フジテレビ賞スプリングステークス2020などの回顧

ウマゾーです。

 

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

 

ドバイワールドカップデーがコロナウイルスの影響で、中止になりましたね。

 

オリンピックの延期も噂されていますよね。

 

まあ、普通に考えれば、こちらも中止か延期となるのが濃厚でしょう。

 

さて、今回は3日間開催で行われた重賞について回顧してみたいと思います。

フラワーカップ2020の回顧

フラワーカップ2020と同じ中山1800mで行われた1勝クラスの若竹賞で勝利したシーズンズギフトが出走したフラワーカップ2020は、8枠両馬のゾロ目決着で決まりました。

 

若竹賞は、牝馬限定ではなく混合のレースなので、シーズンズギフトの連対は許可されず、連対禁止の3着席にとどまる形となっています。

 

1着となったアブレイズは、年明けデビューの1戦1勝馬で、京都2000mの新馬戦を6人気に勝利していた馬。

 

アブレイズの騎乗騎手は、オーストラリアやシンガポール、韓国などで騎乗していて、2018年にJRA騎手免許試験に合格した藤井勘一郎騎手でした。

 

2着となったのは、東京2000mの2歳新馬戦を2着に敗れてから、中山2000mの3歳未勝利戦を1人気で勝利したレッドルレーヴ。

 

レッドルレーヴの騎乗騎手は、短期免許のヒューイットソン騎手でしたが、過去2戦はルメール騎手が騎乗していました。

 

ゾロ目になった理由の1つは、牡馬との混合戦の若竹賞を勝ったシーズンズギフトを連対させたくなかったことでしょうね。

 

そして、アブレイズもレッドルレーヴも、新馬戦や未勝利戦の2000mしか経験しておらず、オープン以上あるいは1勝クラスを経験していないからでしょう。

 

藤井勘一郎騎手もヒューイットソン騎手も、重賞を勝っていなかったことからも、未来への布石だったと解釈しています。

フジテレビ賞スプリングステークス2020の回顧

フジテレビ賞スプリングステークス2020は、フラワーカップ2020の2着馬に騎乗していたヒューイットソン騎手のガロアクリークが1着。

 

ガロアクリークの戦歴を単純にみると、何でこんな馬がG2を勝てるの?って感じの馬です。

 

確かに、ガロアクリークは東京2000mの2歳新馬戦を6人気で勝った後、中山2000mのG1のホープフルステークスで9人気11着、中山2200mの1勝クラスの水仙賞を6人気で4着とパッとしない馬です。

 

でも、11着に敗れたホープフルステークスは2着同枠、4着だった水仙賞は2着対角でした。

 

また、ガロアクリークの同枠だったアオイクレアトールは、東京1800mの1勝クラスのセントポーリア賞で2着、東京1600mの1勝クラスの平場で2着と東京連続連対歴を持っていた馬でした。

 

このあたりをきっちり見ていかないと、狙えない馬ですね。

 

2着になったヴェルトライゼンデは、ホープフルステークス2着馬。

 

フジテレビ賞スプリングステークス2020で2着となり、優先出走権を取ったことが良かったのか微妙なところですね。

 

3着になったサクセッションは、1600mの勝利歴しかない馬なので、連対する場合は特殊決着しかダメだったのでしょうね。

阪神大賞典2020の回顧

阪神大賞典2020は、2人気のユーキャンスマイルが1着。

 

菊花賞馬のキセキと同枠になったことで、キセキのサポートを受け、勝利しましたね。

 

ユーキャンスマイルは、金子真人ホールディングスの所有馬ですが、金子真人ホールディングスの所有馬は阪神大賞典2020にもう1頭出走していました。

 

武豊騎手が騎乗し、前走で3勝クラスの早春ステークスを勝利していたボスジラです。

 

阪神大賞典2020の2着馬は、ボスジラとともに、前走で3勝クラスを勝利していたトーセンカンビーナ。

 

トーセンカンビーナは角居勝彦調教師の所属馬ですが、1人気で敗れたキセキも角居勝彦調教師の所属馬です。

 

競馬なんて、こんなものです。

最後に

次の日曜日には、G1第2弾の高松宮記念が行われます。

 

でも、ステップレースの阪急杯を勝ったベストアクターは登録すらなく、フェブラリーステークスを勝ったモズアスコットが登録するという不思議なことが行われています。

 

なぜ、ベストアクターは高松宮記念に向かわず、モズアスコットは高松宮記念に登録してきたのでしょうか?