菊花賞2019のサインは4回京都7日開催?

ウマゾーです。

 

いつも、読んでいただいてありがとうございます。

 

今度の日曜日には菊花賞がありますよね。

 

その菊花賞に登録するためには、事前の特別登録料が必要なんですが、第1回特別登録料として10,000円、第2回特別登録料として30,000円、第3回特別登録料として360,000円を支払って、初めて登録馬となれます。

 

この特別登録以外の方法として、追加登録という方法があり、この追加登録には2,000,000円という高い登録料が設定されています。

 

そして、菊花賞2019には、追加登録を払って、菊花賞2019の登録馬になった馬がいるようです。

 

今回は、追加登録した馬が存在する菊花賞2019について考えてみます。

菊花賞2019の出走予定

菊花賞2019の出走予定は22頭。

 

牝馬のメロディーレーンが追加登録してきました。

 

ただし、菊花賞2019の出走可能頭数は18頭なので、現時点でディバインフォース、バラックパリンカ、ヒッチコック、メロディーレーンの4頭は除外対象です。

 

ここで、疑問なのは、除外対象のメロディーレーンが追加登録してきたことです。

 

違和感がありますよね。

 馬 名 性齢 斤量 想定騎手 調教師
1 アドマイヤジャスタ 牡3 57.0kg 須貝 尚介
2 アドマイヤスコール 牡3 57.0kg 加藤 征弘
3 ヴァンケドミンゴ 牡3 57.0kg 藤岡 佑介 藤岡 健一
4 ヴェロックス 牡3 57.0kg 川田 将雅 中内田 充正
5 カウディーリョ 牡3 57.0kg M.デムーロ 堀 宣行
6 カリボール 牡3 57.0kg 須貝 尚介
7 ザダル 牡3 57.0kg 石橋 脩 大竹 正博
8 サトノルークス 牡3 57.0kg 福永 祐一 池江 泰寿
9 シフルマン 牡3 57.0kg 松山 弘平 中尾 秀正
10 タガノディアマンテ 牡3 57.0kg 田辺 裕信 鮫島 一歩
11 ディバインフォース 牡3 57.0kg 寺島 良
12 ナイママ 牡3 57.0kg 柴田 大知 武藤 善則
13 ニシノデイジー 牡3 57.0kg C.ルメール 高木 登
14 バラックパリンカ 牡3 57.0kg 和田 竜二 平田 修
15 ヒシゲッコウ 牡3 57.0kg C.スミヨン 堀 宣行
16 ヒッチコック 牡3 57.0kg 中竹 和也
17 ホウオウサーベル 牡3 57.0kg 蛯名 正義 奥村 武
18 メイショウテンゲン 牡3 57.0kg 池添 謙一 池添 兼雄
19 メロディーレーン 牝3 55.0kg 森田 直行
20 ユニコーンライオン 牡3 57.0kg 岩田 康誠 矢作 芳人
21 レッドジェニアル 牡3 57.0kg 酒井 学 高橋 義忠
22 ワールドプレミア 牡3 57.0kg 武 豊 友道 康夫

参考 netkeiba

4回京都7日開催の菊花賞からのサイン

菊花賞2019は、昨年に引き続き、4回京都7日開催となります。

 

というか、菊花賞は2012年から4回京都7日開催が続いています。

 

でも、2011年までは4回京都6日で行われていたんですよね。

 

そこで、2007年(最初の4回京都7日開催)と2012年~2018年までの菊花賞の連対馬の戦歴を振り返ってみます。

 

2007年菊花賞

1着 アサクサキングス

2着 アルナスライン

 

2007年菊花賞の1着馬のアサクサキングスは、きさらぎ賞1着から皐月賞に出走し7着し、NHKマイルカップ11着を挟んで、日本ダービーに出走し2着となり、宝塚記念で古馬戦を経験(15着)した後、休養に入り、神戸新聞杯2着から菊花賞に出走した馬。

 

2007年菊花賞2着馬のアルナスラインは、すみれステークスを勝った後、休養に入り、秋初戦で古馬戦の京都大賞典で3着に入り、菊花賞に出走していた馬。

 

2012年菊花賞

1着  ゴールドシップ

2着 スカイディグニティ

 

2012年菊花賞の1着馬のゴールドシップは、共同通信杯に勝った後、皐月賞に出走し1着、その後、日本ダービーに出走し5着に終わった後、神戸新聞杯で1着となり、菊花賞に出走していた馬。

 

2012年菊花賞2着馬のスカイディグニティは、1000万下条件戦の阿賀野川特別で2人気6着に終わった後、セントライト記念で2着に入り、優先出走権を得て、菊花賞に出走していた馬。

 

2013年菊花賞

1着 エピファネイア

2着 サトノノブレス

 

