ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は根岸ステークス2020について考えてみたいと思います。
根岸ステークスは、昨年、地方馬を含む16頭立てで行われ、4歳せん馬のコパノキッキングが優勝しました。
でも、今年は去年とは様相が違います。
地方馬はいないし、裏開催は中京ではなく小倉になっています。
また、1月開催ではなく、2月開催になっているのも気になるところ…
根岸ステークス2020の出走予定
根岸ステークス2020の出走予定は22頭。
昨年の根岸ステークス1着馬のコパノキッキングが登録していますが、気になるのは芝のコースしか走っていないG1馬のモズアスコットの名前があること!
モズアスコットの出走はあるのでしょうか?
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | アードラー | 牡6 | 56.0kg | F.ミナリク | 音無 秀孝 |
2 | イーグルバローズ | 牡6 | 56.0kg | 堀 宣行 | |
3 | カフジテイク | 牡8 | 56.0kg | 津村 明秀 | 湯窪 幸雄 |
4 | クリノケンリュウ | 牡6 | 56.0kg | 藤沢 則雄 | |
5 | コパノキッキング | せん5 | 58.0kg | O.マーフィー | 村山 明 |
6 | サングラス | 牡9 | 56.0kg | 北村 宏司 | 谷 潔 |
7 | ジャスパープリンス | 牡5 | 56.0kg | 森 秀行 | |
8 | スマートアヴァロン | 牡8 | 56.0kg | 石橋 脩 | 西園 正都 |
9 | スマートダンディー | 牡6 | 56.0kg | 秋山 真一郎 | 石橋 守 |
10 | ダノンフェイス | 牡7 | 56.0kg | 田辺 裕信 | 大久保 龍志 |
11 | テーオージーニアス | 牡5 | 56.0kg | 川須 栄彦 | 梅田 智之 |
12 | テーオーヘリオス | 牡8 | 56.0kg | 梅田 智之 | |
13 | ドリュウ | 牡5 | 56.0kg | 土田 稔 | |
14 | ドリームキラリ | 牡8 | 56.0kg | 坂井 瑠星 | 矢作 芳人 |
15 | ノボバカラ | 牡8 | 56.0kg | 森 秀行 | |
16 | ブルベアイリーデ | 牡4 | 56.0kg | 丸山 元気 | 杉山 晴紀 |
17 | ミッキーワイルド | 牡5 | 56.0kg | M.デムーロ | 安田 隆行 |
18 | モズアスコット | 牡6 | 58.0kg | C.ルメール | 矢作 芳人 |
19 | ヨシオ | 牡7 | 56.0kg | 森 秀行 | |
20 | ロワアブソリュー | 牡7 | 56.0kg | 須貝 尚介 | |
21 | ワイドファラオ | 牡4 | 58.0kg | 福永 祐一 | 角居 勝彦 |
22 | ワンダーリーデル | 牡7 | 57.0kg | 横山 典弘 | 安田 翔伍 |
参考 netkeiba
2月開催からのサイン
根岸ステークスは、4歳以上が出走できる東京1400mのレース!
1月開催の場合は、4歳馬は55キロ、5歳以上は56キロの負担重量がベースとなり、グレード競走の1着馬は加算対象となってきます。
しかし、2月開催の場合は、4歳馬も5歳以上と同じ56キロの負担重量がベースとなります。
1000m以上1600m以下の距離の場合、アローワンス(負担重量の軽減)は1月のみ1キロとなっています。
このため、4歳馬のブルベアイリーデは56キロ、ワイドファラオは58キロの負担重量を背負わなければいけなくなりました。
出走構成からのサイン
今年の根岸ステークスは、地方馬の登録がありません。
根岸ステークスは、2001年に1回東京開催に日程移動され、距離も1400mに変更されたレースですが、2001年以降に地方馬が出走しなかったのは2007年、2010年~2012年の4回しかありません。
この4回のレースの中で、G1馬が出走したのは2011年しかありません。
では、2011年根岸ステークスの結果を見てみます。
2011年根岸ステークス(東京1400m、16頭立て、1月開催、東京・京都・小倉の3場開催)
1着 セイクリムズン 牡5 57kg 1枠1番(逆16番)幸英明騎手 2人気
前走 カペラステークス(中山1200m・指定・別定)3人気1着
前々走 霜月ステークス(東京1400m・特指・ハンデ)3人気1着
2着 ダノンカモン 牡5 56kg 3枠5番(逆12番)三浦皇成騎手 3人気
前走 大和ステークス(京都1400m・カク指定・別定)1人気1着
前々走 ギャラクシーステークス(阪神1400m・特指・別定)2人気2着
3着 ダイショウジェット 牡8 56kg 6枠11番(逆6番)柴山雄一騎手 10人気
前走 師走ステークス(中山1800m・特指・ハンデ)8人気9着
前々走 ジャパンカップダート(阪神1800m)15人気12着
13着 サクセスブロッケン 牡6 58kg 6枠12番(逆5番)内田博幸騎手 6人気
前走 帝王賞(大井2000m)1人気8着
前々走 かしわ記念(船橋1600m)2人気4着
2009年フェブラリーステークス1着馬
2011年根岸ステークスは、東京1400mの特別地方交流競走のハンデ戦である霜月ステークスを勝ったセイクリムズンが1着。
セイクリムズンは、指定交流競走の別定戦であるカペラステークスも勝っているので、負担重量が57キロの馬でした。
また、2着にはG1馬のサクセスブロッケンの対角配置のダノンカモンが入っています。
根岸ステークス2020の登録馬で、気になるのはワンダーリーデル。
ワンダーリーデルは、東京1400mの特別地方交流競走の別定戦であるリステッド競走・グリーンチャンネルカップで1着同枠の3着、指定交流競走の別定戦である 東京中日スポーツ杯武蔵野ステークスで1着歴のある馬です。
最後に
根岸ステークス連覇の期待がかかるコパノキッキングですが、根岸ステークスで連覇した馬は1997年と1998年を勝利したワシントンカラーと2002年と2003年を勝ったサウスヴィグラスだけです。
ただし、ワシントンカラーが勝った1997年と1998年は1200mで行われ、サウスヴィグラスが連覇した2003年は中山1200mで行われていました。
現時点で連覇は厳しいと思っています。