福島牝馬ステークス2022も賞金増額！サイン？

ウマゾーです。

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

今回は、福島牝馬ステークス2022について考えてみたいと思います。

昨年の福島牝馬ステークスは、福島県沖地震の影響で、福島競馬場が使えなくなり、新潟競馬場での代替開催となっています。

今年の福島牝馬ステークスは、元の福島競馬場に戻る形となり、賞金額もアップしていますね。

さてさて、どんな結果になるんでしょうね。

福島牝馬ステークス2022の出走予定

福島牝馬ステークス2022の登録馬は17頭。

今年の愛知杯を勝ったルビーカサブランカ、ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスで優勝したクリノプレミアムなどが登録してきました。

	馬　名	性齢	斤量	想定騎手	調教師
1	アナザーリリック	牝4	54.0kg	津村明秀	林徹
2	アブレイズ	牝5	54.0kg	菅原明良	池江泰寿
3	エヴァーガーデン	牝5	54.0kg	丹内祐次	深山雅史
4	キタイ	牝6	54.0kg	古川吉洋	杉浦宏昭
5	クリノプレミアム	牝5	54.0kg	松岡正海	伊藤伸一
6	サトノダムゼル	牝6	54.0kg	丸山元気	堀宣行
7	サンクテュエール	牝5	54.0kg		田中博康
8	シャーレイポピー	牝4	54.0kg	鮫島克駿	石坂公一
9	ジュランビル	牝6	54.0kg	松若風馬	寺島良
10	シンハリング	牝5	54.0kg		国枝栄
11	スライリー	牝4	54.0kg	石川裕紀人	相沢郁
12	ハギノリュクス	牝5	54.0kg	菱田裕二	高野友和
13	フェアリーポルカ	牝6	55.0kg	三浦皇成	西村真幸
14	ホウオウエミーズ	牝5	54.0kg	丸田恭介	池上昌和
15	ムジカ	牝5	54.0kg		鈴木孝志
16	ルビーカサブランカ	牝5	54.0kg	武豊	須貝尚介
17	ロザムール	牝6	54.0kg	武藤雅	上原博之

参考　netkeiba

2014年と2016年の福島牝馬ステークスからのサイン

福島牝馬ステークスは、2014年に1着馬に対し、ヴィクトリアマイルの優先出走権を与えるレースとなりましたが、その2014年に1着賞金が3500万円から3700万円にアップしています。

その後、2016年に1着賞金が3700万円から3800万円に増額され、今年、1着賞金が3800万円から4000万円に変更されます。

ということは、2014年と2016年の福島牝馬ステークスの結果にヒントが隠されているかも知れません。

では、2014年と2016年の福島牝馬ステークスの結果を見てみます。

2014年福島牝馬ステークス（16頭立て）

1着　ケイアイエレガント　牝5　54㎏　3枠6番（逆11番）吉田豊騎手　5人気

前走　ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス（中山1800ｍ・カク指定・ハンデ）10人気2着（2着同着）

前々走　1600万下条件戦・節分ステークス（東京1600ｍ）10人気1着

1着同枠　セキショウ　牝4　54㎏　勝浦正樹騎手　14人気

前走　ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス（中山1800ｍ・カク指定・ハンデ）13人気14着

前々走　愛知杯（中京2000ｍ・特指・ハンデ）10人気17着

2着　キャトルフィーユ　牝5　54㎏　4枠7番（逆10番）後藤浩輝騎手　2人気

前走　ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス（中山1800ｍ・カク指定・ハンデ）4人気2着（2着同着）

前々走　愛知杯（中京2000ｍ・特指・ハンデ）14人気2着

2着同着　トーセンベニザクラ　牝5　54㎏　江田照男騎手　11人気

前走　ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス（中山1800ｍ・カク指定・ハンデ）9人気7着

前々走　1600万下条件戦・初音ステークス（東京1600ｍ）3人気1着

3着　フィロパトール　牝5　53㎏　7枠14番（逆3番）津村明秀騎手　最下位人気

前走　1600万下条件戦・但馬ステークス（阪神2000ｍ）5人気11着（2着平行）

前々走　1600万下条件戦・関門橋ステークス（小倉1800ｍ）3人気5着

2014年福島牝馬ステークスを勝利したケイアイエレガントは、2月に行われた東京1600ｍの1600万下条件戦の節分ステークスを10人気で勝利した後、中山1800ｍの牝馬ハンデ重賞のローレル競馬場賞中山牝馬ステークスで同着2着になっていた馬。

