フェアリーステークス2024(第40回)の考察

フェアリーステークス2024の出馬表

フェアリーステークス2024には18頭が登録。

 

登録馬18頭のうち、カイトグート、ニシノコイゴコロ、ラーンザロープス、ルクスノアが回避し、14頭立てとなっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 ラヴスコール 牝3 55.0kg 横山 武史 加藤 征弘 亀井 哲也
2枠 2番 エリカリーシャン 牝3 55.0kg 横山 和生 国枝 栄 三木 正浩
3枠 3番 マスクオールウィン 牝3 55.0kg 津村 明秀 牧 光二 宮レーシング
3枠 4番 メイショウヨゾラ 牝3 55.0kg 三浦 皇成 高柳 瑞樹 松本 好雄
4枠 5番 ティンク 牝3 55.0kg 佐々木 大輔 久保田 貴士 (有)社台レースホース
4枠 6番 スティールブルー 牝3 55.0kg C.ルメール 宗像 義忠 (有)シルクレーシング
5枠 7番 メジャーデビュー 牝3 55.0kg 丹内 祐次 鈴木 慎太郎 石川 秀守
5枠 8番 カレンナオトメ 牝3 55.0kg 菅原 明良 小野 次郎 (有)ミルファーム
6枠 9番 キャットファイト 牝3 55.0kg 坂井 瑠星 上原 博之 ゴドルフィン
6枠 10番 キャプテンネキ 牝3 55.0kg R.ピーヒュレク 杉山 晴紀 程田 真司
7枠 11番 テリオスサラ 牝3 55.0kg 石橋 脩 高柳 瑞樹 鈴木 美江子
7枠 12番 ジークルーネ 牝3 55.0kg R.キングスコート 栗田 徹 (有)キャロットファーム
8枠 13番 イフェイオン 牝3 55.0kg 西村 淳也 杉山 佳明 (有)社台レースホース
8枠 14番 ニシノティアモ 牝3 55.0kg 田辺 裕信 上原 佑紀 西山 茂行

ドゥラメンテ産駒のラヴスコールとニシノティアモが対角配置、ダイワメジャー産駒のティンクとキャプテンネキが対角配置となっている。

2018年フェアリーステークスからの考察

今年のフェアリーステークスは1回中山2日に行われる。

 

フェアリーステークスは、2009年に日程移動される同時に、距離が1200mから1600mに変更されたレースだが、2009年以降で、今年と同じ1回中山2日で行われたフェアリーステークスは2018年しかない。

 

まずは、2018年のフェアリーステークスの結果を見てみる。

 

2018年フェアリーステークス(16頭立て)

1着 プリモシーン 牝3 54㎏ 7枠14番(逆3番)戸崎圭太騎手 2人気

前走 未勝利戦(東京1600m)1人気1着

前々走 新馬戦(中山1600m)1人気2着

1着同枠兼3着 レッドベルローズ 牝3 54㎏ 蛯名正義騎手 7人気

前走 新馬戦(東京1600m)3人気1着

2着 スカーレットカラー 牝3 54㎏ 5枠10番(逆7番)太宰啓介騎手 6人気

前走 500万下条件戦・白菊賞(京都1600m)6人気2着

前々走 アルテミスステークス(東京1600m・指定・馬齢)9人気5着

 

中山1600mを舞台とする2018年フェアリーステークスを制したプリモシーンは、ディープインパクト産駒、ノーザンファーム生産、シルクレーシングが馬主の美浦の木村厩舎の管理馬。

 

プリモシーンは、秋季の中山1600mの新馬戦を1人気で2着に敗れた後、東京1600mの未勝利戦(3日間開催の最終日)に出走して1人気で勝ってきた馬。

 

プリモシーンの同枠馬で、3着になったレッドベルローズは、ディープインパクト産駒、ノーザンファーム生産、東京ホースレーシングが馬主の馬で、美浦の鹿戸雄一厩舎が管理していた馬で、秋季の東京1600mを勝利していた馬。

 

2着に入ったスカーレットカラーは、夏季の中京1600mの未勝利戦で初勝利を挙げた後、アルテミスステークスで5着、500万下条件戦の白菊賞で2着だったノースヒルズ生産の関西馬。

 

2018年フェアリーステークスから考えると、中山1600mで負けている馬、社台系(ノーザンファーム生産馬)、東京1600mを勝っている馬、未勝利戦で初勝利を挙げた馬が気になる。

東西金杯からの考察

今年の東西金杯は1月6日に行われた。

 

このため、今年と同じ1月6日開催の2007年と2018年の結果を参考にしたが、見事に撃沈してしまった。

 

では、今年の東西金杯の結果を見てみる。

 

まずは、日刊スポーツ賞中山金杯から。

 

今年の日刊スポーツ賞中山金杯の1着馬はリカンカブールで、2着はククナであった。

 

リカンカブールは、3勝クラスの西宮ステークス(阪神2000m)を勝った後、阪神2000mの別定戦であるチャレンジカップに出走して7人気7着に敗れている馬だった。

 

リカンカブールの同枠馬で、1人気に支持されていたエピファニーは、3日間開催の初日に行われたケフェウスステークス(阪神2000m)で1着になり、次走でチャレンジカップに出走して4人気4着だった馬。

 

ククナは、3勝クラスの早春ステークス(東京2400m)を勝った後、大阪―ハンブルクカップ6着、七夕賞2着、小倉記念6着、エリザベス女王杯10着だった牝馬。

 

ククナの同枠馬のボーンディスウェイは、3日間開催の中日に開催された3勝クラスのレインボーステークス(中山1800m)で10着、3日間開催の最終日の行われた3勝クラスの六社ステークス(東京2400m)で8着(2着同枠)、2日間開催の3勝クラスの常総ステークス(中山1800m)で1着になっていた馬であった。

 

次に、スポーツニッポン賞京都金杯を見てみる。

 

今年のスポーツニッポン賞京都金杯の1着馬はコレペティトールで、2着馬はセッションだった。

 

コレペティトールは、2勝クラスの摩周湖特別(札幌1500m)を勝った後、3日間開催の中日に行われた3勝クラスの仲秋ステークス(阪神1600m)で5着、3勝クラスの秋色ステークス(東京1600m)で6着、3勝クラスの元町ステークス(阪神1800m)1着の成績を残していた馬。

 

コレペティトールの同枠のメイショウシンタケは、阪神1600mのリステッド競走の米子ステークスを勝った後、中京記念8着、関屋記念5着、京成杯オータムハンデキャップ4着だった馬。

 

セッションは、NHKマイルカップで13着に敗れた後、3日間開催の中日に行われた3勝クラスの仲秋ステークス(阪神1600m)で1着、リステッド競走のキャピタルステークスで4着だった馬。

 

セッションの同枠のビューティフルデイは、リステッド競走のウッドバイン競馬場賞パラダイスステークス(東京1400m)を勝った後、関屋記念11着、オーロカップ8着だった馬。

 

この両レースの結果から導き出されるのは、自身あるいは同枠馬が1年以内の3日間開催のレースに出走していた馬が連対しているということだろう。

 

今年のフェアリーステークスの出走馬で、3日間開催のレースに出走していたのは、カレンナオトメ、キャプテンネキ、イフェイオンの3頭。

結論

キャプテンネキと同枠に入ったキャットファイトを軸にしてみる。

 

相手は、スティールブルー、イフェイオン、メイショウヨゾラ、メジャーデビュー、エリカリーシャンあたり。