日刊スポーツ賞シンザン記念2024の考察

日刊スポーツ賞シンザン記念2024の出馬表

日刊スポーツ賞シンザン記念2024には21頭が登録。

 

登録馬21頭のうち、キャプテンシー、ニシノコイゴコロ、ハッピーサプライズが回避し、18頭立てとなっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 テイエムリステット 牡3 57.0kg 酒井 学 木原 一良 竹園 正繼
1枠 2番 ノボリショウリュウ 牡3 57.0kg 角田 大河 石橋 守 原田 豊
2枠 3番 タイセイレスポンス 牡3 57.0kg M.デムーロ 安田 翔伍 田中 成奉
2枠 4番 デルシエロ 牡3 57.0kg 坂井 瑠星 清水 久詞 白石 明日香
3枠 5番 ノーブルロジャー 牡3 57.0kg 川田 将雅 吉岡 辰弥 (株)ノルマンディーサラブレッドレーシング
3枠 6番 ラーンザロープス 牝3 55.0kg 横山 典弘 武 幸四郎 吉田 照哉
4枠 7番 タイキヴァンクール 牡3 57.0kg 浜中 俊 中尾 秀正 (有)大樹ファーム
4枠 8番 ゼルトザーム 牡3 57.0kg 北村 友一 加用 正 宮川 純造
5枠 9番 アルトゥーム 牡3 57.0kg 藤岡 佑介 藤岡 健一 (有)サンデーレーシング
5枠 10番 バレルターン 牡3 57.0kg 西村 淳也 茶木 太樹 (有)キャロットファーム
6枠 11番 シトラール 牡3 57.0kg A.ルメートル 萩原 清 (有)キャロットファーム
6枠 12番 ケーブパール 牝3 55.0kg 藤岡 康太 友道 康夫 金子真人ホールディングス(株)
7枠 13番 エコロブルーム 牡3 57.0kg C.ルメール 加藤 征弘 原村 正紀
7枠 14番 ウォーターリヒト 牡3 57.0kg 幸 英明 河内 洋 山岡 正人
7枠 15番 フェリーニ 牡3 57.0kg 松山 弘平 橋口 慎介 ライオンレースホース(株)
8枠 16番 ショーマンフリート 牡3 57.0kg 戸崎 圭太 手塚 貴久 星野 壽市
8枠 17番 ナイトスラッガー 牡3 57.0kg L.モリス 小栗 実 東豊物産(株)
8枠 18番 メイショウサチダケ 牡3 57.0kg 和田 竜二 鈴木 孝志 松本 好雄

ラーンザロープスとケーブパールの2頭は牝馬であるが、なぜ、この2頭は出走してきたのだろうか?

フェアリーステークスからの考察

今年から日刊スポーツ賞シンザン記念は、別定戦から馬齢戦に変更された。

 

日曜日に行われたフェアリーステークスも、別定戦から馬齢戦に変更されているので、参考になりそうだ。

 

では、今年のフェアリーステークスの結果から考えてみる。

 

今年のフェアリーステークスの優勝馬は、社台レースホースが馬主のイフェイオンである。

 

イフェイオンは、3日間開催の2回京都1日の新馬戦(10月7日・京都1600m)を6人気3着に敗れた後、3回京都1日の未勝利戦(11月4日・京都1600m)を55㎏斤量で勝ってきた馬。

 

イフェイオンの同枠のニシノティアモは、4回新潟2日の新馬戦(新潟1600m)を2着に負けた後、5回東京2日の未勝利戦(11月5日・東京1600m)を55㎏斤量で勝利してきた馬である。

 

今年のフェアリーステークスの2着馬のマスクオールウィンは、福島1200mの未勝利戦で初勝利し、別定戦のダリア賞(新潟1400m)で3着、別定戦のカンナステークス(中山1200m)で2着し、5回中山3日に行われた1勝クラスの黒松賞(12月9日・中山1200m)で2勝目を手にした馬。

 

マスクオールウィンの同枠のメイショウヨゾラは、東京1600mの新馬戦を5着に敗れた後、 5回中山5日に行われた未勝利戦(12月16日・中山1800m)で初勝利を飾った馬であった。

 

今年のフェアリーステークスは、アルテミスステークス3着馬のスティールブルー、1勝クラスのアスター賞をレコードで勝った後、阪神ジュベナイルフィリーズに出走して10着に敗れたキャットファイトが人気を集めたが、両馬は馬券内に入ることができなかった。

 

さて、牝馬の2歳戦の最高グレードレースは、阪神ジュベナイルフィリーズである。

 

前年の阪神ジュベナイルフィリーズは、 5回阪神4日(12月10日)に行われたが、今年のフェアリーステークス2着同枠馬のメイショウヨゾラは、前年の阪神ジュベナイルフィリーズより遅い12月16日に初勝利を挙げており、2着馬のマスクオールウィンも阪神ジュベナイルフィリーズの前日の2勝目を挙げていることになる。

 

また、阪神ジュベナイルフィリーズには、地方馬が阪神ジュベナイルフィリーズに出走できるステップレースとして、アルテミスステークスとKBS京都賞ファンタジーステークスが用意されているが、昨年のアルテミスステークスは4回東京8日(10月28日)に、昨年のKBS京都賞ファンタジーステークス(11月4日)に行われているが、今年のフェアリーステークス優勝馬のイフェイオンは、昨年のKBS京都賞ファンタジーステークスと同日、イフェイオンの同枠になったニシノティアモは、昨年のKBS京都賞ファンタジーステークスの翌日に初勝利を挙げている。

 

日曜日に行われた今年のフェアリーステークスから、今年の日刊スポーツ賞シンザン記念を考えてみる。

 

牡馬が出走できる2歳戦の最高グレードレースは、朝日杯フューチュリティステークスとホープフルステークスである。

 

日刊スポーツ賞シンザン記念は1600m戦なので、1600mで行われる朝日杯フューチュリティステークスの方がホープフルステークスよりもふさわしいと思う。

 

昨年の朝日杯フューチュリティステークスは、5回阪神6日(12月17日)に行われている。

 

今年の日刊スポーツ賞シンザン記念出走馬で、昨年の朝日杯フューチュリティステークスと同日あるいは以後に賞金を加算している馬はいないが、前日の12月16日に行われた未勝利戦で初勝利を挙げたのがウォーターリヒトである。

 

また、賞金加算はできなかったが、12月23日(5回阪神7日)に出走しているのがデルシエロである。

 

デルシエロは、前走と前々走で同じ着順を刻んでいるので、同枠馬も含めて注意する必要がありそうだ。

 

阪神ジュベナイルフィリーズには、地方馬が阪神ジュベナイルフィリーズに出走できるステップレースとして、アルテミスステークスとKBS京都賞ファンタジーステークスが用意されているが、朝日杯フューチュリティステークスには、地方馬が朝日杯フューチュリティステークスに出走できるステップレースとして、京王杯2歳ステークスとデイリー杯2歳ステークスが用意されている。

 

昨年の京王杯2歳ステークスは11月4日、デイリー杯2歳ステークスは11月11日に行われている。

 

デイリー杯2歳ステークスと同日あるいは翌日に賞金を加算している馬は、ノーブルロジャーとエコロブルームの2頭である。

結論

エコロブルームを軸にしてみる。

 

相手は、デルシエロ、タイセイレスポンス、ウォーターリヒト、フェリーニ、ラーンザロープスあたり。