日本ダービー2022を出走構成サインから考えてみると?

ウマゾーです。

 

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

 

今回は、日本ダービー2022について考えてみたいと思います。

日本ダービー2022の出馬表

22頭の登録があった日本ダービー2022でしたが、コマンドラインが抽選で外れ、アサヒ、ヴェローナシチー、ポッドボレットが除外され、18頭立てのフルゲートとなっています。

 

現在のところ、1人気はダノンベルーガ、2人気はドウデュース、3人気はイクイノックスとなっています。

 

4人気のジオグリフを加えた4頭が、単勝で10倍を切るオッズとなっています。

 

前評判としては、4強といったところでしょうか。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 アスクワイルドモア 牡3 57.0kg 岩田 望来 藤原 英昭 廣崎利洋HD(株)
1枠 2番 セイウンハーデス 牡3 57.0kg 幸 英明 橋口 慎介 西山 茂行
2枠 3番 アスクビクターモア 牡3 57.0kg 田辺 裕信 田村 康仁 廣崎利洋HD(株)
2枠 4番 マテンロウレオ 牡3 57.0kg 横山 和生 昆 貢 寺田 千代乃
3枠 5番 ピースオブエイト 牡3 57.0kg 藤岡 佑介 奥村 豊 (有)シルクレーシング
3枠 6番 プラダリア 牡3 57.0kg 池添 謙一 池添 学 名古屋友豊(株)
4枠 7番 オニャンコポン 牡3 57.0kg 菅原 明良 小島 茂之 田原 邦男
4枠 8番 ビーアストニッシド 牡3 57.0kg 和田 竜二 飯田 雄三 村中 徹
5枠 9番 ジャスティンパレス 牡3 57.0kg M.デムーロ 杉山 晴紀 三木 正浩
5枠 10番 マテンロウオリオン 牡3 57.0kg 横山 典弘 昆 貢 寺田 千代乃
6枠 11番 ジャスティンロック 牡3 57.0kg 松山 弘平 吉岡 辰弥 三木 正浩
6枠 12番 ダノンベルーガ 牡3 57.0kg 川田 将雅 堀 宣行 (株)ダノックス
7枠 13番 ドウデュース 牡3 57.0kg 武 豊 友道 康夫 (株)キーファーズ
7枠 14番 デシエルト 牡3 57.0kg 岩田 康誠 安田 隆行 (株)ラ・メール
7枠 15番 ジオグリフ 牡3 57.0kg 福永 祐一 木村 哲也 (有)サンデーレーシング
8枠 16番 キラーアビリティ 牡3 57.0kg 横山 武史 斉藤 崇史 (有)キャロットファーム
8枠 17番 ロードレゼル 牡3 57.0kg D.レーン 中内田 充正 (株)ロードホースクラブ
8枠 18番 イクイノックス 牡3 57.0kg C.ルメール 木村 哲也 (有)シルクレーシング

ドレフォン産駒のデシエルトとジオグリフが同枠配置となっていますね。

2015年日本ダービーからのサイン

今年の皐月賞は、共同通信杯2着から皐月賞に直行したジオグリフが1着になっています。

 

共同通信杯2着から皐月賞に直行し、皐月賞で1着になったのは2015年のドゥラメンテだけ。

 

では、2015年の日本ダービーの結果を見てみます。

 

2015年日本ダービー(18頭立て)

1着  ドゥラメンテ 牡3 57kg 7枠14番(逆5番)M.デムーロ騎手 1人気

前走 皐月賞(中山2000m)3人気1着

前々走 共同通信杯(東京1800m・特指・別定)1人気2着

1着同着 リアルスティール 牡3 57kg 福永祐一騎手 2人気

前走 皐月賞(中山2000m)2人気2着

前々走 フジテレビ賞スプリングステークス(中山1800m・指定・馬齢)1人気2着

1着同着 ミュゼスルタン 牡3 57kg 柴田善臣騎手 9人気

前走 NHKマイルカップ(東京1600m)2人気3着(1着対角)

前々走 フジテレビ賞スプリングステークス(中山1800m・指定・馬齢)6人気7着(2着対角)

