京王杯2歳ステークス2024(第60回)の考察

京王杯2歳ステークス2024の出馬表

京王杯2歳ステークス2024には14頭が登録。

 

登録馬全頭が出走してきた。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 キタノクニカラ 牝2 55.0kg 杉原 誠人 小島 茂之 (有)ミルファーム
2枠 2番 リアルショット 牡2 56.0kg 三浦 皇成 加藤 征弘 (株)イージス
3枠 3番 エイシンワンド 牡2 56.0kg 幸 英明 大久保 龍志 (株)栄進堂
3枠 4番 ヤンキーバローズ 牡2 56.0kg 岩田 康誠 上村 洋行 猪熊 広次
4枠 5番 エンドレスサマー 牡2 56.0kg 横山 和生 上原 佑紀 フィールドレーシング
4枠 6番 ヒシアマン 牡2 56.0kg 藤岡 佑介 堀 宣行 阿部 雅英
5枠 7番 パンジャタワー 牡2 56.0kg 松山 弘平 橋口 慎介 (株)Deep Creek
5枠 8番 マリノトニトゥルス 牡2 56.0kg 原 優介 武市 康男 矢野 まり子
6枠 9番 バニーラビット 牡2 56.0kg 荻野 極 武 幸四郎 藤田 晋
6枠 10番 クラスペディア 牡2 56.0kg 小崎 綾也 河嶋 宏樹 塚田 義広
7枠 11番 マイネルチケット 牡2 56.0kg 戸崎 圭太 宮 徹 (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
7枠 12番 シンフォーエバー 牡2 56.0kg 田辺 裕信 森 秀行 藤田 晋
8枠 13番 レモンバーム 牝2 55.0kg M.デムーロ 嘉藤 貴行 (有)ビッグレッドファーム
8枠 14番 カガバベル 牡2 56.0kg 石川 裕紀人 萱野 浩二 香川 憲次

小倉2歳ステークスの連対馬が揃って出走してきた。

東京1日からの考察

京王杯2歳ステークスは、2014年から5回東京1日に行われ、今年も5回東京1日で、日程の移動はない。

 

まずは、1回東京1日、2回東京1日、3回東京1日、4回東京1日の第11レースを見てみる。

 

1回東京1日 11レース 白富士ステークス(リステッド・12頭立て)

1着 ロードデルレイ 牡4 56㎏ 1枠1番(逆12番)川田将雅騎手 1人気

2着 バトルボーン 牡5 57㎏ 5枠6番(逆7番)ルメール騎手 2人気

 

2回東京1日 11レース オアシスステークス(リステッド・16頭立て)

1着 ユティタム 牡4 57㎏ 8枠16番(逆1番)佐々木大輔騎手 4人気

2着 ペリエール 牡4 58㎏ 7枠13番(逆4番)石川裕紀人騎手 3人気

 

3回東京1日 11レース アハルテケステークス(OP・15頭立て)

1着 ビヨンドザファザー 牡5 58㎏ 6枠11番(逆5番)北村友一騎手 7人気

2着 タマモロック 牡4 58㎏ 1枠1番(逆15番)永野猛蔵騎手 5人気

 

4回東京1日 11レース サウジアラビアロイヤルカップ(G3・7頭立て)

1着 アルテヴェローチェ 牡2 56㎏ 1枠1番(逆7番)佐々木大輔騎手 2人気

2着 タイセイカレント 牡2 56㎏ 5枠5番(逆3番)横山武史騎手 4人気

 

1回東京1日、2回東京1日、3回東京1日、4回東京1日の第11レースは、すべて正逆1番が連対している。

2016年と2023年の京王杯2歳ステークスからの考察

小倉2歳ステークスの連対馬が揃って出走してきたのは、2016年と2023年。

 

13頭立てで行われた2016年京王杯2歳ステークスは、函館1200mの新馬戦を勝利した後、函館2歳ステークスに出走して2着だったモンドキャンノ(8枠13番配置・3人気)が1着。

 

モンドキャンノの同枠には、函館2歳ステークス1着馬のレヴァンテライオン(マル外・5人気)がいた。

 

2着は、小倉1200mの新馬戦と小倉2歳ステークスを1人気で勝利し、1人気に支持されていた牝馬のレーヌミノルが入っている。

 

レーヌミノルの同枠馬で3着に入ったディバインコード(4人気)は、新潟1400mの未勝利戦で初勝利を挙げた後、中山1600mの500万下条件戦のアスター賞で2勝目を挙げていた馬だった。

 

小倉2歳ステークス2着馬のダイイチターミナルは8着に敗れたが、1着馬の平行配置になっていた。

 

一方、12頭立てで行われた2023年京王杯2歳ステークスは、東京1600mの未勝利戦を勝った後、新潟1400mのオープンレースのダリア賞(8頭立て)も勝っていた牝馬のコラソンビート(6枠7番配置・1人気)が1着。

 

コラソンビートの同枠は、小倉2歳ステークスでゾロ目の2着になっていたミルテンベルクがいた。

 

2着は、3戦目の東京1400mの未勝利戦(10月15日開催)で初勝利を挙げたロジリオン。

 

小倉2歳ステークスを勝ったアスクワンタイムは10着に敗れていたが、2着になったロジリオンの対角配置になっていた。

結論

小倉2歳ステークスは、来年、中京1400mの中京2歳ステークスに変更されることが発表されている。

 

中京1200mで行われた今年の小倉2歳ステークスの連対馬のエイシンワンドとクラスペディアは、中京1200mの新馬戦でも対戦しており、この時も、エイシンワンドが1着、クラスペディアが2着という着順になっている。

 

最後の小倉2歳ステークスの連対馬が、馬券圏外に揃って消えるというのは、考えづらい。

 

そこで、エイシンワンドを軸にしてみる。

 

相手は、ヒシアマン、クラスペディア、レモンバーム、キタノクニカラあたり。