共同通信杯2025(第59回)の考察

共同通信杯2025の出馬表

共同通信杯2025の登録馬は11頭。

 

登録馬11頭のうち、エストゥペンダ、ティラトーレの2頭が回避し、9頭立てとなっている。

 

回避したエストゥペンダ、ティラトーレは、デイリー杯クイーンカップとW登録していた牝馬である。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 サトノカルナバル 牡3 57.0kg R.キング 堀 宣行 里見 治
2枠 2番 マスカレードボール 牡3 57.0kg 坂井 瑠星 手塚 貴久 (有)社台レースホース
3枠 3番 ワンモアスマイル 牡3 57.0kg 横山 武史 藤岡 健一 青山 洋一
4枠 4番 カラマティアノス 牡3 57.0kg 戸崎 圭太 奥村 武 (有)サンデーレーシング
5枠 5番 ネブラディスク 牡3 57.0kg 武 豊 福永 祐一 金子真人ホールディングス(株)
6枠 6番 ショウナンマクベス 牡3 57.0kg 横山 和生 武市 康男 国本 哲秀
7枠 7番 チョングク 牡3 57.0kg 丸田 恭介 南田 美知雄 (有)ミルファーム
8枠 8番 レッドキングリー 牡3 57.0kg 北村 宏司 木村 哲也 (株)東京ホースレーシング
8枠 9番 リトルジャイアンツ 牡3 57.0kg 横山 典弘 村田 一誠 カカムーチョレーシング

1枠1番に配置されたのが、キング騎手が騎乗するサトノカルナバル。

 

キング騎手は、前日のデイリー杯クイーンカップでも、1枠1番に配置されたヴィヴァラリスに騎乗している。

デイリー杯クイーンカップからの考察

土曜日に行われた東京メインのデイリー杯クイーンカップは、3人気の2勝馬エンブロイダリーが勝利し、2着には8人気の2勝馬マピュースが入っている。

 

まずは、土曜日に行われたデイリー杯クイーンカップを参考にしてみる。

 

2025年デイリー杯クイーンカップ(1回東京5日・東京1600m・14頭立て)

1着 エンブロイダリー 牝3 55㎏ 5枠7番(逆8番)ルメール騎手 3人気

2着 マピュース 牝3 55㎏ 4枠6番(逆9番)田辺裕信騎手 8人気

 

2025年デイリー杯クイーンカップを勝利したエンブロイダリーは、前走までオール1人気になっていたノーザンファーム生産馬。

 

エンブロイダリーは、 夏季の東京1600mの新馬戦で2着、夏季の新潟1800mの未勝利戦で1着、秋季の中山1600mの1勝クラスのサフラン賞で5着、秋季の東京1400mの1勝クラスでゾロ目の1着になっていた馬。(1600mで勝たずに、1800mと1400mの非根幹距離で勝ってきた馬)

 

エンブロイダリーの同枠のティラトーレは、秋季の東京1600mの新馬戦で1着、秋季の中山1600mの1勝クラスのひいらぎ賞で4着、年明けのフェアリーステークス(中山1600m)で2着、リステッド競走の別定戦のクロッカスステークス(東京1400m)で2着になっていた社台ファーム生産、2023年セレクトセール取引馬。

 

2着に入ったマピュースは、夏季の新潟1600mの新馬戦1着、秋季の東京1600mの指定馬齢戦のアルテミスステークス7着、秋季の東京1600mの1勝クラスの赤松賞1着歴を持つ社台ファーム生産、2023年セレクトセール取引馬。

 

マピュースの同枠のロートホルンは、夏季の札幌1800mの新馬戦で6着に敗れた後、秋季の東京1800mの未勝利戦で初勝利を挙げていた馬。

 

土曜日に行われたデイリー杯クイーンカップは、2勝馬同士の決着だったが、2勝目が条件戦だったことが気になる。

 

また、出走馬の中で、馬体重が重い馬同士の決着になっている。

結論

牝馬は、馬齢戦に出走した場合、2歳から3歳の間、負担重量は55㎏で変わらない。

 

一方、牡馬や騙馬は、馬齢戦に出走した場合、2歳9月までは55㎏、2歳10月から12月は56㎏、3歳からは57㎏に負担重量は変化する。

 

共同通信杯2025の出走馬で、57㎏の負担重量で勝利したのはリトルジャイアンツのみである。

 

ということは、リトルジャイアンツが入った8枠は要注意ということになる。

 

そこで、レッドキングリー(リトルジャイアンツ)を軸にする。

 

まず、1点目として、この2頭の馬連は押さえる。

 

相手は、ショウナンマクベス、カラマティアノス、ネブラディスクマスカレードボールあたり。