オークス2022などの回顧

ウマゾーです。

 

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

 

発走直前にサウンドビバーチェが放馬したため、15分遅れてスタートしたオークスは、桜花賞馬のスターズオンアースが1着となりました。

 

一方、オークスの前日に行われた平安ステークスは、G1馬のテーオーケインズが優勝しています。

 

今回は、オークス2022と平安ステークス2022の回顧を行いたいと思います。

平安ステークス2022の回顧

まずは、土曜日に行われた平安ステークス2022の回顧から。

 

平安ステークス2022は、前年のチャンピオンズカップを勝っていたG1馬のテーオーケインズが1着、2着はテーオーケインズの同枠のケイアイパープルが入っています。

 

この結果を見ると、平安ステークスと同じ指定交流競走別定戦の根岸ステークスに近かったなという感じ。

 

G1馬のテーオーケインズが、格下のG3を勝つイメージが湧かなかったため、3着馬のメイショウハリオを軸に据えましたが、メイショウハリオは自身が勝ったマーチステークスで3着同着のブルベアイリーデと同枠になったことで、3着席に落ちたということなんでしょう。

 

そして、今年の根岸ステークスは、2017年ホープフルステークスを勝っているG1馬のタイムフライヤーと同枠になったテイエムサウスダンが勝利しているので、平安ステークス2022で、G1馬のテーオーケインズが入った枠が1着枠として機能するというのは納得できます。

 

ただし、ゾロ目決着というのは想定していなかったので、ちょっと悔しい結果でした。

オークス2022の回顧

オークス2022は、2009年オークスの再現といった感じでしょうか。

 

桜花賞2着馬とフラワーカップ1着馬が同枠、桜花賞1着馬とフラワーカップ2着馬が同枠という配置は、2009年オークスと同じ配置。

 

2009年オークスは、桜花賞1着馬のブエナビスタが1着、桜花賞2着馬のレッドディザイアが2着になっており、2009年オークスもワイドサファイアが放馬による影響で除外となっていました。

 

ブエナビスタは、チューリップ賞を勝って、桜花賞の優先出走権を獲得し、桜花賞を勝ってきた馬でしたが、レッドディザイアは桜花賞のステップレースに出走せず、エルフィンステークスを勝った後、直接桜花賞に出走してきて2着になっていた馬なので、除外馬の出現が必要だったのでしょう。

 

一方、サウンドビバーチェが除外となったオークス2022は、デイリー杯クイーンカップで2着になった後、桜花賞のステップレースに出走せず、桜花賞で1着になったスターズオンアースが1着、フラワーカップを勝った後、オークスのステップレースに出走していなかったスタニングローズが2着になっています。

 

コチラも、除外による恩恵を受けたと考えるのが自然なんでしょうが、ココで1つの疑問が残ります。

 

なぜ、桜花賞馬のスターズオンアースは、騎手を変える必要があったのでしょう?

 

桜花賞を勝った馬のジョッキー変更といえば、2012年のオークス1着馬のジェンティルドンナが思い出されます。

 

ジェンティルドンナは、チューリップ賞で4着になり、桜花賞の優先出走権を持たずに、桜花賞に出走し、1着になった馬。

 

そして、岩田康誠騎手から川田将雅騎手に騎手を変更し、3人気で出走したオークスでは1着になっています。

 

2012年のオークスで2着になったヴィルシーナは、デイリー杯クイーンカップで1着になった後、桜花賞に直接出走してきて2着になった馬なので、レッドディザイアやスターズオンアースに似ていますが…

 

桜花賞の優先出走権を持たずに、桜花賞に出走し、1着になった馬という点では、スターズオンアースもジェンティルドンナも同じ馬。

 

だから、オークスで騎手を変える必要があったと考えるのが自然だと思います。

 

むしろ、除外はレッドディザイアやスタニングローズが、オークスで連対するために必要だったのではと、現在のところ思っています。

 

ちなみに、2009年オークスの3着馬は4人気のジェルミナルでしたが、オークス2022でも4人気のナミュールが入っています。

最後に

次の日曜日は、いよいよダービーですね。

 

ダービーは、オークスの逆をやるのでしょう。

 

だって、オークスが賞金増額戦なのに対し、ダービーは賞金維持戦ですから。