ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、デイリー杯クイーンカップ2023について考えてみたいと思います。
昨年のデイリー杯クイーンカップとの違い
昨年のデイリー杯クイーンカップと比べて、違う部分を探すことは、予想する上で、重要なファクターです。
現時点で、ウマゾーが考える昨年のデイリー杯クイーンカップとの違いを挙げてみます。
1.昨年のデイリー杯クイーンカップは賞金増額戦として行われ、今年のデイリー杯クイーンカップは賞金維持戦として行われる
2.今年のデイリー杯クイーンカップは祝日開催
3.地方馬が登録
デイリー杯クイーンカップ2023(第58回デイリー杯クイーンカップ)の出走予定
デイリー杯クイーンカップ2023の登録馬は19頭。
現在のところ、アスパルディーコ、アップトゥミー、アンリーロード、イングランドアイズ、ウヴァロヴァイト、オンザブロッサム、グランベルナデット、コスモフーレイ、ゴールドレコーダー、ハーパー、ブラウンウェーブ、リックスターの12頭が抽選対象となっています。
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | アスパルディーコ | 牝3 | 54.0kg | 田辺 裕信 | 蛯名 正義 |
2 | アップトゥミー | 牝3 | 54.0kg | 菅原 明良 | 国枝 栄 |
3 | アンリーロード | 牝3 | 54.0kg | 茶木 太樹 | |
4 | イングランドアイズ | 牝3 | 54.0kg | 横山 和生 | 安田 翔伍 |
5 | ウヴァロヴァイト | 牝3 | 54.0kg | 横山 武史 | 萩原 清 |
6 | ウンブライル | 牝3 | 54.0kg | 木村 哲也 | |
7 | オンザブロッサム | 牝3 | 54.0kg | 津村 明秀 | 大和田 成 |
8 | グランベルナデット | 牝3 | 54.0kg | 松山 弘平 | 大竹 正博 |
9 | コスモフーレイ | 牝3 | 54.0kg | 五十嵐 忠男 | |
10 | ゴールドレコーダー | 牝3 | 54.0kg | 田中 勝春 | 南田 美知雄 |
11 | ドゥアイズ | 牝3 | 54.0kg | 吉田 隼人 | 庄野 靖志 |
12 | ニシノカシミヤ | 牝3 | 54.0kg | 永野 猛蔵 | 伊藤 圭三 |
13 | ハーパー | 牝3 | 54.0kg | 川田 将雅 | 友道 康夫 |
14 | ブラウンウェーブ | 牝3 | 54.0kg | 大野 拓弥 | 宗像 義忠 |
15 | ミカッテヨンデイイ | 牝3 | 54.0kg | 松岡 正海 | 堀内 岳志 |
16 | ミシシッピテソーロ | 牝3 | 54.0kg | 戸崎 圭太 | 畠山 吉宏 |
17 | モリアーナ | 牝3 | 54.0kg | 武藤 雅 | 武藤 善則 |
18 | リックスター | 牝3 | 54.0kg | 三浦 皇成 | 鹿戸 雄一 |
19 | メイドイットマム | 牝3 | 54.0kg | 川島 雅人 |
参考 netkeiba
祝日開催のデイリー杯クイーンカップからのサイン
今年のデイリー杯クイーンカップは、祝日開催となります。
祝日に行われたデイリー杯クイーンカップは、2012年、2017年、2018年、2019年の4回。
ただし、2018年と2019年のデイリー杯クイーンカップは、祝日の月曜日に行われ、1場開催だったので、2023年とは異なります。
残ったのは、2012年と2017年の2回。
では、2012年と2017年のデイリー杯クイーンカップの結果を見てみます。
2012年デイリー杯クイーンカップ(1回東京5日・地方馬1頭出走・16頭立て)
1着 ヴィルシーナ 牝3 54㎏ 5枠9番(逆8番)岩田康誠騎手 2人気
前走 2歳500万下条件戦・エリカ賞(阪神2000m)3人気1着
前々走 2歳500万下条件戦・黄菊賞(京都1800m)1人気3着
1着同枠 ミッドサマーフェア 牝3 54㎏ 柴田善臣騎手 5人気
前走 3歳未勝利戦(中山1600m)2人気1着
前々走 2歳未勝利戦(中山1600m)1人気5着
2着 イチオクノホシ 牝3 54㎏ 6枠12番(逆5番)蛯名正義騎手 1人気
