
土曜開催から日曜開催に移行したチューリップ賞、日曜開催から土曜開催に変わった報知杯フィリーズレビュー、2回中山8日から2回中山6日開催に変更となるフジテレビ賞スプリングステークスと、今年の3歳G1のステップレースは変更ばかり。
そんな変更だらけの3歳G1ステップレースの中で、報知杯弥生賞ディープインパクト記念は日程移動が行われていない。
馬連万馬券がさく裂したチューリップ賞や報知杯フィリーズレビューのように、今年の報知杯弥生賞ディープインパクト記念も荒れた結果になるのだろうか?
報知杯弥生賞ディープインパクト記念2025の出馬表
報知杯弥生賞ディープインパクト記念2025の登録馬は14頭。
登録馬全頭が出走してきた。
枠 | 馬番 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 馬主 |
1枠 | 1番 | レディネス | 牡3 | 57.0kg | 横山 典弘 | 昆 貢 | 安原 浩司 |
2枠 | 2番 | ナグルファル | 牡3 | 57.0kg | 川田 将雅 | 杉山 晴紀 | (有)社台レースホース |
3枠 | 3番 | ヴィンセンシオ | 牡3 | 57.0kg | C.ルメール | 森 一誠 | (有)キャロットファーム |
3枠 | 4番 | ベストシーン | 牡3 | 57.0kg | 田辺 裕信 | 手塚 貴久 | 星野 壽市 |
4枠 | 5番 | ブラックジェダイト | 牡3 | 57.0kg | 佐々木 大輔 | 大竹 正博 | (株)YGGホースクラブ |
4枠 | 6番 | ジュタ | 牡3 | 57.0kg | 丹内 祐次 | 矢作 芳人 | (株)ラ・メール |
5枠 | 7番 | アロヒアリイ | 牡3 | 57.0kg | 横山 和生 | 田中 博康 | 鈴木 剛史 |
5枠 | 8番 | ファウストラーゼン | 牡3 | 57.0kg | 杉原 誠人 | 西村 真幸 | 宮崎 俊也 |
6枠 | 9番 | アスクシュタイン | 牡3 | 57.0kg | 横山 武史 | 藤原 英昭 | 廣崎利洋HD(株) |
6枠 | 10番 | ロードガレリア | 牡3 | 57.0kg | 戸崎 圭太 | 藤岡 健一 | (株)ロードホースクラブ |
7枠 | 11番 | ミュージアムマイル | 牡3 | 57.0kg | 幸 英明 | 高柳 大輔 | (有)サンデーレーシング |
7枠 | 12番 | クラウディアイ | 牡3 | 57.0kg | 鮫島 克駿 | 橋口 慎介 | ケイズジャパン |
8枠 | 13番 | ガンバルマン | 牡3 | 57.0kg | 原 優介 | 萱野 浩二 | 大田 恭充 |
8枠 | 14番 | マイネルゼウス | 牡3 | 57.0kg | 津村 明秀 | 奥村 武 | (株)サラブレッドクラブ・ラフィアン |
ナグルファルやミュージアムマイルが、人気を集めそうだ。
チューリップ賞と報知杯フィリーズレビューからの考察
牡馬路線と牝馬路線の違いはあるが、まずは、桜花賞のステップレースのチューリップ賞と報知杯フィリーズレビューから考えてみたい。
2025年チューリップ賞(1回阪神2日・阪神1600m・14頭立て)
1着 クリノメイ 牝3 55㎏ 2枠2番(逆13番)酒井学騎手 9人気
2着 ウォーターガーベラ 牝3 55㎏ 7枠11番(逆4番)武豊騎手 7人気
3着 ビップデイジー 牝3 55㎏ 6枠9番(逆6番)幸英明騎手 1人気
2025年チューリップ賞を勝ったクリノメイは、出走馬の中で一番早くデビューし、デビューした札幌1500mの新馬戦で勝利を収め、続く1勝クラスのサフラン賞(中山1600m)でも1着となったが、阪神ジュベナイルフィリーズ(京都1600m)では14着(1着同枠)に惨敗していた非社台系の馬である。
2着に入ったウォーターガーベラは、出走馬中、最も多く出走していた非社台系の馬で、同枠には出走馬の中で、一番最後に初勝利を挙げたルージュソリテールがいた。
3着になったビップデイジーは、代替開催の阪神ジュベナイルフィリーズで2着になっていた1人気のノーザンファーム生産馬。
2025年報知杯フィリーズレビュー(1回阪神3日・阪神1400m・18頭立て)
1着 ショウナンザナドゥ 牝3 55㎏ 7枠13番(逆6番)池添謙一騎手 3人気
2着 チェルビアット 牝3 55㎏ 7枠14番(逆5番)北村友一騎手 14人気
3着 ボンヌソワレ 牝3 55㎏ 3枠5番(逆14番)川田将雅騎手 7人気
2025年報知杯フィリーズレビューを勝利したショウナンザナドゥは、出走馬の中で一番早くデビューしていた馬で、代替開催の阪神ジュベナイルフィリーズで2人気4着になっていたノーザンファーム生産馬。
2着になったチェルビアットは、出走馬の中で、一番最後に初勝利を挙げた社台コーポレーション白老ファーム生産馬。
3着になったボンヌソワレは、チェルビアットの対角配置になっていた馬であり、1人気に支持されていたルージュラナキラの同枠馬でもある社台ファーム生産馬。
結論
土曜日に行われた中山メインのローレル競馬場賞中山牝馬ステークスは、3人気のシランケドが勝利し、2着には8人気のホーエリートが入っている。
シランケドの同枠には、シルクレーシングが馬主の5人気シンティレーションがおり、ホーエリートの同枠には、最下位人気のペイシャフラワーがいた。
ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスの裏番組である報知杯フィリーズレビューは、3人気のショウナンザナドゥが1着、2着はショウナンザナドゥの同枠馬で14人気のチェルビアット、ショウナンザナドゥとチェルビアットの同枠には最下位人気のチギリという結果。
ココから導き出せるのは、最下位人気の同枠馬と3人気の馬である。
現在の3人気はナグルファルで、最下位人気はベストシーンとなっている。
ナグルファルを軸にしてみる。
相手は、ヴィンセンシオ、レディネス、アロヒアリイ、マイネルゼウスあたりにしてみる。