ケイアイエレガントの同枠のセキショウは、秋華賞の指定レースである紫苑ステークスを勝った後、惨敗続きだった馬。

2着になったキャトルフィーユは、牝馬ハンデ重賞の愛知杯で2着になった後、牝馬ハンデ重賞のローレル競馬場賞中山牝馬ステークスで、ケイアイエレガントとともに同着2着になっていた馬。

キャトルフィーユの同枠のトーセンベニザクラは、2月に行われた東京1600ｍの1600万下条件戦の初音ステークスを勝った後、キャトルフィーユが同着2着だったローレル競馬場賞中山牝馬ステークスで7着に敗れていた馬。

3着になったフィロパトールは、1600万下条件戦で敗れていた最下位人気の馬でしたが、過去に福島競馬で連続連対歴があった馬でした。

2016年福島牝馬ステークス（16頭立て）

1着　マコトブリジャール　牝6　54㎏　4枠8番（逆9番）北村友一騎手　15人気

前走　愛知杯（中京2000ｍ・ハンデ）17人気最下位（2着同枠）

前々走　チャレンジカップ（阪神1800ｍ・特指・ハンデ）10人気12着

1着同枠　リーサルウェポン　牝5　54㎏　田辺裕信騎手　5人気

前走　ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス（中山1800ｍ・カク指定・ハンデ）5人気12着（3着同枠・ゾロ目決着）

前々走　京都牝馬ステークス（京都1400ｍ・カク指定・別定）10人気10着（1着同枠）

2着　シャルール　牝4　54㎏　8枠16番（逆1番）横山典弘騎手　1人気

前走　1600万下条件戦・初音ステークス（東京1800ｍ）2人気1着

前々走　1000万下条件戦・北大路特別（京都1800ｍ）2人気1着

2着同枠　カレンケカリーナ　牝6　54㎏　勝浦正樹騎手　12人気

前走　ターコイズステークス（中山1600ｍ・特指・ハンデ）12人気10着（1着同枠）

前々走　府中牝馬ステークス（東京1800ｍ・指定・別定）7人気8着（1着同枠）

3着　オツウ　牝4　54㎏　3枠6番（逆11番）加藤祥太騎手　13人気

前走　六甲ステークス（阪神1600ｍ・別定）7人気12着（2着対角）

前々走　愛知杯（中京2000ｍ・ハンデ）11人気15着

2016年福島牝馬ステークスを制したマコトブリジャールは15人気の馬でしたが、牝馬ハンデ重賞の愛知杯で2着同枠に配置されていた馬でした。

マコトブリジャールの同枠のリーサルウェポンは、牝馬ハンデ重賞の愛知杯で2着、京都牝馬ステークスで1着同枠、ゾロ目決着のローレル競馬場賞中山牝馬ステークスで3着同枠に配置されていた馬。

2着になったシャルールは、条件戦を3連勝していた1人気の馬。

シャルールの同枠のカレンケカリーナは、1600万下条件戦の長岡ステークス（新潟1600ｍ）を勝利してから、牝馬限定指定交流競走別定戦の府中牝馬ステークスで1着同枠、牝馬限定特別指定交流競走ハンデ戦のターコイズステークスで1着同枠に配置されていた馬。

3着になったオツウの同枠のクインズミラーグロは、前年の紫苑ステークスの1着馬。

指定交流競走となったことで賞金が増額された2014年福島牝馬ステークスと他のG3競走とともに賞金増額があった2016年福島牝馬ステークスを同列には扱えませんが、年明けの牝馬重賞で連対あるいは連対馬の筋に配置されていた馬、指定交流競走馬齢戦あるいは指定交流競走別定戦で連対していた馬、条件戦を連勝していた馬あたりは気になるところです。

福島牝馬ステークス2022の登録馬では、前年のサンケイスポーツ賞フローラステークスで2着になり、ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスで2着同枠の4着になっているスライリー、賞金増額戦のローレル競馬場賞中山牝馬ステークスで1着だったクリノプレミアム、同レースで2着だったアブレイズは気になります。