アーリントンカップ2022も賞金増額戦!それってサイン?

ウマゾーです。

 

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

 

今回は、アーリントンカップ2022について考えてみたいと思います。

 

アーリントンカップは、2018年にNHKマイルカップの指定レースになったレースで、2018年に開催時期も2月から4月に変更されています。

 

今年は、2016年以来となる賞金増額となりましたが、どの馬が3枚あるNHKマイルカップの優先出走権を獲得できるのでしょうね。

アーリントンカップ2022の出走予定

アーリントンカップ2022の登録馬は18頭。

 

昨年のアーリントンカップと同様に、牝馬がいない出走構成となっています。

 

昨年はいなかったマル外が2頭登録してきましたが、意味があるのでしょうか?

 馬 名 性齢 斤量 想定騎手 調教師
1 アスクコンナモンダ 牡3 56.0kg 藤岡 佑介 中内田 充正
2 ウナギノボリ 牡3 56.0kg 和田 竜二 音無 秀孝
3 カワキタレブリー 牡3 56.0kg 藤岡 康太 杉山 佳明
4 キングエルメス 牡3 56.0kg 坂井 瑠星 矢作 芳人
5 ジャスパークローネ 牡3 56.0kg 森 秀行
6 ジュンブロッサム 牡3 56.0kg 吉田 隼人 友道 康夫
7 ストロングウィル 牡3 56.0kg 橋口 慎介
8 セルバーグ 牡3 56.0kg 古川 吉洋 鈴木 孝志
9 タイセイディバイン 牡3 56.0kg 松若 風馬 高野 友和
10 ダノンスコーピオン 牡3 56.0kg 川田 将雅 安田 隆行
11 ディオ 牡3 56.0kg 岩田 望来 辻野 泰之
12 デュガ 牡3 56.0kg 武 豊 森 秀行
13 トゥードジボン 牡3 56.0kg 福永 祐一 四位 洋文
14 ドンフランキー 牡3 56.0kg 池添 謙一 斉藤 崇史
15 ニシノスーベニア 牡3 56.0kg 上原 博之
16 ヒルノショパン 牡3 56.0kg 横山 典弘 昆 貢
17 ムーンリットナイト 牡3 56.0kg 浜中 俊 加用 正
18 メイケイバートン 牡3 56.0kg 幸 英明 中竹 和也

参考 netkeiba

2016年アーリントンカップからのサイン

今年、1着賞金が3800万円から4000万円に増額されたアーリントンカップですが、近年で賞金増額となったのは2016年です。

 

2016年のアーリントンカップは特別指定交流競走別定戦で、開催時期も2月と現在とは異なっていますが、参考になるはず。

 

では、2016年アーリントンカップの結果を見てみます。

 

2016年アーリントンカップ(15頭立て・除外アリ)

1着 レインボーライン 牡3 56㎏ 4枠6番(逆10番) M.デムーロ騎手 4人気

前走 日刊スポーツ賞シンザン記念(京都1600m・特指・別定)7人気6着(1着同枠)

前々走 2歳500万下条件戦・千両賞(阪神1600m)4人気1着

1着同枠 シゲルノコギリザメ 牡3 56㎏ 太宰啓介騎手 6人気

前走 クロッカスステークス(東京1400m・特指・別定)4人気4着

前々走 日刊スポーツ賞シンザン記念(京都1600m・特指・別定)11人気3着

2着 ダンツプリウス 牡3 56㎏ 7枠12番(逆4番)丸山元気騎手 9人気

前走 ジュニアカップ(中山1600m・特指・別定)4人気1着

前々走 2歳500万下条件戦・こうやまき賞(中京1600m)2人気3着

2着同枠 ビップライブリー 牡3 56㎏ 小牧太騎手 10人気

前走 3歳新馬戦(京都1800m)5人気1着

3着 ロワアブソリュー 牡3 56㎏ 8枠15番(逆1番)ヴェロン騎手 7人気

前走 きさらぎ賞(京都1800m・特指・別定)3人気7着

前々走 2歳新馬戦(阪神1800m)3人気1着

 

増額戦となった2016年アーリントンカップは、アーリントンカップと同じ阪神1600mの2歳500万下条件戦の千両賞を勝った後、増額戦となった特別指定交流競走別定戦の日刊スポーツ賞シンザン記念で1着同枠の6着だったレインボーラインが1着。

 

レインボーラインの同枠のシゲルノコギリザメは、阪神ダート1200mの2歳未勝利戦と阪神芝1200mの2歳500万下条件戦の平場を連勝していた阪神競馬場連勝歴を持つ馬。

 

2着になったダンツプリウスは、新潟2000mの未勝利戦で初勝利を挙げた後、500万下条件戦を勝たずに、賞金維持戦の特別指定交流競走別定戦のジュニアカップを勝ってきた馬。

 

ダンツプリウスの同枠のビップライブリーは、京都1800mの3歳新馬戦を勝ってきた1戦1勝馬。

 

3着のロワアブソリューは阪神1800mの新馬戦を勝った後、きさらぎ賞で7着に敗れていた馬。

 

賞金増額戦だった2016年アーリントンカップから考えると、賞金増額戦の中日スポーツ賞ファルコンステークスで2着歴のあるタイセイディバイン、賞金増額戦の共同通信杯で1着同枠だったダノンスコーピオンあたりは気になります。

最後に

指定交流競走馬齢戦になった2018年以後、アーリントンカップは、指定交流競走馬齢戦で連対あるいは連対馬の筋配置にいた馬が1着席についています。

 

2018年アーリントンカップ1着馬のタワーオブロンドンは京王杯2歳ステークス1着馬、2019年アーリントンカップ1着馬のイベリスは報知杯フィリーズレビューは1着平行馬、2020年アーリントンカップ1着馬のタイセイビジョンは京王杯2歳ステークス1着馬、2021年アーリントンカップ1着馬のホウオウアマゾンはデイリー杯2歳ステークス2着馬ですね。

 

この流れで考えると、京王杯2歳ステークスを勝っているキングエルメスは要注意の馬となりますが…