前走 阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神1600m)5人気4着(2着対角)
前々走 2歳500万下条件戦・サフラン賞(東京1400m)4人気1着
2着同枠 ウインフロレゾン 牝3 54㎏ 柴田大知騎手 15人気
前走 2歳500万下条件戦・きんもくせい特別(新潟1600m)6人気7着
前々走 芙蓉ステークス(中山1600m・特指・別定)7人気6着
3着 エクセラントカーヴ 牝3 54㎏ 2枠3番(逆14番)石橋脩騎手 6人気
前走 2歳新馬戦(中山1600m)1人気1着
2012年デイリー杯クイーンカップを制したヴィルシーナは、札幌1800mの新馬戦を勝った後、1戦挟んで、阪神2000mの2歳500万下条件戦のエリカ賞を勝ってきたノーザンファーム生産の2勝馬。
ヴィルシーナの同枠のミッドサマーフェアは、3歳になってから未勝利戦で初勝利を挙げた馬ですが、東京1800m戦で連続連対歴がありました。
2着になったイチオクノホシは、新潟1200mの新馬戦と東京1400mの条件戦を連勝した後、阪神ジュベナイルフィリーズに出走し、4着に敗れていた1人気の社台ファーム生産馬。
イチオクノホシの同枠のウインフロレゾンは、新潟1600mの未勝利戦を勝ってから、連対のなかったノーザンファーム生産馬。
3着になったエクセラントカーヴは、中山1600mの2歳新馬戦を勝った1戦1勝の社台ファーム生産馬で、同枠には地方馬のエミーズパラダイスがいました。
2017年デイリー杯クイーンカップ(1回東京5日・地方馬1頭出走・16頭立て)
1着 アドマイヤミヤビ 牝3 54㎏ 8枠15番(逆2番)ルメール騎手 1人気
前走 2歳500万下条件戦・百日草特別(東京2000m)1人気1着
前々走 2歳未勝利戦(阪神1600m)1人気1着
1着同枠 パフォーム 牝3 54㎏ 柴田大知騎手 15人気
前走 フェアリーステークス(中山1600m・特指・別定)13人気7着
前々走 2歳500万下条件戦・赤松賞(東京1600m)9人気6着
2着 アエロリット 牝3 54㎏ 6枠11番(逆6番)横山典弘騎手 5人気
前走 フェアリーステークス(中山1600m・特指・別定)1人気2着
前々走 2歳500万下条件戦・サフラン賞(中山1600m)1人気2着
2着同枠 モリトシラユリ 牝3 54㎏ 吉田豊騎手 7人気
前走 フェアリーステークス(中山1600m・特指・別定)7人気3着
前々走 2歳未勝利戦(中山ダート1800m)1人気1着
3着 フローレスマジック 牝3 54㎏ 3枠6番(逆11番)戸崎圭太騎手 2人気
前走 アルテミスステークス(東京1600m・指定・馬齢)2人気2着
前々走 2歳未勝利戦(東京1600m)1人気1着
2017年デイリー杯クイーンカップで勝利したアドマイヤミヤビは、阪神1600mの2歳未勝利戦を勝った後、東京2000mの2歳500万下条件戦の百日草特別を勝ってきたノーザンファーム生産馬。
アドマイヤミヤビの同枠のパフォームは、中山1600mの未勝利戦を勝ってから負け続けていた馬。
2着に入ったアエロリットは、東京1400mの新馬戦を勝った後、中山1600mの500万下条件戦のサフラン賞とフェアリーステークスで連続2着になっていたノーザンファーム生産馬。
アエロリットの同枠のモリトシラユリは、中山ダート1800mの2歳未勝利戦を勝った後、フェアリーステークスに出走して3着だった馬。
3着になったフローレスマジックは、東京1600mの2歳未勝利戦で1着、アルテミスステークスで2着だったノーザンファーム生産馬。
祝日開催で地方馬が出走していた2012年と2017年のデイリー杯クイーンカップの結果から考えると、1勝クラスを勝ってきた馬、2000mで勝利歴がある馬、ノーザンファーム生産馬、阪神ジュベナイルフィリーズあるいはフェアリーステークスに出走し連対あるいは連対馬の筋にいた馬あたりが気になります。
最後に
デイリー杯クイーンカップのレーティングは、2020年が105.75、2021年が109.50、2022年が107.50で、3年間の平均は107.58となっています。
3年間の平均で考えると、フェアリーステークスよりも高い数値となっており、レベルの高い馬が上位に来る可能性が高いといえます。
また、出馬表が出たら、再検討したいと思います。