ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、マーメイドステークス2022について考えてみたいと思います。
マーメイドステークスは、阪神2000mの牝馬限定の別定重賞として、1996年に開始されたレース。
2006年には別定戦からハンデ戦に変更となり、現在に至っています。
第27回開催となる2022年は、2016年以来の賞金増額戦となりますが、今年も荒れるレースとなるのかな?
マーメイドステークス2022の出走予定
21頭が登録したマーメイドステークス2022ですが、エイシンチラーが回避、イズジョーノキセキ、ヴァンルーラー、ムジカ、リノキアナが除外され、16頭立てのフルゲートに!
スルーセブンシーズは、登録段階では除外対象でしたが、エイシンチラーが回避したことで、一転、出走できるようになりました。
現在のところ、1人気はスルーセブンシーズ、2人気はソフトフルート、3人気はステイブルアスクとなっていますが、ハンデ戦らしく人気は割れています。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | スルーセブンシーズ | 牝4 | 52.0kg | 秋山 真一郎 | 尾関 知人 | (有)キャロットファーム |
1枠 | 2番 | ゴルトベルク | 牝5 | 53.0kg | 荻野 極 | 手塚 貴久 | (有)サンデーレーシング |
2枠 | 3番 | ソフトフルート | 牝5 | 54.0kg | 川田 将雅 | 斉藤 崇史 | ゴドルフィン |
2枠 | 4番 | ステイブルアスク | 牝4 | 51.0kg | 藤岡 康太 | 矢作 芳人 | 廣崎利洋HD(株) |
3枠 | 5番 | トウシンモンブラン | 牝4 | 51.0kg | 高倉 稜 | 杉山 晴紀 | (株)サトー |
3枠 | 6番 | ヴェルトハイム | 牝4 | 51.0kg | 西村 淳也 | 友道 康夫 | (株)ロードホースクラブ |
4枠 | 7番 | ウインマイティー | 牝5 | 54.0kg | 和田 竜二 | 五十嵐 忠男 | (株)ウイン |
4枠 | 8番 | キムケンドリーム | 牝5 | 52.0kg | 小沢 大仁 | 西村 真幸 | 木村 永浩 |
5枠 | 9番 | ルビーカサブランカ | 牝5 | 55.0kg | 岩田 望来 | 須貝 尚介 | 金子真人ホールディングス(株) |
5枠 | 10番 | アイコンテーラー | 牝4 | 53.0kg | 亀田 温心 | 河内 洋 | 中西 浩一 |
6枠 | 11番 | クラヴェル | 牝5 | 55.0kg | 北村 友一 | 安田 翔伍 | (有)キャロットファーム |
6枠 | 12番 | マリアエレーナ | 牝4 | 55.0kg | 坂井 瑠星 | 吉田 直弘 | 金子真人ホールディングス(株) |
7枠 | 13番 | ハギノリュクス | 牝5 | 52.0kg | 酒井 学 | 高野 友和 | 日隈 良江 |
7枠 | 14番 | ラヴユーライヴ | 牝5 | 53.0kg | 川須 栄彦 | 矢作 芳人 | 吉田 勝己 |
8枠 | 15番 | ホウオウエミーズ | 牝5 | 53.0kg | 松山 弘平 | 池上 昌和 | 小笹 芳央 |
8枠 | 16番 | リアアメリア | 牝5 | 55.5kg | 幸 英明 | 中内田 充正 | (有)シルクレーシング |
除外された4頭のうち、イズジョーノキセキ、ムジカ、リノキアナの3頭は、エピファネイア産駒の5歳馬です。
愛知杯と中山牝馬ステークスからのサイン
今年行われた牝馬のハンデ重賞は、愛知杯とローレル競馬場賞中山牝馬ステークスの2レース。
まずは、この2レースの結果から見てみます。
2022年愛知杯(中京2000m・16頭立て)の結果
1着 ルビーカサブランカ 牝5 52kg 1枠1番(逆16番)武豊騎手 7人気
キングカメハメハ産駒 馬主 金子真人ホールディングス ノーザンファーム生産
前走 3勝クラス・オリオンステークス(阪神2200m)4人気1着 武豊騎手騎乗
前々走 3勝クラス・ユートピアステークス(東京1800m)1人気3着
1着同枠 マジックキャッスル 牝5 56kg ルメール騎手 4人気
ディープインパクト産駒 馬主 社台レースホース 社台ファーム生産
前走 アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス(東京1800m・指定・別定)1人気15着
前々走 北海道新聞杯クイーンステークス(函館1800m・特指・別定)1人気2着
2021年愛知杯1着馬
2着 マリアエレーナ 牝4 53kg 2枠4番(逆13番)坂井瑠星騎手 3人気
クロフネ産駒 馬主 金子真人ホールディングス 日高大洋牧場生産
前走 新潟牝馬ステークス(新潟2200m・特指・別定)1人気1着
前々走 ケフェウスステークス(中京2000m・特指・ハンデ)1人気3着(2着同枠)
2着同枠 ウインアグライア 牝4 51kg 泉谷楓真騎手 最下位人気
マツリダゴッホ産駒 馬主 ウイン コスモヴューファーム生産
前走 ディセンバーステークス(リステッド・中山1800m・特指・別定)10人気12着
前々走 アンドロメダステークス(リステッド・阪神2000m・特指・ハンデ)6人気最下位
3着 デゼル 牝5 55.5㎏ 6枠12番(逆5番)川田将雅騎手 6人気