2着 サトノラーゼン 牡3 57kg 1枠1番(逆15番)岩田康誠騎手 5人気

前走 京都新聞杯(京都2200m・指定・馬齢)2人気1着

前々走 3歳500万下条件戦・はなみずき賞(阪神2000m)3人気1着

2着同枠 タンタアレグリア 牡3 57kg 蛯名正義騎手 7人気

前走 テレビ東京杯青葉賞(東京2400m・指定・馬齢)4人気2着

3走前 3歳500万下条件戦・ゆりかもめ賞(東京2400m)2人気2着

3着 サトノクラウン 牡3 57kg ルメール騎手 3人気

前走 皐月賞(中山2000m)1人気6着

前々走 報知杯弥生賞(中山2000m・指定・馬齢)2人気1着

 

2015年日本ダービーは、サンデーレーシングが馬主のドゥラメンテとリアルスティールが同枠となった染め分け帽戦でしたが、皐月賞馬のドゥラメンテが優勝しています。

 

ドゥラメンテは、東京1800mの2歳新馬で1人気2着になった後、東京1800mの2歳未勝利戦で初勝利を挙げ、東京1800mの3歳500万下条件戦のセントポーリア賞で2勝目を達成!

 

その後は、東京1800mの共同通信杯で2着になった後、3人気となった皐月賞で3勝目を挙げています。

 

ドゥラメンテは、東京コースでは連対率100%の馬であり、3勝しているG1馬であるということですね。

 

ドゥラメンテの同枠のリアルスティールは、フジテレビ賞スプリングステークスで2着に入り、皐月賞の優先出走権を取得し、皐月賞で2着になっていた馬。

 

ドゥラメンテの同枠のミュゼスルタンは、フジテレビ賞スプリングステークスで2着対角の7着になった後、NHKマイルカップで1着対角の3着になっていた馬。

 

なお、リアルスティールとミュゼスルタンの2頭は、デビューから日本ダービーまで騎手の乗り替わりがなかった馬でした。

 

2着になったサトノラーゼンは、年明けの1月5日に行われた3歳未勝利戦(京都2000m)で初勝利を挙げ、皐月賞の前日に行われた3歳500万下条件戦のはなみずき賞(阪神2000m)で勝った後、京都新聞杯で勝利を収めていた馬。

 

サトノラーゼンの同枠のタンタアレグリアは、東京2400mの3歳500万下条件戦のゆりかもめ賞で2着になった後、中京2200mの3歳500万下条件戦の大寒桜賞で1着、日本ダービーのステップレースのテレビ東京杯青葉賞で2着になっていた馬。

 

3着になったサトノクラウンは、東京1800mの2歳新馬戦、東京1800mの東京スポーツ杯2歳ステークス、中山2000mの報知杯弥生賞を3連勝し、皐月賞で3着に敗れていた馬。

 

2015年日本ダービーの結果から考えると、東京コースの連勝歴のある馬、皐月賞馬、京都新聞杯1着馬、デビューから日本ダービーまで騎手の乗り替わりがなかった馬、年明けに初勝利を挙げた馬あたりが気になります。

2002年日本ダービーからのサイン

日本ダービー2022の配置は、2002年の日本ダービーと似ています。

 

2002年の日本ダービーでは、プリンシパルステークス1着馬のメガスターダムと京都新聞杯1着馬のファストタテヤマが5枠に、毎日杯1着馬のチアズシュタルクとテレビ東京杯青葉賞1着馬のシンボリクリスエスが6枠に集められていました。

 

一方、日本ダービー2022は、プリンシパルステークス1着馬のセイウンハーデスと京都新聞杯1着馬のアスクワイルドモアが1枠に、毎日杯1着馬のピースオブエイトとテレビ東京杯青葉賞1着馬のプラダリアが3枠になっています。

 

では、2002年の日本ダービーの結果を見てみます。

 

2002年日本ダービー(18頭立て)

