エルフィンステークス2025の考察

降雪の影響で、土曜日から月曜日に順延されたエルフィンステークス。

 

エルフィンとは、「小さい妖精のような」を意味する英語のようである。

 

フェアリーステークスのフェアリーが、「妖精」を意味する英語なので、この2レースは関係があるのだろうか?

エルフィンステークス2025の出馬表

エルフィンステークス2025には12頭が登録し、チューラワンサ、フェルシナの2頭が出走を回避し、10頭立てとなっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 ラージギャラリー 牝3 55.0kg 西村 淳也 高橋 亮 前田 葉子
2枠 2番 カムニャック 牝3 55.0kg 川田 将雅 友道 康夫 金子真人ホールディングス(株)
3枠 3番 ピリカサンライズ 牝3 55.0kg 高杉 吏麒 牧浦 充徳 松岡 隆雄
4枠 4番 サタデーサンライズ 牝3 55.0kg 吉村 誠之助 石坂 公一 松岡 隆雄
5枠 5番 サウンドサンライズ 牝3 55.0kg 鮫島 克駿 音無 秀孝 (株)ライフハウス
6枠 6番 グローリーリンク 牝3 55.0kg 松山 弘平 吉岡 辰弥 伊藤 功一
7枠 7番 マトラコーニッシュ 牝3 55.0kg 北村 友一 池添 学 (有)社台レースホース
7枠 8番 ヴーレヴー 牝3 55.0kg 浜中 俊 武 幸四郎 (有)桑田牧場
8枠 9番 ワイルデンウーリー 牝3 55.0kg 岩田 望来 大久保 龍志 ゴドルフィン
8枠 10番 ダノンフェアレディ 牝3 55.0kg 坂井 瑠星 橋口 慎介 (株)ダノックス

サトノクラウン産駒のピリカサンライズとヴーレヴーが対角配置となっている。

出走回避馬からの考察

出走を回避した馬は、チューラワンサ、フェルシナの2頭。

 

チューラワンサは、2回中京8日の新馬戦(中京1400m)で4着になった後、4回東京8日の未勝利戦(東京1400m)で初勝利を挙げていたノーザンファーム生産、キャロットファームが馬主のレイデオロ産駒の馬。

 

フェルシナは、4回東京2日の新馬戦(東京1600m)で2着になった後、 5回東京2日の未勝利戦(東京1400m)で勝利し、続く1回中京6日に行われた紅梅ステークス(中京1400m)で7着に敗れていた社台コーポレーション白老ファーム生産のルーラーシップ産駒の馬。

 

この2頭は、社台系の馬である。

牝馬限定1600m路線からの考察

現3歳牝馬が経験できる牝馬限定のオープン以上のレースは、アルテミスステークス、阪神ジュベナイルフィリーズ、フェアリーステークスの3レース。

 

2024年アルテミスステークス(11頭立て)

1着 ブラウンラチェット 牝2 55㎏ 2枠2番(逆10番)ルメール騎手 3人気

2着 ミストレス 牝2 55㎏ 1枠1番(逆11番)坂井瑠星騎手 7人気

 

2024年阪神ジュベナイルフィリーズ(18頭立て)

1着 アルマヴェローチェ 牝2 55㎏ 6枠12番(逆7番)岩田望来騎手 5人気

2着 ビップデイジー 牝2 55㎏ 1枠1番(逆18番)幸英明騎手 8人気

 

2025年フェアリーステークス(16頭立て)

1着 エリカエクスプレス 牝3 55㎏ 6枠12番(逆5番)戸崎圭太騎手 2人気

2着 ティラトーレ 牝3 55㎏ 7枠13番(逆4番)木幡巧也騎手 4人気

 

アルテミスステークスと阪神ジュベナイルフィリーズは正1番で一致。

 

阪神ジュベナイルフィリーズとフェアリーステークスは正12番で一致。

きさらぎ賞からの考察

日曜日に行われたきさらぎ賞は、1人気のサトノシャイニングが1着、2着は牝馬のリンクスティップ(3人気)という結果になった。

 

大外の8枠10番に配置されたサトノシャイニングは、5回東京5日開催の東京スポーツ杯2歳ステークスの2着馬である。

 

サトノシャイニングの同枠馬のウォーターガーベラは、年明けの1回中京5日開催の日刊スポーツ賞シンザン記念で3着になっていた河内洋厩舎(河内洋調教師は2025年2月で引退予定)の牝馬。

 

2着になったリンクスティップは、5回京都7日の新馬戦(京都2000m)で2着になった後、7回京都7日の未勝利戦(京都2000m)で初勝利を飾ったサンデーレーシングが馬主の牝馬。

 

この決着は、重賞経験馬と重賞未経験馬の決着だが、枠から考えると、年明けの1回中京5日開催の日刊スポーツ賞シンザン記念3着馬と7回京都7日の未勝利戦を勝ってきた馬の決着ともいえる。

結論

前走で好タイムをマークしたダノンフェアレディが人気だが、久々のレースとなったことで、微妙な感じがする。

 

ただし、昨年いなかったマル外と同枠になったことはプラスに作用するのではないか。

 

そこで、ダノンフェアレディを軸にしてみる。

 

相手は、ラージギャラリー、カムニャック、ヴーレヴー、グローリーリンクあたりを軽く。

回顧

1人気のダノンフェアレディは、スタートしてすぐに、外によれて、万事休す…

 

やはり、久々が応えたのだろうか?

 

不安は的中してしまった。

 

勝ったのは唯一の2勝馬のヴーレヴー、2着は2人気のグローリーリンク。

 

ヴーレヴーは、7回京都8日の新馬戦を勝ってきたマトラコーニッシュの同枠馬で、重賞経験馬。

 

一方、2着に入ったグローリーリンクは、年明けの1回中京8日の未勝利戦を勝ってきた1戦1勝馬だった。

 

こちらも、きさらぎ賞と同様に、重賞経験馬と重賞未経験馬の決着だった。

 

また、フェアリーステークスと同じ6-7の枠連決着。

 

やはり、フェアリーステークスとエルフィンステークスは関連しているということが実証された。

 

当たった方はおめでとうございます。

 

外れた方は、次回でリベンジしてください。

 

ウマゾーは月曜競馬を楽しめただけで感謝です。