ウマゾーです。
また、読んでいただき、ありがとうございます。
さて、いよいよ、宝塚記念も終了し、本格的な夏競馬となりますね。
今年の夏競馬で気になることといえば、降級制度が廃止されたことです。
今まで、4歳馬は春までに獲得した収得賞金が、夏になった途端に1/2になっていましたが、2019年からは夏になっても1/2とならずに、収得賞金が持ち越しとなります。
この変更により、今まで美味しい思いをしていた馬の関係者、この降級制度を利用して儲けていた方が、困ってしまうということが…
まあ、考えてみれば、降級制度なんて変な制度は早いところ、取っ払ってもらった方がいいと思いますよ。
何で、今までやらなかったのでしょうね。
色々あったのでしょうね。
さてさて、今回は、福島の3歳ローカル重賞のラジオNIKKEI賞2019を取り上げてみたいと思います。
ラジオNIKKEI賞2019の出走予定は?
まずは、ラジオNIKKEI賞2019の出走予定なんですが、どんな馬が登録しているのでしょうね。
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | アドマイヤスコール | 牡3 | 54.0kg | 横山 典弘 | 加藤 征弘 |
2 | インテンスライト | 牡3 | 54.0kg | 菊沢 一樹 | 菊沢 隆徳 |
3 | ヴァンケドミンゴ | 牡3 | 52.0kg | 藤岡 健一 | |
4 | ウインゼノビア | 牝3 | 53.0kg | 松岡 正海 | 青木 孝文 |
5 | ギルマ | 牡3 | 53.0kg | 三浦 皇成 | 高橋 義忠 |
6 | ゴータイミング | 牡3 | 53.0kg | 武 豊 | 松永 幹夫 |
7 | サヴォワールエメ | 牝3 | 51.0kg | 津村 明秀 | 友道 康夫 |
8 | ショウナンバルディ | 牡3 | 51.0kg | 松下 武士 | |
9 | ショーヒデキラ | 牡3 | 52.0kg | 鈴木 伸尋 | |
10 | セントウル | 牡3 | 52.0kg | 森 秀行 | |
11 | ダディーズマインド | 牡3 | 54.0kg | 宮崎 北斗 | 青木 孝文 |
12 | ディキシーナイト | 牡3 | 56.0kg | 石橋 脩 | 国枝 栄 |
13 | ヒシイグアス | 牡3 | 54.0kg | M.デムーロ | 堀 宣行 |
14 | ヒルノダカール | 牡3 | 53.0kg | 丸山 元気 | 北出 成人 |
15 | ブラッドストーン | 牡3 | 52.0kg | 吉田 豊 | 小島 茂之 |
16 | ブレイキングドーン | 牡3 | 55.0kg | 田辺 裕信 | 中竹 和也 |
17 | ブレイブメジャー | 牡3 | 54.0kg | 戸崎 圭太 | 萩原 清 |
18 | ポルーニン | 牡3 | 53.0kg | 武藤 雅 | 戸田 博文 |
19 | マイネルサーパス | 牡3 | 54.0kg | 柴田 大知 | 高木 登 |
20 | ランスオブプラーナ | 牡3 | 57.0kg | 松山 弘平 | 本田 優 |
21 | レッドアネモス | 牡3 | 54.0kg | 北村 友一 | 友道 康夫 |
参考 netkeiba
毎日杯1着馬のランスオブプラーナ、白百合ステークス1着のレッドアネモス、スプリングステークス3着のディキシーナイトあたりが人気を集めるのでしょうかね。
フリーパスの日ってサインじゃない?
ラジオNIKKEI賞2019は、2019年のフリーパスの日に行われるメインレースの1つ。
サービスの一環なんでしょうが、いかにも意味ありげに設定しているところが怪しいです。
もしかして、サインかも知れませんよ!
2019年のフリーパスの日に行われたメインレースは、4月21日に東京競馬場で行われたサンケイスポーツ賞フローラステークスと6月16日に函館競馬場で行われた函館スプリントステークスが既に終了!
この2つのレースの結果を見てみましょう。
サンケイスポーツ賞フローラステークス(18頭立て)
1着 ウィクトーリア 牝3 54㎏ 2枠4番(逆15番)戸崎圭太騎手 3人気
2着 シャドウディーヴァ 牝3 54㎏ 1枠2番(逆17番) 岩田康誠騎手 2人気
函館スプリントステークス(13頭立て・除外戦)
1着 カイザーメランジェ 牡4 56㎏ 7枠10番(逆4番)江田照男騎手 5人気
2着 アスターペガサス マル外 牡3 52㎏ 7枠11番(逆3番)小崎綾也騎手 2人気
とりあえず、2つのレースを比べてみると、正逆4番と2人気が一致しています。
これをサインと考えるかは、人それぞれですが、可能性はあると見ます。
6月30日開催ってサイン?
ラジオNIKKEI賞は、2006年にラジオたんぱ賞から名称が変更されたレースです。
2006年に名称が変更されてから、ラジオNIKKEI賞が6月に行われたのは2013年のみ。
6月に行われるラジオNIKKEI賞と7月に行われるラジオNIKKEI賞で、オペレーションが異なるということはありえることです。
では、2013年のラジオNIKKEI賞の結果を見てみます。
2013年ラジオNIKKEI賞(16頭立て)
1着 ケイアイチョウサン 牡3 54㎏ 6枠11番(逆6番)横山典弘騎手 8人気
前走 1000万下条件戦・稲村ヶ崎特別(6月1日開催・東京2000m)2人気7着(1着同枠)
前々走 500万下条件戦・平場(5月4日開催・東京1600m)3人気1着
同枠 ミエノワンダー 牡3 55㎏ 田中勝春騎手 4人気
前走 プリンシパルステークス(5月4日開催・東京2000m)1人気2着
前々走 500万下条件戦・山桜賞(中山2000m)1人気1着
2着 カシノピカチュウ 牡3 55㎏ 2枠4番(逆13番)西田雄一郎騎手 14人気
前走 NHKマイルカップ(5月5日開催・東京1600m)12人気9着(1着対角)
前々走 ニュージーランドトロフィー(中山1600m)10人気5着
3着 アドマイヤドバイ 牡3 54㎏ 2枠3番(逆14番)池添謙一騎手 5人気
前走 500万下条件戦・平場(6月9日開催・阪神1800m)1人気1着
前々走 若葉ステークス(阪神2000m)3人気10着(1着同枠)
2013年ラジオNIKKEI賞は、日本ダービーの前哨戦のプリンシパルステークスで2着だったミエノワンダーと同枠だったケイアイチョウサンが1着。
プリンシパルステークスの日本ダービーでの優先出走権は1着のみなので、ミエノワンダーは、惜しくも優先出走権を取れなかった馬ということになります。
また、ケイアイチョウサンは5月に500万下条件戦を勝ちあがり、6月に1000万下条件戦を戦っている馬ということになります。
一方、2着となったカシノピカチュウはG1のNHKマイルカップに出走し、9着に敗れましたが、1着対角に配置されていた馬。
G1敗退馬の救済ということでしょうね。
ラジオNIKKEI賞2019の出走予定馬でいえば、カシノピカチュウと同じタイプとして、オークス2着同枠のウインゼノビアが該当します。
最後に
ラジオNIKKEI賞2019の出走予定馬に、ディキシーナイトがいますが、このディキシーナイトは皐月賞の前哨戦であるフジテレビ賞スプリングステークスで3着に入り、優先出走権を獲得したのに、怪我で皐月賞に出られなかった馬です。
いわゆる残念な馬なんですよね。
この馬の救済なんて、面白いかも…