朝日杯フューチュリティステークス2023の考察

朝日杯フューチュリティステークス2023の出馬表

朝日杯フューチュリティステークス2023には、19頭が登録。

 

登録馬19頭のうち、牝馬のスウィープフィートと牡馬のナイトスラッガーが回避して、17頭立てとなった。

 

スウィープフィートは、10月に行われた京都1600mの未勝利戦が唯一の勝利である馬、ナイトスラッガーは、12月に行われた中京1600mの未勝利戦が唯一の勝利である馬である。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 エコロヴァルツ 牡2 56.0kg 武 豊 牧浦 充徳 原村 正紀
1枠 2番 ミルテンベルク 牡2 56.0kg B.ムルザバエフ 武 英智 (有)キャロットファーム
2枠 3番 ジャンタルマンタル 牡2 56.0kg 川田 将雅 高野 友和 (有)社台レースホース
2枠 4番 サトミノキラリ 牡2 56.0kg 津村 明秀 鈴木 伸尋 田代 洋己
3枠 5番 タガノエルピーダ 牝2 55.0kg 団野 大成 斉藤 崇史 八木 良司
3枠 6番 セットアップ 牡2 56.0kg 横山 武史 鹿戸 雄一 嶋田 賢
4枠 7番 オーサムストローク 牡2 56.0kg 坂井 瑠星 伊藤 圭三 ライオンレースホース(株)
4枠 8番 ダノンマッキンリー 牡2 56.0kg C.ルメール 藤原 英昭 (株)ダノックス
5枠 9番 クリーンエア 牡2 56.0kg 鮫島 克駿 上原 博之 ゴドルフィン
5枠 10番 バンドシェル 牡2 56.0kg 池添 謙一 西村 真幸 馬場 幸夫
6枠 11番 タイキヴァンクール 牡2 56.0kg 浜中 俊 中尾 秀正 (有)大樹ファーム
6枠 12番 タガノデュード 牡2 56.0kg 古川 吉洋 宮 徹 八木 良司
7枠 13番 ナムラフッカー 牡2 56.0kg 松山 弘平 村山 明 奈村 睦弘
7枠 14番 ジューンテイク 牡2 56.0kg M.デムーロ 武 英智 吉川 潤
8枠 15番 エンヤラヴフェイス 牡2 56.0kg 幸 英明 森田 直行 STレーシング
8枠 16番 アスクワンタイム 牡2 56.0kg 岩田 望来 梅田 智之 廣崎 利洋
8枠 17番 シュトラウス 牡2 56.0kg T.マーカンド 武井 亮 (有)キャロットファーム

タガノエルピーダは、阪神ジュベナイルフィリーズに登録したものの、抽選で外れ、出走できなかった馬である。

ステークスG1からの考察

ステークスは、本来、馬主同士が賞金を出し合って、その賞金を取り合うレースのことらしい。

 

そんなステークスという名称が入っている中央競馬のG1レースは、フェブラリーステークス、スプリンターズステークス、朝日杯フューチュリティステークス、そして、ホープステークスの4レースである。

 

今年の朝日杯フューチュリティステークスとホープフルステークスは、まだ行われていないので、フェブラリーステークスとスプリンターズステークスの結果を見てみることにする。

 

2023年フェブラリーステークス(16頭立て)

1着 レモンポップ マル外 牡5 58㎏ 4枠7番(逆10番)坂井瑠星騎手 1人気

2着 レッドルゼル 牡7 58㎏ 8枠15番(逆2番)川田将雅騎手 3人気

3着 メイショウハリオ 牡6 58㎏ 3枠6番(逆11番) 浜中俊騎手 4人気

 

2023年スプリンターズステークス(16頭立て)

1着 ママコチャ 牝4 56㎏ 3枠6番(逆11番)川田将雅騎手 3人気

2着 マッドクール マル外 牡4 58㎏ 5枠10番(逆7番)坂井瑠星騎手 6人気

3着 ナムラクレア 牝4 56㎏ 1枠1番(逆16番)浜中俊騎手 1人気

 

この2レースは、坂井瑠星騎手、川田将雅騎手、浜中俊騎手の騎乗馬が馬券内を独占しているという共通項がある。

 

そして、朝日杯フューチュリティステークス2023に、坂井瑠星騎手、川田将雅騎手、浜中俊騎手が騎乗してくるというのも興味深い。

結論

今年の阪神ジュベナイルフィリーズは、新潟2歳ステークスを勝ったアスコリピチェーノが1着、2着は1勝クラスの赤松賞(東京1600m)で2勝目を挙げていたステレンボッシュ。

 

そして、3着には京王杯2歳ステークスをレコード勝ちしたコラソンビートが入っている。

 

阪神ジュベナイルフィリーズは、来年、阪神開催から京都開催に変更されるのだが、前年の阪神ジュベナイルフィリーズ1着馬のリバティアイランドと同じサンデーレーシングが馬主のアスコリピチェーノが1着になっているのは、阪神開催最後の阪神ジュベナイルフィリーズだったからだろう。

 

来年、阪神開催から京都開催に変更されるのは、朝日杯フューチュリティステークスも同じである。

 

ということは、前年の朝日杯フューチュリティステークス1着馬のドルチェモアが大事になってくる。

 

ドルチェモアは、坂井瑠星騎手騎乗、須貝尚介厩舎管理、スリーエイチレーシングが馬主の馬で、1枠2番に配置されていた1人気の馬で、前走はサウジアラビアロイヤルカップ1着だった。

 

朝日杯フューチュリティステークス2023の出走馬に、須貝尚介厩舎管理、スリーエイチレーシングが馬主の馬、前走サウジアラビアロイヤルカップ1着馬はいない。

 

残ったのは、坂井瑠星騎手騎乗の馬、1枠2番に配置された馬、1人気の馬といったところ。

 

ここは、坂井瑠星騎手騎乗のオーサムストロークを軸にしてみる。

 

相手は、シュトラウス、ジャンタルマンタル、タイキヴァンクール、ミルテンベルク、アスクワンタイムあたりで。