ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、G2のハンデ重賞であるアルゼンチン共和国杯2021について考えてみたいと思います。
アルゼンチン共和国杯は東京2500mで行われる特別指定交流競走ハンデ戦です。
このレースを勝利し、後にG1馬となった馬に、アドマイヤジュピタ、スクリーンヒーロー、トーセンジョーダン、ゴールドアクター、シュヴァルグラン、スワーヴリチャードがいるので、出世レースともいえそうですね。
アルゼンチン共和国杯2021の出走予定
アルゼンチン共和国杯2021の登録馬は16頭。
昨年のアルゼンチン共和国杯を勝ったオーソリティは、出走してくれば、トップハンデの57.5kgの斤量を負わされることになっています。
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | アイアンバローズ | 牡4 | 54.0kg | 石橋 脩 | 上村 洋行 |
2 | アイスバブル | 牡6 | 55.0kg | 池江 泰寿 | |
3 | アドマイヤアルバ | せん6 | 53.0kg | 吉田 豊 | 柄崎 孝 |
4 | アンティシペイト | 牡4 | 55.0kg | 横山 武史 | 国枝 栄 |
5 | オウケンムーン | 牡6 | 56.0kg | 菅原 明良 | 国枝 栄 |
6 | オーソリティ | 牡4 | 57.5kg | C.ルメール | 木村 哲也 |
7 | コトブキテティス | 牝4 | 51.0kg | 田島 俊明 | |
8 | ゴースト | せん5 | 54.0kg | 鮫島 克駿 | 橋口 慎介 |
9 | サトノソルタス | 牡6 | 55.0kg | 大野 拓弥 | 堀 宣行 |
10 | ディアマンミノル | 牡4 | 54.0kg | 本田 優 | |
11 | トーセンカンビーナ | 牡5 | 55.0kg | 石川 裕紀人 | 加藤 征弘 |
12 | フライライクバード | 牡4 | 55.0kg | 岩田 望来 | 友道 康夫 |
13 | ボスジラ | 牡5 | 56.0kg | 田辺 裕信 | 国枝 栄 |
14 | マイネルウィルトス | 牡5 | 56.0kg | M.デムーロ | 宮 徹 |
15 | レクセランス | 牡4 | 54.0kg | 戸崎 圭太 | 池添 学 |
16 | ロードマイウェイ | 牡5 | 56.0kg | 杉山 晴紀 |
参考 netkeiba
トップハンデからのサイン
グレード制導入後で、過去のアルゼンチン共和国杯でトップハンデが57.5kgだったケースは1998年、2000年、2009年、2013年。
ただし、トップハンデのオーソリティが前年のアルゼンチン共和国杯1着馬という観点から考えると、前年のアルゼンチン共和国杯1着馬がトップハンデとして出走した2013年のアルゼンチン共和国杯が気になります。
では、2013年アルゼンチン共和国杯の結果を見てみます。
2013年アルゼンチン共和国杯(18頭立て)
1着 アスカクリチャン 牡6 56㎏ 6枠12番(逆7番)戸崎圭太騎手 7人気
前走 アイルランドトロフィー(東京2000m・特指・別定)2人気4着 59㎏斤量
3走前 札幌記念(函館2000m・特指・定量)8人気2着(ゾロ目)
1着同枠 デスペラード 牡5 56㎏ 横山典弘騎手 9人気
前走 京都大賞典(京都2400m・指定・別定)10人気10着
4走前 阪神大賞典(阪神3000m・指定・別定)3人気2着
2着 アドマイヤラクティ 牡5 57.5㎏ 8枠16番(逆3番)メンディザバル騎手 4人気
前走 京都大賞典(京都2400m・指定・別定)5人気4着
4走前 ダイヤモンドステークス(東京3400m・カク指定・ハンデ)1人気1着
2着同枠 マイネルマーク 牡5 54㎏ 柴田善臣騎手 12人気
2012年アルゼンチン共和国杯3着馬
2着同枠 ホッコーブレーヴ 牡5 54㎏ 三浦皇成騎手 6人気
前走 1600万下条件戦・オクトーバーステークス(東京2400m・ハンデ戦)3人気1着
3着 ルルーシュ 牡5 57.5㎏ 2枠3番(逆16番)北村宏司騎手 3人気
前走 札幌記念(函館2000m・特指・定量)3人気15着(1着対角)
前々走 目黒記念(東京2500m・カク指定・ハンデ)2人気2着 57㎏斤量
2012年アルゼンチン共和国杯1着馬
2013年アルゼンチン共和国杯で1着になったのは、同年の札幌記念2着馬のアスカクリチャン。
2013年の札幌記念は、函館で行われた変則開催の年でした。
アスカクリチャンの同枠のデスペラードは、同年の阪神大賞典2着馬。
2着になったアドマイヤラクティは、同年のダイヤモンドステークスの覇者でトップハンデだった馬。
アドマイヤラクティの同枠のマイネルマークは、前年のアルゼンチン共和国杯3着馬で、同じく同枠だったホッコーブレーヴは東京2400mの1600万下条件戦を勝ってきた馬でした。
そして、3着馬は、前年のアルゼンチン共和国杯を勝っていたトップハンデのルルーシュで、ルルーシュはアスカクリチャンの平行配置となっていました。
2013年アルゼンチン共和国杯の結果から考えると、オーソリティ自身あるいは筋配置の馬、前走で3勝クラスを勝っている馬(アンティシペイト・コトブキテティス・フライライクバード)あたりは気になります。
最後に
オーソリティの調教師は木村哲也氏ですね。
木村哲也氏は、10月末まで調教師停止処分を受けていた調教師ですね。
木村哲也氏は、京王杯2歳ステークス2021にもコラリンを登録しているので、京王杯2歳ステークス2021の結果次第で考えたいと思います。