中京ダート1800mのハンデ戦の三宮ステークスで1着、小倉ダート1700mの別定戦のプロキオンステークスで1人気6着だった4歳馬のサンライズホープが1着。
2着になったウェスタールンドは、2018年シリウスステークス(阪神開催)2着、2018年チャンピオンズカップ(中京ダート1800m)2着歴を持つトップハンデの9歳騙馬。
3着になったブルベアイリーデは、新潟ダート1800mのハンデ戦であるBSN賞を勝ってきた5歳馬。
兵庫チャンピオンシップとジャパンダートダービーで連続2着になっていた3歳馬のゴッドセレクションは最下位になったが、ウェスタールンドの対角に配置されていた。
結論
ジャパンダートダービーは、2024年よりジャパンダートクラシックにレース名が変更となり、開催時期も10月上旬に繰り下がることが決定されている。
つまり、ジャパンダートダービーというレース名で行われるのは、今年が最後になるということ。
ならば、ジャパンダートダービー2着馬のキリンジは要注意の馬ということになる。
2021年シリウスステークスでも、ジャパンダートダービー2着馬はトップハンデ馬の対角に配置されていたので、今年のシリウスステークスと配置的には同じである。
そこで、キリンジとトップハンデのハギノアレグリアスの組み合わせをまず押さえる。
後は、キリンジ(ハギノアレグリアス)からヴァンヤール、ヘラルドバローズ、トウセツあたり。