東京新聞杯2024(第74回)の考察

東京新聞杯2024の出馬表

東京新聞杯2024の登録馬は22頭。

 

22頭の登録馬のうち、ライトクオンタムが回避、カルリーノ、カルロヴェローチェ、セッタレダスト、ラヴェル、リューベックが除外となり、16頭立てのフルゲートで行われることになった。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 サクラトゥジュール 牡7 57.0kg R.キング 堀 宣行 (株)さくらコマース
1枠 2番 アスクコンナモンダ 牡5 57.0kg 横山 武史 中内田 充正 廣崎利洋HD(株)
2枠 3番 ドルチェモア 牡4 57.0kg 石橋 脩 上原 佑紀 (株)スリーエイチレーシング
2枠 4番 ルージュリナージュ 牝5 55.0kg 横山 和生 宗像 義忠 (株)東京ホースレーシング
3枠 5番 ウインカーネリアン 牡7 58.0kg 三浦 皇成 鹿戸 雄一 (株)ウイン
3枠 6番 マスクトディーヴァ 牝4 56.0kg 岩田 望来 辻野 泰之 (有)社台レースホース
4枠 7番 ジャスティンカフェ 牡6 58.0kg 坂井 瑠星 安田 翔伍 三木 正浩
4枠 8番 ホウオウビスケッツ 牡4 57.0kg 岩田 康誠 奥村 武 小笹 芳央
5枠 9番 ウンブライル 牝4 55.0kg C.ルメール 木村 哲也 (有)サンデーレーシング
5枠 10番 ダノンタッチダウン 牡4 57.0kg 北村 友一 安田 隆行 (株)ダノックス
6枠 11番 マテンロウスカイ せん5 57.0kg 横山 典弘 松永 幹夫 寺田 千代乃
6枠 12番 コナコースト 牝4 55.0kg 戸崎 圭太 清水 久詞 (有)サンデーレーシング
7枠 13番 トゥードジボン 牡5 57.0kg 藤岡 佑介 四位 洋文 青山 洋一
7枠 14番 サウンドビバーチェ 牝5 56.0kg 浜中 俊 高柳 大輔 増田 雄一
7枠 15番 フリームファクシ 牡4 58.0kg 菅原 明良 須貝 尚介 金子真人ホールディングス(株)
8枠 16番 アヴェラーレ 牝6 56.0kg R.キングスコート 木村 哲也 (有)シルクレーシング

5枠は、ロードカナロア産駒同士の枠となっている。

2018年東京新聞杯からの考察

東京新聞杯2024に出走するマスクトディーヴァは、前年の秋華賞2着馬。

 

前年の秋華賞2着馬が、東京新聞杯に出走してきたケースは、2018年のリスグラシュー、2022年のファインルージュ、2023年のナミュールの3頭。

 

ただし、2022年のファインルージュと2023年のナミュールが出走した秋華賞は通常開催ではない阪神開催であった。

 

残ったのは、2018年のリスグラシューである。

 

では、リスグラシューが出走した2018年東京新聞杯の結果を見てみる。

 

2018年東京新聞杯(16頭立て)

1着 リスグラシュー 牝4 55㎏ 4枠8番(逆9番)武豊騎手 3人気

前走 エリザベス女王杯(京都2200m)7人気8着(1着同枠)

前々走 秋華賞(京都2000m)4人気2着

1着同枠 クルーガー 牡6 56㎏ 浜中俊騎手 4人気

前走 スポーツニッポン賞京都金杯(京都1600m・カク指定・ハンデ)3人気2着

前々走 マイルチャンピオンシップ(京都1600m)8人気7着

2着 サトノアレス 牡4 57㎏ 2枠3番(逆14番)柴山雄一騎手 5人気

前走 キャピタルステークス(東京1600m・特指・別定)2人気2着

前々走 富士ステークス(東京1600m・指定・別定)6人気6着(2着対角)

2着同枠 ディバインコード 牡4 56㎏ 北村宏司騎手 11人気

前走 リゲルステークス(阪神1600m・特指・別定)5人気3着

前々走 オーロカップ(東京1400m・特指・ハンデ)1人気2着(ゾロ目)

3着 ダイワキャグニー 牡4 56㎏ 8枠15番(逆2番)横山典弘騎手 2人気

前走 日刊スポーツ賞中山金杯(中山2000m・カク指定・ハンデ)3人気5着

前々走 キャピタルステークス(東京1600m・特指・別定)1人気1着

 

2018年東京新聞杯を制したのは、秋華賞2着馬のリスグラシュー。

 

リスグラシューは、2歳の時に、東京新聞杯と同じ舞台設定(東京1600m)のアルテミスステークスを勝っていた4歳牝馬。

 

リスグラシューの同枠のクルーガーは、1月6日開催のスポーツニッポン賞京都金杯で2着になっていた6歳馬。

 

2着に入ったサトノアレスは、2016年の朝日杯フューチュリティステークス優勝馬で、前々走の富士ステークスで2着馬の対角に配置されていた4歳馬。

 

サトノアレスの同枠馬のディバインコードは、橘ステークスを勝っていた4歳馬。

 

3着に入ったダイワキャグニーは、前々走で東京新聞杯と同じ舞台設定(東京1600m)のキャピタルステークスを勝っていた4歳馬。

 

2018年東京新聞杯の結果から考えると、秋華賞2着馬のマスクトディーヴァ、朝日杯フューチュリティステークスを勝っているドルチェモア、1月6日開催のスポーツニッポン賞京都金杯で1着馬の対角配置になっていたフリームファクシは気になる。

結論

1月6日開催のスポーツニッポン賞京都金杯で同枠配置だったフリームファクシとアヴェラーレが、再び同枠配置になっている。

 

しかも、8枠というのも一致している。

 

そこで、今回は穴狙いでフリームファクシ(アスクコンナモンダ)を軸にしてみる。

 

相手は、マスクトディーヴァ、ウンブライル、ジャスティンカフェ、トゥードジボン、サクラトゥジュールあたりで。