
サンケイスポーツ賞フローラステークスは、桜花賞、スイートピーステークスと並ぶ優駿牝馬のステップレースとなっている。
今年のサンケイスポーツ賞フローラステークスは、テレビ東京杯青葉賞が前日の土曜日に行われるので、その結果を踏まえて考えることになるだろう。
さてさて、今年のサンケイスポーツ賞フローラステークスの結果は?
サンケイスポーツ賞フローラステークス2025の出馬表
サンケイスポーツ賞フローラステークス2025の登録馬は21頭。
21頭の登録馬のうち、エンジェルマーク、グローリーリンク、ピコローズが抽選で外れ、18頭立て(フルゲート)となっている。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | タガノアビー | 牝3 | 55.0kg | 藤岡 佑介 | 千田 輝彦 | 八木 良司 |
1枠 | 2番 | ロートホルン | 牝3 | 55.0kg | 横山 武史 | 加藤 征弘 | (有)キャロットファーム |
2枠 | 3番 | ドーギッド | 牝3 | 55.0kg | 吉田 豊 | 矢作 芳人 | (株)G1レーシング |
2枠 | 4番 | エンジェルブリーズ | 牝3 | 55.0kg | 横山 典弘 | 中舘 英二 | (有)フジワラ・ファーム |
3枠 | 5番 | タイセイプランセス | 牝3 | 55.0kg | 石橋 脩 | 池上 昌和 | 田中 成奉 |
3枠 | 6番 | ティラトーレ | 牝3 | 55.0kg | 木幡 巧也 | 牧 光二 | STレーシング |
4枠 | 7番 | ブラックルビー | 牝3 | 55.0kg | 戸崎 圭太 | 田中 博康 | TNレーシング |
4枠 | 8番 | マーゴットレジーナ | 牝3 | 55.0kg | 北村 宏司 | 小林 真也 | 前田 良平 |
5枠 | 9番 | ゴーソーファー | 牝3 | 55.0kg | 津村 明秀 | 手塚 貴久 | 藤田 晋 |
5枠 | 10番 | カムニャック | 牝3 | 55.0kg | A.シュタルケ | 友道 康夫 | 金子真人ホールディングス(株) |
6枠 | 11番 | ホウオウタイタン | 牝3 | 55.0kg | 佐々木 大輔 | 須貝 尚介 | 小笹 芳央 |
6枠 | 12番 | ヴァルキリーバース | 牝3 | 55.0kg | C.ルメール | 田中 博康 | (有)サンデーレーシング |
7枠 | 13番 | ルクスジニア | 牝3 | 55.0kg | 池添 謙一 | 平田 修 | (株)ルクス |
7枠 | 14番 | マイスターヴェルク | 牝3 | 55.0kg | 杉原 誠人 | 勢司 和浩 | (有)キャロットファーム |
7枠 | 15番 | ロンドボス | 牝3 | 55.0kg | 西塚 洸二 | 藤原 英昭 | (有)キャロットファーム |
8枠 | 16番 | ロジャリーマイン | 牝3 | 55.0kg | 菅原 明良 | 久保田 貴士 | (有)キャロットファーム |
8枠 | 17番 | ハギノピアチェーレ | 牝3 | 55.0kg | 藤懸 貴志 | 高野 友和 | 日隈 良江 |
8枠 | 18番 | エストゥペンダ | 牝3 | 55.0kg | 三浦 皇成 | 高柳 瑞樹 | Viridian Keiba Club |
キャロットファームが馬主のマイスターヴェルクとロンドボスが同枠になったので、前日に行われたテレビ東京杯青葉賞と同様に、今年のサンケイスポーツ賞フローラステークスは染め分け帽戦となっている。
テレビ東京杯青葉賞からの考察
土曜日に行われたテレビ東京杯青葉賞は、1人気と2人気の特殊決着だった。
まあ、こちらのサンケイスポーツ賞フローラステークスも、同様に人気決着になる可能性もあるが、まずは、今年のテレビ東京杯青葉賞から考えてみたい。
2025年テレビ東京杯青葉賞(13頭立て)
1着 エネルジコ 牡3 57㎏ 7枠10番(逆4番)ルメール騎手 1人気
2着 ファイアンクランツ 牡3 57㎏ 6枠9番(逆5番)モレイラ騎手 2人気
3着 ゲルチュタール 牡3 57㎏ 4枠4番(逆10番)シュタルケ騎手 4人気
今年のテレビ東京杯青葉賞を制したエネルジコは、東京1800mの2歳新馬戦と東京1800mの3歳1勝クラスのセントポーリア賞を連勝していたノーザンファーム生産、シルクレーシングが馬主の美浦の馬。
エネルジコの同枠のレッドバンデは、東京1800mの3歳未勝利戦を3着に敗れた後、3月15日に行われた中山2200mの3歳未勝利戦で初勝利を挙げた社台ファーム生産の美浦の馬。
2着に入ったファイアンクランツは、札幌1800mの2歳新馬戦を55㎏斤量で勝った後、札幌2歳ステークス3着、東京スポーツ杯2歳ステークス4着、3歳1勝クラスのゆりかもめ賞(東京2400m)で2着になっていたノーザンファーム生産、サンデーレーシングが馬主の美浦の馬。
ファイアンクランツの同枠のガルダイアは、東京1800mの2歳新馬戦を勝った後、東京1600mの2歳1勝クラスのベゴニア賞で3着、京成杯で最下位、3月29日に行われた毎日杯で2着になっていたノーザンファーム生産、サンデーレーシングが馬主の美浦の馬。
3着になったゲルチュタールは、エネルジコの対角配置馬で、中京2000mの2歳新馬戦を勝った後、中山2000mの2歳1勝クラスの葉牡丹賞で2着、京成杯で10着、3月15日に行われた阪神2400mの3歳1勝クラスのゆきやなぎ賞を勝ってきたノーザンファーム生産、サンデーレーシングが馬主の栗東の馬。
今年の皐月賞の指定レースである報知杯弥生賞ディープインパクト記念は3月9日、スプリングステークスは3月16日、若葉ステークスは3月22日に行われているので、今年のテレビ東京杯青葉賞で2着に入ったファイアンクランツの同枠馬のガルダイアは、皐月賞の指定レース終了後に賞金加算をしていることになる。
また、エネルジコとレッドバンデが入った7枠は、フィーリウスが入った3枠とともに重賞が初の馬が入った枠だった。
結論
今年の桜花賞の指定レースのチューリップ賞は3月2日、報知杯フィリーズレビューは3月8日、アネモネステークスは3月15日に行われた。
3月15日の翌日である3月16日以降で賞金加算をした今年のサンケイスポーツ賞フローラステークス出走馬は、ルクスジニアしかいない。
ルクスジニアを軸にしてみる。
相手は、ブラックルビー、ヴァルキリーバース、カムニャック、ゴーソーファー、ロジャリーマインあたり。