キーンランドカップ2023の考察

キーンランドカップ2023の出馬表

キーンランドカップ2023の登録馬は22頭。

この22頭のうち、イーサンパンサー、コムストックロードが回避、ブトンドール、マイネルジェロディ、ロードマックスが除外、スノーテーラーが抽選で外れ、16頭立てとなった。

キーンランドカップ2023に出走できたサトノアイは、抽選対象だった馬である。

ワールドオールスタージョッキーズが開催されるため、外国人騎手の騎乗が目立つ。

モレイラ騎手騎乗のシュバルツカイザーとリスポリ騎手騎乗のウォーターナビレラが対角配置となっている。

函館スプリントステークス1着馬のキミワクイーンが出走してきた。

キミワクイーンが、函館スプリントステークスで1着になったタイムは1:08.2 。

このタイムは、ワンカラットが2010年函館スプリントステークスで優勝したタイムと同一である。

2010年函館スプリントステークスで優勝したワンカラットは、次戦で2010年キーンランドカップに出走している。

2010年キーンランドカップ（16頭立て）

1着　ワンカラット　牝4　54㎏　5枠10番（逆7番）藤岡佑介騎手　2人気

前走　函館スプリントステークス（函館1200ｍ・特指・別定）2人気1着

前々走　CBC賞（京都1200ｍ・カク指定・ハンデ）3人気3着

1着同枠　ピサノパテック　牡8　56㎏　横山典弘騎手　12人気

前走　函館スプリントステークス（函館1200ｍ・特指・別定）12人気10着

前々走　函館競馬場グランドオープン記念（函館1800ｍ・特指・ハンデ）5人気8着（1着同枠）

2着　ジェイケイセラヴィ　せん6　56㎏　3枠5番（逆12番）江田照男騎手　6人気

前走　アイビスサマーダッシュ（新潟1000ｍ・特指・別定）3人気2着

前々走　バーデンバーデンカップ（福島1200ｍ・カク指定・ハンデ）6人気5着

2着同枠　モルトグランデ　マル外　牡6　56㎏　岩田康誠騎手　4人気

前走　UHB杯（函館1200ｍ・特指・ハンデ）1人気2着

前々走　バーデンバーデンカップ（福島1200ｍ・カク指定・ハンデ）3人気3着

2010年キーンランドカップを制したワンカラットは、函館スプリントステークスをレコードで勝利していた馬。

ワンカラットの同枠のピサノパテックは、1回限りのレースである函館競馬場グランドオープン記念で1着馬の同枠に配置されていた8歳馬。

2着になったジェイケイセラヴィは、アイビスサマーダッシュで2着になっている6歳の騙馬。

ジェイケイセラヴィの同枠のモルトグランデは、函館1200ｍのハンデ戦のUHB杯で2着になっていた馬。

2010年キーンランドカップで1人気に支持されたのは、2010年高松宮記念2着馬のビービーガルダンである。

キーンランドカップ2023で1人気になっているのは、2023年高松宮記念2着馬のナムラクレア。

ココが微妙に共通点となっている。

また、今年のキーンランドカップは、負担重量の変更（G3競走1着馬に対する斤量増がなくなった等）があった。

そこで、キミワクイーンを軸にしてみる。

相手は、シュバルツカイザー、ナランフレグ、ウインマーベル、トウシンマカオ、ナムラクレアあたり。