ディープインパクト産駒 馬主 社台レースホース 社台ファーム生産
前走 エリザベス女王杯(阪神2200m)8人気8着
前々走 アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス(東京1800m・指定・別定)2人気16着
2022年愛知杯を制したのは、前走で阪神2200mの3勝クラスのオリオンステークスを勝ってきたルビーカサブランカ。
ルビーカサブランカは、ノーザンファーム生産の金子真人ホールディングスが馬主の斤量52㎏の5歳馬。
ルビーカサブランカの同枠のマジックキャッスルは、2020年秋華賞の2着馬であり、前年の愛知杯の1着馬だった社台ファーム生産の5歳馬。
そして、マジックキャッスルは函館開催となった北海道新聞杯クイーンステークスで2着になっていたトップハンデの馬でした。
2着になったマリアエレーナは、愛知杯と同じ中京2000mの特別指定交流競走ハンデ戦のケフェウスステークスで2着同枠の3着になった後、牝馬限定の新潟2200mの特別指定交流競走別定戦の新潟牝馬ステークスで優勝していた金子真人ホールディングスが馬主の4歳馬。
マリアエレーナの同枠のウインアグライアは、3走前のオークスから二桁着順が続いていた最下位人気の最軽量ハンデの馬。
3着に入ったデゼルは、前年のサンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークスで1着になった後、ヴィクトリアマイル8着(1着同枠)、アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス16着、エリザベス女王杯8着という着順になっていた社台ファーム生産馬。
2022年ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス(中山1800m・16頭立て)の結果
1着 クリノプレミアム 牝5 53kg 8枠16番(逆1番)松岡正海騎手 15人気
オルフェーヴル産駒 馬主 栗本博晴 吉田ファーム生産
前走 京都牝馬ステークス(阪神1400m・特指・別定)9人気16着
前々走 スポーツニッポン賞京都金杯(中京1600m・特指・ハンデ)14人気5着
1着同枠 フェアリーポルカ 牝6 56kg 三浦皇成騎手 5人気
ルーラーシップ産駒 馬主 山本剛士 ノーザンファーム生産
前走 ターコイズステークス(中山1600m・特指・ハンデ)8人気4着
前々走 福島記念(福島2000m・特指・ハンデ)12人気7着
2着 アブレイズ 牝5 56kg 7枠14番(逆3番)菅原明良騎手 12人気
キズナ産駒 馬主 前田幸貴 ノースヒルズ生産
前走 アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス(東京1800m・指定・別定)11人気13着
前々走 マーメイドステークス(阪神2000m・特指・ハンデ)9人気6着(1着同枠)
2021年ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス12着(2着対角)
2着同枠 スライリー 牝4 53㎏ 石川裕紀人騎手 9人気
オルフェーヴル産駒 馬主 ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン 白井牧場生産
前走 愛知杯(中京2000m・特指・ハンデ)12人気13着
前々走 キャピタルステークス(リステッド・東京1600m・特指・別定)7人気9着(2着同枠)
3着 ミスニューヨーク 牝5 55㎏ 2枠3番(逆14番)M.デムーロ騎手 1人気
キングズベスト産駒 馬主 髙昭牧場 高昭牧場生産
前走 ターコイズステークス(中山1600m・特指・ハンデ)4人気1着
前々走 アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス(東京1800m・指定・別定)6人気12着
2022年ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスで優勝したのは、15人気のクリノプレミアム。
クリノプレミアムは、2021年8月に行われた3勝クラスの長岡ステークス(新潟1600m)を勝ってから、スポーツニッポン賞京都金杯以外は二桁着順だった5歳馬。
クリノプレミアムの同枠のフェアリーポルカは、一昨年のローレル競馬場賞中山牝馬ステークスの優勝馬で、昨年のローレル競馬場賞中山牝馬ステークスの3着馬。
2着になったアブレイズは、2020年のフラワーカップ(中山1800m)1着馬で、前年のローレル競馬場賞中山牝馬ステークスで2着対角に配置されていた馬。
アブレイズの同枠のスライリーは、前年のサンケイスポーツ賞フローラステークスの2着馬で、今年の牝馬のハンデ重賞の愛知杯では13着に惨敗している4歳馬。
3着になったミスニューヨークは、前年のターコイズステークスを勝っていた5歳馬。
愛知杯と中山牝馬ステークスの結果から考えると、過去の連対馬の筋配置馬、5歳馬、軽量馬、正逆1番が気になります。
最後に
裏番組のユニコーンステークス2022には、3頭のダート未出走馬がいます。
そして、マーメイドステークス2022には、前走でダートのレースに出走していたキムケンドリームが出走します。
ココが気になります。
今回は、ウインマイティー(キムケンドリーム)を軸にしてみます。
相手は、アイコンテーラー、クラヴェル、ルビーカサブランカ、スルーセブンシーズあたりにしてみます。