1着 タニノギムレット 牡3 57㎏ 2枠3番(逆16番)武豊騎手 1人気

前走 NHKマイルカップ(東京1600m)1人気3着

前々走 皐月賞(東京2000m)1人気3着

1着同着 ダイタクフラッグ 牡3 57㎏ 江田照男騎手 14人気

前走 皐月賞(東京2000m)13人気4着

前々走 毎日杯(阪神1800m・特指・別定)13人気2着

2着 シンボリクリスエス マル外 牡3 57㎏ 6枠11番(逆8番)岡部幸雄騎手 3人気

前走 テレビ東京杯青葉賞(東京2400m・指定・定量)1人気1着

前々走 3歳500万下条件戦・山吹賞(中山2200m)2人気1着

2着同枠 チアズシュタルク 牡3 57㎏ 石崎隆之騎手 17人気

前走 京都新聞杯(京都2200m・指定・馬齢)1人気11着(2着平行)

前々走 皐月賞(東京2000m)5人気12着(2着平行)

3着 マチカネアカツキ 牡3 57㎏ 4枠8番(逆11番)デザーモ騎手 6人気

前走 プリンシパルステークス(東京2000m・指定・馬齢)4人気2着

前々走 ラジオたんぱ杯2歳ステークス(阪神2000m・特指・定量)4人気2着

 

2002年日本ダービーを勝利したタニノギムレットは1人気の4勝馬。

 

タニノギムレットは、1回札幌2日に行われた2歳新馬戦(札幌ダート1000m)でゾロ目の2着になった後、12月に開催された阪神1600mの2歳未勝利戦で初勝利を挙げ、日刊スポーツ賞シンザン記念とアーリントンカップとフジテレビ賞スプリングステークスを勝利し、皐月賞とNHKマイルカップで1人気に支持されたものの、3着に負けていた馬。

 

タニノギムレットの同枠のダイタクフラッグは、ダート戦で2勝した後、6戦目の毎日杯で2着、続く皐月賞で4着に入り、日本ダービーの優先出走権を獲得していた馬。

 

2着に入ったシンボリクリスエスは、4月6日に行われた3歳500万下条件戦の山吹賞(中山2200m)で2勝目を挙げた後、テレビ東京杯青葉賞で1着に入り、日本ダービーの優先出走権を獲得していた馬。

 

シンボリクリスエスの同枠のチアズシュタルクは、前年12月の2歳新馬戦で初勝利を挙げた後、日刊スポーツ賞シンザン記念で2着、共同通信杯で1着、毎日杯で1着となり、皐月賞で5人気に支持されましたが、皐月賞で12着に惨敗し、続く京都新聞杯でも11着に惨敗していた馬。

 

3着になったマチカネアカツキは、プリンシパルステークスで2着になり、日本ダービーの優先出走権を獲得していた馬(2009年まではプリンシパルステークス2着馬も日本ダービーの優先出走権を付与)で、シンボリクリスエスの対角に配置されていた馬(シンボリクリスエスと同厩舎)

 

2002年日本ダービーの結果から考えると、NHKマイルカップに出走していた馬、テレビ東京杯青葉賞1着馬、毎日杯1着馬あたりが気になります。

最後に

1着賞金が日本ダービー2022と同じ天皇賞(春)は、8人気のシルヴァーソニックと同枠となったタイトルホルダーが1着、2着はシルヴァーソニックとタイトルホルダーと同枠の ディープボンドが入っています。

 

また、天皇賞(春)と同じく、日本ダービー2022と1着賞金が20000万円の大阪杯は、8人気のポタジェが1着、2着は前年の大阪杯を制しているレイパパレが入っています。

 

現在の8人気はキラーアビリティとなっており、同枠のイクイノックスは新潟デビューの馬でもあります。

 

今回は、イクイノックスを軸にしてみます。

 

相手は、唯一のNHKマイルカップ組のマテンロウオリオン、テレビ東京杯青葉賞を勝っているプラダリア、東京連続連対歴を持つダノンベルーガあたりで遊んでみます。

追記

本当に、イクイノックスで良いのだろうか?

 

実はまだ悩んでいます。

 

賞金増額戦の東京スポーツ杯2歳ステークスで1着、同じく賞金増額戦の皐月賞で2着になっているイクイノックス…

 

賞金維持戦の日本ダービー2022で、賞金増額戦の東京スポーツ杯2歳ステークスと皐月賞で連続連対していたイクイノックスが、軸にふさわしい馬なのだろうか?

 

ココは、思い切って、軸をキラーアビリティ(イクイノックス)に変更してみます。

 

相手は、マテンロウオリオン、プラダリア、ダノンベルーガあたりで。