2013年菊花賞の1着馬のエピファネイアは、報知杯弥生賞を1人気で4着に敗れた後、皐月賞に出走し2着、その後、日本ダービーで2着となり、秋初戦の神戸新聞杯で1着し、菊花賞に出走していた馬。

 

2013年菊花賞2着馬のサトノノブレスは、若葉ステークス3着、 テレビ東京杯青葉賞4着を経て、1000万下条件戦の信濃川特別に出走し2着になった後、神戸新聞杯で3着に入り、優先出走権を得て、菊花賞に出走していた馬。

 

2014年菊花賞

1着 トーホウジャッカル

2着 サウンズオブアース

 

2014年菊花賞の1着馬のトーホウジャッカルは、5月にデビューし、1000万下条件戦の玄海特別を2着に敗れた後、神戸新聞杯に出走し3着となり、優先出走権を得ますが、特別登録していなかったため、追加登録料を払って菊花賞に出走していた馬。

 

2014年菊花賞2着馬のサウンズオブアースは、京都新聞杯で2着に入った後、日本ダービーに出走し11着、その後、神戸新聞杯で2着に入り、優先出走権を得て、菊花賞に出走していた馬。

 

2015年菊花賞

1着 キタサンブラック

2着  リアルスティール

 

2015年菊花賞の1着馬のキタサンブラックは、フジテレビ賞スプリングステークスを1着した後、皐月賞に出走して3着となり、日本ダービーで14着に惨敗した後、 朝日杯セントライト記念(中山で行われる初の朝日杯セントライト記念)で1着となりますが、特別登録していなかったため、追加登録料を払って菊花賞に出走していた馬。

 

2015年菊花賞2着のリアルスティールは、フジテレビ賞スプリングステークスを2着した後、皐月賞で2着、日本ダービーで4着となり、秋初戦の神戸新聞杯で2着となり、菊花賞に出走していた馬。

 

2016年菊花賞

1着 サトノダイヤモンド

2着 レインボーライン

 

2016年菊花賞の1着馬のサトノダイヤモンドは、きさらぎ賞1着から皐月賞に出走して1人気3着となり、日本ダービーで2着し、秋初戦の神戸新聞杯で1着となり、菊花賞に出走していた馬。

 

2016年菊花賞2着のレインボーラインは、NHKマイルカップ3着から日本ダービーに出走して8着した後、古馬戦の札幌記念に出走し3着となり、菊花賞に出走していた馬。

 

2017年菊花賞

1着 キセキ

2着 クリンチャー

 

2017年菊花賞の1着馬のキセキは、1000万下条件戦の信濃川特別で1着となり、神戸新聞杯で2着に入り、優先出走権を得て、菊花賞に出走していた馬。

 

2017年菊花賞2着馬のクリンチャーは、すみれステークス1着の後、皐月賞に出走し4着、日本ダービーで13着、その後、朝日杯セントライト記念で9着に敗れたものの、菊花賞に出走していた馬。

 

2018年菊花賞

1着 フィエールマン

2着 エタリオウ

 

2018年菊花賞1着馬のフィエールマンは、ラジオNIKKEI賞で2着に入った後、菊花賞に直接出走した馬。

 

2018年菊花賞2着馬のエタリオウは、テレビ東京杯青葉賞で2着に入り、日本ダービーに出走し4着し、神戸新聞杯で2着に入り、優先出走権を得て、菊花賞に出走していた馬。

 

つまり、4回京都7日開催の菊花賞で連対する馬の1頭は、イレギュラーなことをしてきた馬ということです。

 

また、条件馬は神戸新聞杯あるいは朝日杯セントライト記念で優先出走権を得てきた馬が有力となります。

 

ただし、4回京都7日開催ではありませんが、2002年菊花賞1着馬のヒシミラクルは条件馬にもかかわらず、神戸新聞杯で6着に敗れています。

 

でも、ヒシミラクルって、追加登録料を払って菊花賞に出走していた馬なんですよね。

 

菊花賞2019の登録馬で、皐月賞と日本ダービーで連対していた馬はヴェロックスだけです。

 

ヴェロックスは、しっかりと手順を踏んできた馬なのでイレギュラーなタイプではありません。

 

違和感を感じるのは、古馬戦の京都大賞典に出走していたアドマイヤジャスタ、プリンシパルステークスで1着となりながら日本ダービーに出走せず、 朝日杯セントライト記念で優先出走権を取ってきたザダルあたりでしょうか。

最後に

菊花賞2019は、皐月賞馬もいなければ、ダービー馬もいない出走構成となります。

 

4回京都7日開催で、3歳G1馬がいない菊花賞は2013年と2015年です。

 

2013年は、皐月賞と日本ダービーで2着となっていたエピファネイアが勝利し、2015年は皐月賞2着、日本ダービー4着のリアルスティールが2着になっています。

 

ヴェロックスは皐月賞2着、日本ダービー3着馬なので、エピファネイアやリアルスティールに近い馬なんですが、どうなんでしょうね。