フジテレビ賞スプリングステークス2024(第73回)の考察

フジテレビ賞スプリングステークス2024の出馬表

14頭が登録したフジテレビ賞スプリングステークス2024だったが、ジューンテイク、ドリーミングアップ、ブエナオンダ、メイショウタバルの4頭が回避し、10頭立てとなっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 ジュンゴールド 牡3 57.0kg 坂井 瑠星 友道 康夫 河合 純二
2枠 2番 ルカランフィースト 牡3 57.0kg 横山 武史 鹿戸 雄一 (有)社台レースホース
3枠 3番 ウォーターリヒト 牡3 57.0kg 幸 英明 河内 洋 山岡 正人
4枠 4番 シックスペンス 牡3 57.0kg C.ルメール 国枝 栄 (有)キャロットファーム
5枠 5番 チャンネルトンネル 牡3 57.0kg 松岡 正海 堀内 岳志 窪田 芳郎
5枠 6番 ペッレグリーニ 牡3 57.0kg 岩田 康誠 手塚 貴久 吉田 勝己
7枠 7番 アレグロブリランテ 牡3 57.0kg 横山 和生 上原 佑紀 (有)サンデーレーシング
6枠 8番 ログラール 牡3 57.0kg 北村 友一 松永 幹夫 (有)キャロットファーム
8枠 9番 コスモブッドレア 牡3 57.0kg 石川 裕紀人 小野 次郎 (有)ビッグレッドファーム
8枠 10番 スティンガーグラス 牡3 57.0kg 戸崎 圭太 木村 哲也 エムズレーシング

現在のところ、1人気はシックスペンス、2人気はウォーターリヒト、3人気はジュンゴールドとなっている。

3歳指定重賞からの考察

皐月賞のステップレースは、報知杯弥生賞ディープインパクト記念、若葉ステークス、フジテレビ賞スプリングステークスとなっている。

 

一方、桜花賞のステップレースは、チューリップ賞、アネモネステークス、報知杯フィリーズレビューの3レースである。

 

この6レースのうち、若葉ステークスとアネモネステークスの2レースは、重賞ではなく、リステッド競走となっている。

 

では、既に行われたチューリップ賞と報知杯フィリーズレビューの結果を見てみる。

 

今年のチューリップ賞を制したのは、エルフィンステークス2着馬のスウィープフィートだった。

 

スウィープフィートは、京都1600mの未勝利戦で初勝利を挙げた馬だが、その後は京都1600mの1勝クラスの白菊賞で2着、指定馬齢戦の阪神ジュベナイルフィリーズで7着、特指別定戦のエルフィンステークスで2着になっていた馬だった。(未勝利戦が初勝利で、特指戦の賞金加算がない馬)

 

今年のチューリップ賞の2着馬のセキトバイーストは、中京1600mの未勝利戦で初勝利を挙げ、京都1400mの1勝クラスのりんどう賞で2着、東京1600mの1勝クラスの赤松賞で5着、そして、特指別定戦の紅梅ステークスで2着になっていた馬。(未勝利戦が初勝利で、特指戦の賞金加算がない馬)

 

今年のチューリップ賞は、未勝利戦が初勝利で、特指戦の賞金加算がない馬2頭の決着となっていた。

 

除外が発生した今年の報知杯フィリーズレビューは、阪神1200mの未勝利戦で初勝利を挙げ、特指別定戦の福島2歳ステークスで2勝目を挙げた後、56㎏斤量で出走したスポーツ報知杯中京2歳ステークスで2人気4着(2着同枠)になっていたマル外のエトヴプレが1着。(未勝利戦が初勝利で、特指戦の賞金加算がある馬)

 

2着に入ったコラソンビートは、東京1600mの未勝利戦で初勝利を挙げ、新潟1400mの特指別定戦のダリア賞で1着、続く、東京1400mの指定馬齢戦の京王杯2歳ステークスで1着となり、指定馬齢戦の阪神ジュベナイルフィリーズに出走し3着になっていた馬。(未勝利戦が初勝利で、特指戦の賞金加算がある馬)

 

今年の報知杯フィリーズレビューは、未勝利戦が初勝利で、特指戦の賞金加算がある馬2頭の決着となっていた。

 

次に、今年の報知杯弥生賞ディープインパクト記念の結果を見てみる。

 

今年の報知杯弥生賞ディープインパクト記念を制したのは、4戦目の未勝利戦(新潟2000m)で初勝利を挙げた後、指定馬齢戦のラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス(京都2000m)で8着、中山2000mの3歳1勝クラスの平場で2着だったコスモキュランダ。(未勝利戦が初勝利で、特指戦の賞金加算がない馬)

 

今年の報知杯弥生賞ディープインパクト記念で、2着に入ったシンエンペラーは、東京1800mの新馬戦で1着、指定馬齢戦のラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス(京都2000m)で1着、中山2000mの指定馬齢戦のホープフルステークスで2着になっていた馬。(新馬戦が初勝利で、特指戦の賞金加算がない馬)

 

今年の報知杯弥生賞ディープインパクト記念は、特指戦の賞金加算がない馬同士の決着となっている。

結論

今年行われた報知杯弥生賞ディープインパクト記念、チューリップ賞、報知杯フィリーズレビューは3歳戦での賞金加算がなかった馬が連対馬になっている。

 

フジテレビ賞スプリングステークス2024の出走馬で、3歳戦での賞金加算がない馬はジュンゴールド、シックスペンス、チャンネルトンネル、アレグロブリランテ、コスモブッドレアの5頭。(3歳戦での賞金加算がある馬はルカランフィースト、ウォーターリヒト、ペッレグリーニ、ログラール、スティンガーグラスの5頭)

 

また、報知杯弥生賞ディープインパクト記念、チューリップ賞、報知杯フィリーズレビューの連対馬は、オープン以上の出走歴があった馬であった。

 

さて、今回のフジテレビ賞スプリングステークスの軸には、ジュンゴールドを指名したい。

 

相手は、シックスペンス、チャンネルトンネル、コスモブッドレア、ペッレグリーニあたり。