アルテミスステークス2023の考察

アルテミスステークス2023の出馬表

アルテミスステークス2023の登録馬は11頭。

 

登録馬11頭のうち、トーアアイギスが回避して、10頭立てとなっている。

馬番 馬 名 性齢 斤量 騎手 調教師 馬主
1枠 1番 ライトバック 牝2 55.0kg 浜中 俊 茶木 太樹 増田 和啓
2枠 2番 ショウナンマヌエラ 牝2 55.0kg 石橋 脩 高野 友和 国本 哲秀
3枠 3番 ニシノコマチムスメ 牝2 55.0kg 幸 英明 橋口 慎介 西山 茂行
4枠 4番 チェルヴィニア 牝2 55.0kg C.ルメール 木村 哲也 (有)サンデーレーシング
5枠 5番 シュシュトディエス 牝2 55.0kg 三浦 皇成 清水 久詞 谷脇 智恵子
6枠 6番 ミエノブラボー 牝2 55.0kg 丸田 恭介 宗像 義忠 里見 美惠子
7枠 7番 エリカリーシャン 牝2 55.0kg 戸崎 圭太 国枝 栄 三木 正浩
7枠 8番 サフィラ 牝2 55.0kg 松山 弘平 池添 学 (有)シルクレーシング
8枠 9番 スティールブルー 牝2 55.0kg 荻野 極 宗像 義忠 (有)シルクレーシング
8枠 10番 ラヴスコール 牝2 55.0kg 横山 武史 加藤 征弘 亀井 哲也

唯一回避したトーアアイギスは、2023年10月に行われた東京ダート1400mの新馬戦を勝っていた馬。

新潟2歳ステークス2着馬出走からの考察

2012年に阪神ジュベナイルフィリーズのステップレースとして創設されたアルテミスステークス。

 

今年は、新潟2歳ステークス2着馬のショウナンマヌエラが出走してきた。

 

新潟2歳ステークス2着馬が、アルテミスステークスに出走してきたケースは2015年しかない。

 

では、新潟2歳ステークス2着馬が出走した2015年アルテミスステークスの結果を見てみる。

 

2015年アルテミスステークス(4回東京8日・15頭立て)

1着 デンコウアンジュ 牝2 54㎏ 8枠14番(逆2番)田辺裕信騎手 12人気

前走 未勝利戦(京都1800m)5人気1着

前々走 新馬戦(阪神1800m)8人気5着(1着対角)

2着兼1着同枠 メジャーエンブレム 牝2 54㎏ ルメール騎手 1人気

前走 500万下条件戦・アスター賞(中山1600m)1人気1着

前々走 新馬戦(東京1800m)1人気1着

3着  クロコスミア 牝2 54㎏ 6枠10番(逆6番)勝浦正樹騎手 6人気

前走 札幌2歳ステークス(札幌1800m・特指・馬齢)8人気3着

前々走 コスモス賞(札幌1800m・特指・別定)3人気4着

 

2015年アルテミスステークスで勝利したのは、2015年10月に行われた京都1800mの未勝利戦(混合)で勝利したデンコウアンジュ。

 

デンコウアンジュの同枠馬で2着に入ったメジャーエンブレムは、2015年6月に行われた東京1800mの新馬戦で1着、続く2015年9月に行われた中山1600mの500万下条件戦のアスター賞(混合)でも1人気に支持され1着になっていたノーザンファーム生産馬。(サンデーレーシングが馬主)

 

3着になったクロコスミアは、3戦目となる函館1800mの未勝利戦で初勝利を挙げた後、コスモス賞4着、札幌2歳ステークス3着になっていた馬。

 

新潟2歳ステークス2着馬のウインファビラスは5着に敗退し、連対馬の筋配置にもなっていなかった。

 

ウインファビラスは、デビュー戦となる東京1600mの新馬戦で3人気3着になっていた馬なので、東京1600mで行われるアルテミスステークスでは、厳しかったのかも知れない。

結論

2015年アルテミスステークスで勝利したデンコウアンジュは、秋季に行われた1800mの混合戦で勝利してきた馬。

 

2着に入ったメジャーエンブレムは、夏季の東京1800mの新馬戦と秋季の中山1600mを1人気で勝ってきた馬。

 

そして、3着に入ったクロコスミアは、夏季の函館1800mの未勝利戦が最終賞金加算だった馬だった。

 

この3頭は、いずれも1800mの勝利歴を持つ馬である。

 

アルテミスステークス2023の出走馬で、1800mの勝利歴を持つ馬は、ライトバック、チェルヴィニア、エリカリーシャン、サフィラの4頭。

 

ライトバックは、夏季の新潟1800mの新馬戦を1人気で勝利してきた馬。

 

チェルヴィニアは、夏季の新潟1800mの未勝利戦を1人気で勝利してきた馬で、サンデーレーシングが馬主、ルメール騎手騎乗の1人気が予想される馬。

 

エリカリーシャンは、夏季の新潟1800mの新馬戦を5人気で勝ってきたノーザンファーム生産馬。

 

サフィラは、秋季の阪神1800mの未勝利戦を1人気で勝ってきたノーザンファーム生産馬。

 

この4頭の中では、チェルヴィニアとサフィラが気になる。

 

そこで、チェルヴィニアを軸にし、相手はスティールブルー、ライトバック、シュシュトディエス、ミエノブラボー、サフィラあたりで。