ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、日経賞2021について考えてみたいと思います。
日経賞は、有馬記念と同じ中山2500mで行われる指定交流競走の別定戦ですね。
近3年を見ると、2018年の日経賞1着馬のガンコは1600万下条件戦を勝った馬、2019年の日経賞1着馬のメイショウテッコンは福島のラジオNIKKEI賞を勝利した馬、2020年の日経賞1着馬のミッキースワローは七夕賞を勝った馬と、G2にしては微妙な馬が1着になっています。
日経賞2021の出走予定
日経賞2021の出走予定は19頭。
昨年いなかったマル地とせん馬が登録してきましたね。
また、カレンブーケドールやウインマリリンといったG1で活躍している牝馬が登録してきました。
でも、牝馬が日経賞で勝ったのって、1988年までさかのぼらないといけないようですよ!
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | アールスター | 牡6 | 56.0kg | 長岡 禎仁 | 杉山 晴紀 |
2 | ウインキートス | 牝4 | 53.0kg | 丹内 祐次 | 宗像 義忠 |
3 | ウインマリリン | 牝4 | 53.0kg | 横山 武史 | 手塚 貴久 |
4 | オセアグレイト | 牡5 | 57.0kg | 横山 典弘 | 菊川 正達 |
5 | カレンブーケドール | 牝5 | 54.0kg | 松山 弘平 | 国枝 栄 |
6 | ゴーフォザサミット | 牡6 | 56.0kg | 丸山 元気 | 藤沢 和雄 |
7 | サトノルークス | 牡5 | 56.0kg | 大野 拓弥 | 池江 泰寿 |
8 | ジャコマル | 牡7 | 56.0kg | 田中 勝春 | 松永 幹夫 |
9 | シークレットラン | 牡5 | 56.0kg | 田辺 裕信 | 田村 康仁 |
10 | ステイフーリッシュ | 牡6 | 56.0kg | 和田 竜二 | 矢作 芳人 |
11 | ダンビュライト | せん7 | 56.0kg | 松若 風馬 | 音無 秀孝 |
12 | ナイママ | 牡5 | 56.0kg | 柴田 大知 | 武藤 善則 |
13 | ノーブルマーズ | 牡8 | 56.0kg | 宮本 博 | |
14 | ハッピーグリン | 牡6 | 56.0kg | 森 秀行 | |
15 | ヒュミドール | せん5 | 56.0kg | 吉田 豊 | 小手川 準 |
16 | ムイトオブリガード | 牡7 | 56.0kg | 北村 宏司 | 角田 晃一 |
17 | モズベッロ | 牡5 | 56.0kg | 横山 和生 | 森田 直行 |
18 | ラストドラフト | 牡5 | 56.0kg | 三浦 皇成 | 戸田 博文 |
19 | ワールドプレミア | 牡5 | 57.0kg | 石橋 脩 | 友道 康夫 |
参考 netkeiba
有馬記念からのサイン
昨年の日経賞でも触れましたが、日経賞と有馬記念は中山2500mで行われる重賞ということもあり、連動しています。
2017年有馬記念(16頭立て)
1着 キタサンブラック 牡5 57㎏ 1枠2番(逆15番)武豊騎手 1人気
2着 クイーンズリング 牝5 55㎏ 2枠3番(逆14番)ルメール騎手 8人気
2018年日経賞(15頭立て)
1着 ガンコ 牡5 56㎏ 7枠12番(逆4番)藤岡佑介騎手 3人気
2着 チェスナットコート 牡4 55㎏ 2枠3番(逆13番)蛯名正義騎手 7人気
2018年有馬記念(16頭立て)
1着 ブラストワンピース 牡3 55㎏ 4枠8番(逆9番)池添謙一騎手 3人気
2着 レイデオロ 牡4 57㎏ 6枠12番(逆5番)ルメール騎手 1人気
2019年日経賞(12頭立て)
1着 メイショウテッコン 牡4 55㎏ 1枠1番(逆12番)武豊騎手 3人気
2着 エタリオウ 牡4 55㎏ 6枠7番(逆6番)デムーロ騎手 1人気
2019年有馬記念(16頭立て)
1着 リスグラシュー 牝5 55㎏ 3枠6番(逆11番)レーン騎手 2人気
2着 サートゥルナーリア 牡3 55㎏ 5枠10番(逆7番)スミヨン騎手 3人気
2020年日経賞(14頭立て)
1着 ミッキースワロー 牡6 56㎏ 8枠14番(逆1番) 横山典弘騎手 1人気
2着 モズベッロ 牡4 56㎏ 6枠10番(逆5番)池添謙一騎手 2人気
さて、2021年日経賞でも連動は続くのでしょうか?
2020年有馬記念(16頭立て)
1着 クロノジェネシス 牝4 55㎏ 5枠9番(逆8番)北村友一騎手 1人気
2着 サラキア 牝5 55㎏ 7枠14番(逆3番)松山弘平騎手 11人気
最後に
今年行われた古馬G2の指定交流競走別定戦は、東海テレビ杯東海ステークス、中山記念、金鯱賞、阪神大賞典の5レース!
ダート路線の東海テレビ杯東海ステークスを除く中山記念、金鯱賞、阪神大賞典の結果を見ると、いかにもG2という結果もあれば、こんな馬が1着かよという結果もあります。
大阪杯のステップレースの中山記念(中山1800m)は、日刊スポーツ賞中山金杯を勝った1人気のヒシイグアスが勝利を飾りましたが、ヒシイグアスの同枠には、前年の朝日杯セントライト記念(G2の指定交流競走馬齢戦)を勝ったバビットがいました。
一方、大阪杯のもう1つのステップレースの金鯱賞(中京2000m)は、最下位人気のギベオンが勝利しましたが、ギベオンは中京2000mで行われた2020年中日新聞杯(特指・ハンデ)の2着対角馬でした。
ヒシイグアスが、2021年の重賞を勝っている馬であるのに対し、ギベオンは2018年中日新聞杯以来の勝利という対極の馬を選択しています。
そして、天皇賞(春)のステップレースの阪神大賞典は、前年の京都新聞杯(G2の指定交流競走馬齢戦)を勝ったディープボンドを1着馬に起用!
おそらく、日経賞2021の1着馬は、ディープボンドと違うタイプを選んでくるのでしょうね。