ウマゾーです。
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
今回は、天皇賞(秋)2020について考えてみたいと思います。
天皇賞(秋)は、毎日王冠、オールカマー、京都大賞典という3つのステップレースが用意されているレースで、その3レースの1着馬には天皇賞(秋)の優先出走権が与えられます。
ところが、今年の天皇賞(秋)は、その主要なステップレースの1着馬が不在なんですよね。
これって、どういうことなんでしょうね。
天皇賞(秋)2020の出走予定
天皇賞(秋)2020には12頭が登録しました。
アーモンドアイが連覇を狙って、登録してきました。
果たして、国内G1の7冠目をゲットできるのでしょうか?
馬 名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教師 | |
1 | アーモンドアイ | 牝5 | 56.0kg | C.ルメール | 国枝 栄 |
2 | ウインブライト | 牡6 | 58.0kg | 松岡 正海 | 畠山 吉宏 |
3 | カデナ | 牡6 | 58.0kg | 中竹 和也 | |
4 | キセキ | 牡6 | 58.0kg | 武 豊 | 角居 勝彦 |
5 | クロノジェネシス | 牝4 | 56.0kg | 北村 友一 | 斉藤 崇史 |
6 | ジナンボー | 牡5 | 58.0kg | M.デムーロ | 堀 宣行 |
7 | スカーレットカラー | 牝5 | 56.0kg | 岩田 康誠 | 高橋 亮 |
8 | ダイワキャグニー | せん6 | 58.0kg | 内田 博幸 | 菊沢 隆徳 |
9 | ダノンキングリー | 牡4 | 58.0kg | 戸崎 圭太 | 萩原 清 |
10 | ダノンプレミアム | 牡5 | 58.0kg | 川田 将雅 | 中内田 充正 |
11 | フィエールマン | 牡5 | 58.0kg | 福永 祐一 | 手塚 貴久 |
12 | ブラストワンピース | 牡5 | 58.0kg | 池添 謙一 | 大竹 正博 |
参考 netkeiba
2005年と2009年の天皇賞(秋)からのサイン
天皇賞(秋)は、2018年はレイデオロ、2019年はアーモンドアイが勝っているレースですが、いずれも騎乗騎手はルメール騎手なので、ルメール騎手が連覇を達成しているレースといえます。
過去の天皇賞(秋)で、騎手として連覇を達成としてしていたのは、2003年と2004年のペリエ騎手、2007年と2008年の武豊騎手です。
では、その翌年の2005年と2009年の天皇賞(秋)の結果を見てみます。
2005年天皇賞(秋)(18頭立て)
1着 ヘヴンリーロマンス 牝5 56㎏ 1枠1番(逆18番)松永幹夫騎手 14人気
前走 札幌記念(札幌2000m・特指・別定)9人気1着
前々走 北海道新聞杯クイーンステークス(札幌1800m・特指・別定)10人気2着
2着 ゼンノロブロイ 牡5 58㎏ 7枠13番(逆6番)横山典弘騎手 1人気
前走 インターナショナルステークス(イギリス2080m)2着
前々走 宝塚記念(阪神2200m)2人気3着
2004年天皇賞(秋)1着馬
3着 ダンスインザムード 牝4 56㎏ 6枠12番(逆7番)北村宏司騎手 13人気
前走 府中牝馬ステークス(東京1800m・指定・別定)2人気8着
前々走 札幌記念(札幌2000m・特指・別定)3人気12着
2004年天皇賞(秋)2着馬
7着 ハットトリック 牡4 58㎏ 2枠4番(逆15番)ペリエ騎手 11人気
「エンペラーズカップ100年記念」という副称が付いて行われた2005年天皇賞(秋)は、前走で札幌記念を勝っていた牝馬のヘヴンリーロマンスが1着。
ヘヴンリーロマンスは、2005年天皇賞(秋)でG1を初制覇した馬。
2着は、前年の天皇賞(秋)1着馬のゼンノロブロイ。
2009年天皇賞(秋)(18頭立て)
1着 カンパニー 牡8 58㎏ 2枠3番(逆16番)横山典弘騎手 5人気
前走 毎日王冠(東京1800m・指定・別定)4人気1着
前々走 宝塚記念(阪神2200m)7人気4着
2008年天皇賞(秋)4着馬
2着 スクリーンヒーロー 牡5 58㎏ 1枠2番(逆17番)北村宏司騎手 7人気
前走 宝塚記念(阪神2200m)6人気5着
前々走 天皇賞(春)2人気14着
2008年ジャパンカップ1着馬
3着 ウオッカ 牝5 56㎏ 4枠7番(逆12番) 武豊騎手 1人気
前走 毎日王冠(東京1800m・指定・別定)1人気2着
前々走 安田記念(東京1600m)1人気1着
2008年天皇賞(秋)1着馬
2009年天皇賞(秋)は、前走で毎日王冠を勝っていた8歳馬のカンパニーが1着。
カンパニーもヘヴンリーロマンスと同じく、2009年天皇賞(秋)で、G1初タイトルを獲得した馬。
2着は、2008年ジャパンカップ1着馬のスクリーンヒーローで、前年の天皇賞(秋)1着馬のウオッカは連対禁止の3着に終わっています。
この2年の結果を見ると、アーモンドアイの連覇は厳しい感じですね。
最後に
天皇賞(秋)2020は、4回東京8日に行われます。
4回東京8日に行われるのは、2010年以来のようですね。
4回東京9日開催から4回東京8日開催に変更された2008年天皇賞(秋)はウオッカが勝っていましたが、ウオッカはドバイデューティーフリー4着、ヴィクトリアマイル2着、安田記念1着、 毎日王冠2着から2008年天皇賞を制しています。
1年以内に海外競馬を経験していた馬と考えると、ウインブライトあたりが気になります。
また、出馬表が出たら考えてみたいと思います。