チャンピオンズカップ2025（第26回）の考察

チャンピオンズカップ2025の出馬表

チャンピオンズカップ2025の登録馬は24頭。

24頭の登録馬のうち、地方馬のサントノーレが回避、オメガギネス、テーオードレフォン、テーオーパスワード、ハピ、ブライアンセンス、ポッドロゴ、メルトが除外され、16頭立てとなっている。

サンダースノー産駒のテンカジョウの隣がキズナ産駒のシックスペンス、シックスペンスの隣がサンダースノー産駒のナルカミ、ナルカミの隣がキズナ産駒のサンライズジパングという並びは気になる。

今年のチャンピオンズカップは、3歳馬のナルカミが1人気になりそうだ。

ジャパンカップダートがチャンピオンズカップに変わった2014年以降で、3歳馬が1人気に支持された年は2018年しかない。

まずは、2018年チャンピオンズカップから考えてみたい。

15頭立てで行われた2018年チャンピオンズカップで、1着になったのは、3歳馬のルヴァンスレーヴ。

ルヴァンスレーヴは、2枠2番に配置されたＧ１レーシングが馬主の馬で、ユニコーンステークス、ジャパンダートダービー、マイルチャンピオンシップ南部杯を勝っていた連対率100％の6勝馬だった。（騎手はM.デムーロ）

ルヴァンスレーヴの同枠のパヴェルは、同年のスティーブンフォスターハンデキャップ（G1）を勝っていた7人気の4歳外国馬。

2018年チャンピオンズカップの2着馬のウェスタールンド（7枠12番配置）は、同年の1600万下条件戦の薩摩ステークス（小倉1700ｍ）を勝った後、シリウスステークス2着、東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス7着の成績だった8人気の6歳騙馬（馬主はサンデーレーシング）。

ウェスタールンドの同枠のミツバは、前年のチャンピオンズカップ6着馬で、前走は金沢の白山大賞典で11着に敗れていた。

2018年チャンピオンズカップのサンライズソアは、同年の平安ステークスを勝っていたモレイラ騎手騎乗の4歳馬で、前走は京都のJBCクラシックで1人気3着の成績を残していた。

外国馬のいる出走構成で、外国馬と同枠になったルヴァンスレーヴの成績は1人気にふさわしく、1着になるのも納得できる。

今年のチャンピオンズカップは、外国馬がいない出走構成だが、地方馬がいる出走構成である。

ココをどう考えるかだろう。

今年のチャンピオンズカップの1着賞金は、フェブラリーステークスと同じである。

今年のフェブラリーステークスは、キング騎手が騎乗した2人気のコスタノヴァが勝っている。

コスタノヴァは、フェブラリーステークスの指定戦である根岸ステークスを勝ってきた5歳馬で、根岸ステークスとフェブラリーステークスを同じ馬番（9番）で勝っていた。

今年のフェブラリーステークスの2着馬のサンライズジパングは6枠12番に配置された4歳馬で、前走は東海テレビ杯東海ステークスからレース名が変更となったプロキオンステークスで1人気2着だった馬である。

そして、3着になったのは、戸崎圭太騎手が騎乗した1人気の4歳馬ミッキーファイト。

ミッキーファイトは、レパードステークス1着、ジャパンダートクラシック2着、名古屋大賞典1着の成績を刻んでいた。

今年のチャンピオンズカップの1人気ナルカミも戸崎圭太騎手が騎乗する。

今年のフェブラリーステークスと同じことをするなら、チャンピオンズカップの指定戦のみやこステークスあるいは武蔵野ステークス組から、軸を選びたい。

ルクソールカフェを軸にしてみる。

相手は、ダブルハートボンド、アウトレンジ、シックスペンス、ナルカミ、サンライズジパングあたり。